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カラフル夏野菜で前菜・副菜・付け合わせを開発!おすすめメニュー7選
トマト、ゴーヤ、キュウリ、カボチャをはじめ、色彩豊かな野菜がおいしくなる夏が近づいています。季節の変わり目でメニュー替えをする際、メインメニューはすぐに決まっても、サブメニューのアイデアに頭を悩ませる飲食店も多いのでは?そこで今回は、夏野菜の魅力を伝えつつ、前菜・副菜・付け合わせの開発に役立つメニュー案を紹介します。

画像素材:PIXTA
夏野菜の魅力と主な栄養素
太陽の光をたっぷり浴びた夏野菜は、トウモロコシ、アスパラガス、枝豆、オクラなど、どれも色鮮やかで料理に映えるのが魅力。トマト、ズッキーニ、キュウリ、ナスなど、旨味が濃く生で食べても味わい深い食材が多いのも特徴です。また夏野菜には、暑い時期を乗り切るための栄養が豊富に含まれています。
~夏野菜の主な栄養~
■ミネラルの一種であるカリウムカリウムは、体内の余分な水分や塩分を尿として排出するのをサポートします。尿と共に体内の熱も放出されるため、体を内側から冷やす効果も期待できます。
■ビタミンC、ビタミンE、β-カロテン
抗酸化作用があり、紫外線のダメージからお肌を守るのに役立ちます。
色鮮やかな夏野菜を活かしたメニュー7選
旬を迎える野菜は収穫量が多いため、手頃な価格で仕入れやすいというメリットがあります。コストパフォーマンスが良く、飲食店で提供しやすい実用的なメニューを7つ紹介します。
■とうもろこしの冷製茶碗蒸し
ミキサーでピューレ状にし、こしたなめらかなトウモロコシを、出汁、醤油、みりんで味付けした卵液に加えます。ポタージュのような要素も楽しめる茶碗蒸しです。トウモロコシの粒や輪切りにしたオクラ、アスパラガス、サヤインゲンなどをトッピングすれば、季節感あふれる一皿に。温めてもおいしいですが、夏は冷やしてさっぱりと味わうのがおすすめです。
■キャンディトマト
串に刺したミニトマトを、甘くカリッとした飴でコーティングしたデザートです。グラニュー糖と水を鍋で熱して作った飴を、固まる前に手早くミニトマトにからめます。クッキングシートに並べ、飴がしっかり乾いたら完成です。
1本の串に赤、オレンジ、黄色、緑など様々な色のミニトマトを刺せば、SNS映えするカラフルな仕上がりに。味の変化を楽しみたい時は、飴にはちみつを加えたり、仕上げに塩を少々振ったりするのがおすすめです。スイーツの付け合わせにすれば、話題性が高まることでしょう。

画像素材:PIXTA
■夏野菜の冷製カポナータ ゼリー寄せ
白ワインビネガーや砂糖で夏野菜を煮込んだ甘酸っぱいカポナータを、マリネ液のゼリーで固めた、清涼感あふれるアレンジメニューです。ナス、カボチャ、トマト、ピーマン、パプリカ(赤・黄色)、ズッキーニなど色とりどりの夏野菜を使うと、見た目も華やかになります。グラスで1人分ずつ提供すれば、高級感がアップ。クラッカーやバゲットを添えれば、前菜にもぴったりです。
■万願寺唐辛子のクリームチーズ&昆布詰め
万願寺唐辛子を縦半分に切り、混ぜ合わせた塩昆布とクリームチーズを詰めます。オーブンやトースターで約10分焼けば完成です。京野菜の万願寺唐辛子は、唐辛子の一種ですが甘みがあり、辛さはほとんどありません。お好みで七味唐辛子をふりかけると、ピリッとしたアクセントになります。
■新感覚ゴーヤチャンプルー
ゴーヤを1cm幅の輪切りにし、ワタを取り除いてチャンプルの具を詰めた一品です。苦みを和らげたい時は、ゴーヤを切った後に塩もみして下処理しておきましょう。具材は、細かく刻んだ豚肉、木綿豆腐、卵など。ゴーヤの輪の内側に片栗粉をまぶし、混ぜ合わせた具材をしっかり詰め込みます。
両面をフライパンで焼き、お好みの味付け(出汁、醤油、塩コショウなど)をします。フタをして蒸し焼きにし、味が染み込んだら完成です。
■夏野菜のコンソメジュレサラダ
茹でてさやから出した枝豆、火を通したオクラやトウモロコシ、生のトマト、パプリカ、キュウリなどを使います。それぞれ1cm角に切った野菜に、オリーブオイルと塩少々、レモン汁を和えます。コンソメとゼラチンで作ったジュレ(熱して溶かし、冷蔵庫で冷やし固める)を崩しながら、野菜全体にまんべんなくかけたら完成です。ガラスの器に盛り付けると、見た目も涼やかです。
■お月見モロヘイヤ
さっと茹でたモロヘイヤを、粘りが出るまで細かく刻み、出汁、醤油、みりんで味付けします。器に盛り、中央に卵黄を落とした一品です。仕上げにゴマを散らせば、香ばしさが加わります。
お月見モロヘイヤは、豆腐の上に盛り付ければボリュームがアップ。他にも、すりおろした山芋と共に蕎麦に乗せたり、かつお節やツナと組み合わせてご飯にかけ丼にしたりと、工夫次第でアレンジの幅が広がります。
元気の源になる夏メニューの開発を
暑さで食欲や気力が落ちがちな季節だからこそ、元気と栄養をチャージできる夏野菜たっぷりの料理で、お客様をおもてなししましょう。ぜひ今回の記事をヒントにアイデアを膨らませ、見た目も味も豊かな夏メニューを開発してください。
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