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いま仕入れるならこのブランド野菜! 集客にも役立つ8つの厳選野菜
4月7日、宮崎県の高級完熟マンゴー「太陽のタマゴ」の初競りがおこなわれ、ひと箱20万円の値がついたニュースをご存知でしょうか。「太陽のタマゴ」といえば、今や全国に名の知れた特産品ブランド。15度以上の糖度を誇り、全国に多くのファンを持ちます。

北陸、北海道、東京。旬な地域のブランド野菜で話題性アップ!
新幹線の開通で注目が集まる北陸地方や北海道、東京オリンピックにむけて盛り上がりを見せる東京など、旬の地域の食材を取り入れれば、それだけで店の“売り”に繋がります。いくつか紹介していきましょう。
■金沢 赤皮甘栗かぼちゃ
金沢市農産物ブランド協会は、昭和20年以前から栽培され、現在も金沢で栽培されている野菜15品目を「加賀野菜」としてブランド化。赤皮甘栗かぼちゃは、そのひとつとして大変人気を博している野菜です。特徴は皮が薄く、むかずに調理できるところ。そのため、皮のきれいなオレンジ色を生かした調理が可能です。旬は、通常のかぼちゃよりすこし早く7~8月。
■北海道 真白
名前のとおり見た目が真っ白なたまねぎ。たまねぎの一大産地である北海道北見の中でも、土づくりや農薬低減に手間をかけ、「エコファーマー」の認可を取得した限られた生産者のみが栽培しています。甘みが強いので水にさらす必要がなく、生でおいしく食べられるのが特徴。ブランドたまねぎといえば「淡路島たまねぎ」のイメージが強いですが、ぜひこちらもチェックしたいですね。
■東京 東京うど
山うどと違い、光の入らない室(むろ)と呼ばれる地下で栽培するため、真っ白な見た目の東京うど。朝鮮人参やタラの芽と同じウコギ科で、じつは数少ない日本原産の野菜でもあります。ビタミンB1、B2、アスパラギン酸、アミノ酸も豊富で、しかも低カロリーなので女性に喜ばれること間違いなし。山うどよりもアクが少なく香りも良いので、焼く、煮る、揚げるなどどんな調理法とも相性抜群。
おいしいだけじゃない! 機能性野菜でプラスアルファのお得感を演出
野菜が本来持っている栄養素を高めたり、それまでにはなかった栄養素をプラスすることで、少量でも豊富な栄養を摂取できる機能性野菜。美味しいだけではなく、健康や美容にも役立つとあって女性を中心に大変な注目が集まっています。
■こいくれない
一般的な人参にはほとんど含まれていないリコピンを豊富に含む機能性人参。2014年に流通が始まったばかりの品種なので、今が狙い目のトレンド野菜といえます。
■アナスタシア
ロシアの植物資源研究所で生まれたピーマンの一種。ブラック・レッド・グリーンの3種があります。それぞれ個性が違いますが、3色とも苦味がなく甘みが多いのが特徴。ブラックはベータカロチン、ポリフェノールが豊富。レッドはカロチンが豊富。そしてグリーンは、ビタミンCがレモンの約3倍も含まれています。
見た目や食感にインパクトがあるトレンド野菜
■食用ホオズキ
観賞用のイメージが強いほおずきですが、ヨーロッパなどではオレンジチェリーと呼ばれ食用として栽培されてきました。近年日本でも食用ほおずきの栽培が本格化してきており、甘酸っぱい香りでデザートとしてもおすすめです。皮を向いて実を食べるエンタテインメント感も人気を呼びそう。
■紫人参
名前のとおり外側は紫色ですが、切ってみると断面は黄色と紫色の放射状模様に。茹でると鮮やかな紫色がゆで汁に溶け出してしまうため、生食がおすすめ。薄切りにして、サラダなどの彩りとして使ってみるのもよさそう。
■アイスプラント
まるで水滴のような透明のツブが表面を覆っている葉物野菜。透明なツブの正体は水泡状の細胞で、ミネラルや塩分をためているのだそう。味に癖はなく、ほのかな塩味が特徴。生食OKなのでサラダなどに。
ひとくちにブランド野菜といっても、地域性があるもの、栄養価の高いもの、ビジュアルに特徴があるものなどさまざまな種類があります。店舗のニーズに合うブランド野菜を選んで、ぜひこの春の新メニューに取り入れてみてはいかがでしょうか。
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