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宿河原にこだわりのビアバーOPEN。『Beer Switch』の開業までの道のりを取材!

2017-06-26 12:14:33.0

「家賃を抑えたい」との思いから、出店する場所を選ぶまでに紆余曲折

本格的に独立開業の準備を始めたのは2016年7月。東京都内などを中心に物件探しも本格化したものの、なかなか条件に見合う店舗が見つからなかった。自分で決めた家賃の上限、立地、路面店などの諸条件は少し厳しすぎるかもしれないと思うようになり、しかし固定費を増やすわけにはいかないため、立地条件のほうを見直したという。そこで浮上したのが「宿河原」の物件。駅周辺に土地勘はなかったが、志田さんは2年前から川崎市の「向ケ丘遊園」に在住で、そこから2km圏内のこの場所が候補に挙がった。

相談していたデザイン会社も最初は首をかしげたが……

物件探しに先立ち、志田さんは「店舗デザイン.COM」のマッチングサービスで出会った株式会社クスクスの鈴木さんに、出店全般に関して相談に乗ってもらっていた。他の物件も見ていた鈴木さんは、郊外エリアでの出店に当初疑問を呈していたという。しかし志田さんは、「周辺に多くの人が在住」「通り沿いの路面店である」「電車に乗っている人からも視認性が高い」などのメリットもあるこの店舗物件で出店することを決めた。

「物件探しに半年以上かかっていて、このまま決められずにいたら起業できなくなってしまう。このあたりで腹を括ろうという気持ちもありました」と志田さん。

志田さんの決断を鈴木さんも応援してくれて、すぐに内装工事の準備がスタートした。すでに打ち合わせを重ねていたこともあり、物件が決まってから開店まではスピーディーに進行した。

スケジュール&業社選定

【2015年3月】飲食店での独立を視野に、勤めていた大手百貨店を退職
【2016年7月】飲食店開業のため具体的に「物件探し」「内装施工会社探し」を開始
【2016年7月下旬】株式会社クスクスと具体的な店舗の相談をスタート
【2016年秋~】東京都内などで店舗物件を探すが、条件に合う物件が見つからなかった
【2017年3月】川崎市の宿河原で現在の店舗物件を契約
【2017年4月下旬~5月下旬】内装工事
【2017年6月1日】開店

物件探し/自ら情報収集
デザイン会社選定/店舗デザイン.COMのマッチングサービスを利用
資金調達/自己資金のほか、日本政策金融公庫より一部借入

なんと、開店から10日余りで目標月商を達成

『Beer Switch』では、国内ブランド「アサヒ」「キリン」「サッポロ」「サントリー」の4社すべての樽生ビールが飲める。4社からビールを仕入れるというコンセプトはビール会社側からすると異例で、かなり抵抗もあったがそこは譲れない部分。粘り強い交渉の末、4社の生ビールを揃えたそうだ。

こうしてオープンした『Beer Switch』。取材した6月13日はオープンして12日後だったのだが、「昨日までに当初の目標月商を達成できました」と志田さん。志田さんの資金計画が慎重だったことも理由なのかもしれないが、予想を上回る好調さであることは間違いない。同店は午後14時オープンなのだが、「こんな店が近くに欲しかった」と喜ぶ地元の人が午後早い時間や土日に多数来店。一方、平日夕方は沿線に住むオフィスワーカーが、仕事帰りの9時、10時に自分の最寄り駅で降りずに足をのばして立ち寄ってくれているようだ。

「独立開業すると決めてから飲食業について情報収集や勉強もしてきました。そのなかで、『繁華街では飲食店が過当競争しているが、住宅街ではお酒を飲める場所が足りていない』という仮説を立てていました。また、南部線沿線には武蔵中原駅の富士通を初め、大企業の拠点が多いのですが、『富士通の人は武蔵中原で同僚に会うのを避けて他の駅で飲む』という話もきいたことがあり、いけるかもしれないという勝算はありました。でも、最初だけかもしれないので、今後も慎重に営業していくつもりです」

マッチングサービスで出会った内装会社に幅広く相談に乗ってもらえた

「店舗デザイン.COM」のマッチングサービスで探した株式会社クスクスには、店舗物件が具体化する前から出店のブランディング、独立準備などで幅広く相談に乗ってもらっていた。志田さんは大手百貨店に8年勤務後、独立開業のために退社。飲食店経営や店舗デザインについては全くの未経験からのスタートだったが、業界をよく知るクスクスさんに相談して自分のコンセプトをブラッシュアップできたと語る。

店舗デザインはシンプルだがこだわった部分もある。壁は左官職人による塗り壁で、樽生ビールのイメージを表現する二条大麦を埋め込んだ。そして、最も重要な「店の顔」ともいうべき設備が、10の注ぎ口を持つ「ドラフトタワー」だ。アメリカ製で予算のかなりの割合を占めたという。

こだわればどんどん膨らむ内装工事費。お金をかけるところはかける一方で、削れる部分も探す必要があった。照明を減らしたり、外看板を簡易なものにしたりと細かい部分を見直し、当初見積りが1000万円ほどだったのを、600万円程度まで抑えたとのこと。

開業を考えている方へのメッセージ

「独立開業するときは未知のチャレンジをするわけですから、当然本やネットで知識を得たり、いろいろな人の意見を参考にしたりします。そうしていくうちに、だんだん自分の中の最初に描いていたイメージが書き替えられてしまいます。でも、いざ出店するにあたっては、当初のイメージを大切にして、ぶれずにやるのがいいと思います」

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