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駅から遠くに人気店があるのはなぜ?再開発や新駅開業予定で注目の綱島エリアの街事情と飲食店出店のポイント

2020年8月26日

画像素材:PIXTA
綱島は、東急東横線の急行が停車する駅。最速で渋谷へ18分、横浜まで9分という好アクセスで、住みたい街として人気です。2022年には相鉄と東急が直通となる「新横浜線」の開通にともない、新綱島駅(仮称)の開業も予定され、ますます注目が集まっています。今回はそんな綱島エリアの飲食店事情と新規出店について考えます。

川と緑地に囲まれた環境で、住みやすさ抜群のエリア

綱島駅のすぐ南側に鶴見川が流れ、周辺は地域の人たちの憩いの場所。鶴見川の支流の早渕川も近くを流れています。駅の北には自然のままの起伏に富んだ「綱島公園」があり、子ども連れはもちろん、大人の散策にも最適なスポット。都心に近い便利なエリアでありながら少しひなびた雰囲気が魅力です。

綱島駅の東には東横線と並行して「綱島街道」が走っています。この道路は東京と神奈川を結ぶ最も主要な街道で、東京エリアの「中原街道」から続いていて、綱島駅は車でのアクセスも便利です。「新綱島駅」はこの綱島街道を越えたところに建設中。綱島駅とは徒歩5分ほどの距離です。

一方の綱島駅は2020年3月にテナント8店舗が入るショッピングセンター「エトモ綱島」を併設してリニューアルオープン。駅構内にはコンビニ、カフェ、小売店などが入り、駅利用者にとっての利便性がアップしました。

少しずつ進化してはいるものの、綱島駅前の商店街はのんびりとしたローカル線沿線の雰囲気を保っています。駅近くにイトーヨーカドーがあり、周辺には店舗もたくさんありますが、飲食店はやや少なめ。”横浜家系“のラーメン店で人気の店がいくつかありますが、それ以外は大手チェーンの牛丼店、居酒屋などが多く、少し地味な印象です。
画像素材:PIXTA

大規模な再開発が進行中、ショッピングセンター「アピタテラス」などが人気

綱島駅と日吉駅の中ほどの綱島街道沿いに、現在も建設が進む大規模な再開発エリアがあります。これは「綱島SST(サスティナブル・スマートタウン)」と銘打った、パナソニックや野村不動産が手掛けるプロジェクト。専門店やフードコートなどが入るショッピングセンター「アピタテラス」は2018年にすでに開業し、綱島・日吉在住の人が利用しています。この綱島SSTプロジェクトでは今後タワーマンションなどが供給されるので、エリアの人口はさらに増える見込みです。

路線バスまたは車でアクセス可能な綱島駅の南東には、鶴見駅との間に位置する大規模ショッピングセンター「トレッサ横浜」(2007年~)があります。さらに、慶応大学などがありグリーンラインへ乗り換えられる隣の日吉駅には「日吉東急アベニュー」があり飲食店も多いので、こちらも利用されています。

綱島駅から離れた場所で、多くの人気飲食店が営業

このように綱島は駅前商店街のほか複数のショッピングセンターも利用可能で、便利で住みやすい場所だといえるでしょう。しかしチェーン店以外の飲食店は少なめで、ここまでの情報だとグルメな人は若干の物足りなさを感じるかもしれません。

しかし実は、綱島にも特色ある飲食店があるのです。調べてみると、人気の店の多くは駅から徒歩10分以上、住宅街のなかに店を構えていることがわかりました。

特にラーメン店は強豪がひしめき合っています。8席のみの「中華そば 笑歩(えふ)」は駅から徒歩10分。他に「らぁめん こう」「らーめん桃源」「極楽鳥」などの人気店も駅からかなり離れています。

さらに、蕎麦の「石挽きそば 蕎真(きょうしん)」や「横浜蕎麦屋 浜蕎(はまきょう)」、洋食の「レストランオークラ」も駅から徒歩10分以上の鶴見川以南。西エリアの中華「おきらく厨房 桃桃茶寮」、綱島街道沿いのとんかつ「椿庵」なども綱島駅からはかなり離れています。

なぜ駅近ではなく駅から少し離れたところに人気の飲食店が多いのでしょうか。

これらの店はまず地域在住の人たちをターゲットとして開業したと考えられます。その後評判になり、駅から距離のある場所でも集客できるようになったのでしょう。地域に根差した店づくりが定着しているようです。

もちろん駅近でがんばっている店もいくつかあります。スープカレー専門店の「らっきょ&Star」、カジュアルイタリアンの「いたり家」、ラーメンの「横浜家系ラーメン 綱島商店」「家系 麺場寺井」、古民家カフェ「ポイント・ウェザー」などが駅徒歩5分以内の人気店です。

綱島では出店エリアを決めて、ターゲットを絞ることがポイント

以上のような綱島の事情を踏まえると、出店の候補地としては以下の3通りが考えられます。
・綱島駅前
・駅から離れた住宅地
・街道沿いなど、車でアクセスしやすい場所

駅前では、新駅と現綱島駅を結ぶエリアに今後多くの人の流れができると期待されます。また、現状では駅前に飲食店が多くないので、出店して潜在需要を掘り起こすことも十分可能と考えられます。

一方、住宅地への出店は初期費用を抑えられるというメリットがあります。デリバリーやテイクアウトなども取り入れることで地域の人にフル活用してもらうことを目指しましょう。
また綱島は車利用、電車利用の人が混在するエリア。車でアクセスしやすい場所への出店では広範囲から集客できます。「綱島SST」など人が集まる施設周辺への出店も有望です。

また、綱島は隣の駅である「日吉」「大倉山」と同じエリアとしてひとくくりにされていることが多いですが、実際にこの3駅在住者間でお互いの行き来が多いことも踏まえておきましょう。

綱島駅の賃料相場を見ると平均値で18,000円台となっていて、あまり安くはないといえます。再開発エリアのテナント募集などが賃料を上昇させた可能性もありそうです。まずは、条件に合う個別の物件をじっくり探してみることをおすすめします。

たとえば以下のような業態が考えられます。

■お洒落でやや高級志向のレストラン
綱島にもイタリアンやフレンチのレストランはありますが、どちらかというとカジュアルな店が多いようです。洋食だけでなく寿司、懐石料理、焼肉など、ジャンルを問わず「ちょっといいお店」が有望です。

■特色ある一品料理がメインの店
人口の多いエリアではメニューを絞って「〇〇の店」とわかりやすくアピールすることで選ばれやすくなります。麺や丼物のほか、唐揚げやスイーツなどもいいかもしれません。

■地域の人が通いやすい居酒屋
駅近くでお酒を飲みたい人が気軽に入りやすく、リピートしたくなるような居酒屋がもっとあってもよさそうです。ビールや焼酎の旨い店、焼鳥と日本酒の店なども喜ばれそうです。

■敢えてラーメン店で勝負!
先ほど紹介した「中華そば 笑歩」は東京の有名店「中華そば 多賀野」出身の店主が2018年に開業し、瞬く間に人気店となりました。「横浜家系」以外のジャンルも含め、ラーメン好きが集まる綱島に敢えて出店するという方法もあります。

綱島駅周辺の飲食店事情はそれなりに充実していることを紹介しましたが、現在の地域人口と将来性を考えるとまだまだ飲食店の需要がありそうです。有望な出店候補地のひとつといえるでしょう。


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