有休100%取得を実現!ホワイトな労働環境を求職者にアピール

即戦力を採用し、限られた社員数で店舗を運営
―――今年はじめ、おでんとレモンサワーの店「だしと檸檬」をオープンする際にも「求人飲食店ドットコム」に掲載してくださいました。反響はいかがでしたか?
社員1名を採用できました。飲食業界はどこも人手不足の今、以前に比べると応募数は少なくなっていますが、計画通りの採用ができました。
―――貴社では「求人飲食店ドットコム」を長年利用してくださっています。継続して利用してくださっている理由を教えてください。
社員を採用する際には即戦力になる方が欲しいので「求人飲食店ドットコム」を使い続けています。
どの店舗も大きくはなく、社員は1店舗に2、3人しかいません。店舗ごとに欲しい人材像は異なるものの、小さい店だからこそ1人1人に能力が求められるため、即戦力を重視しているのです。 他媒体を試したこともありますが、社員を採用したいときには「求人飲食店ドットコム」の結果がよいと感じています。
―――原稿内の「プライベートも大事!有給休暇は100%取っていただきます!」という文言は特に求職者に響いているのではないかと想像します。
月8日休みの他、有給休暇を100%取れる環境を実現しているのは弊社の強みだと思います。ただ、飲食業界でも働きやすさを考える会社は増えているので、労働環境の改善は進んでやっていかないといけないことだと思っています。
それから、原稿をつくる時には「うそ無く情報を発信する」ことを大事にしています。入社後に「書いてあることは嘘だ」と感じれば、当然離職につながります。待遇や制度はもちろん、あらゆる文面が事実と合っているかどうかを掲載前にしっかりと確認します。
―――社員が月8日休みと有給休暇をきっちりと取れる体制を整えるのに苦労はありませんでしたか?
店舗ごとに社員が教育内容を考えてアルバイトを育成したり、任せられる仕事はどんどん任せたりして、普段から社員が休日を安心して取れるような環境をつくっています。“有給休暇は特別に取るもの”ではなく、“月8日休みの延長線上にある”という考え方が根付いているので、有給休暇は取りづらい、取れないということはないですね。

年齢が高くても、チームワークを築ける人材は歓迎
―――面接時はどんなことを大切にしていますか?
特別なことはしていません。これまでどんな仕事をしたか、どうしてこの店を志望したのか、将来はどうしたいかと、過去から未来までお話を伺います。それから店のことは嘘なく伝えて、認識にズレが出ないようにします。
話の内容や雰囲気から、例えばハンバーガーの店より鉄板焼きの店が合っているなと感じたりすれば、「系列にこんな店があります。興味はありませんか?」とご提案します。これでうまく行くケースは多いです。
最近は、応募者の方の年齢が上がっていると感じています。即戦力を求めているから余計かもしれません。ただ、年齢はほとんど関係なくて、体力面に心配がない方は面接に進んでいただきます。
大事なのは年齢より人柄だと思います。面接時には、年齢の離れた社員やアルバイトと働く場合、どうだろう?上から教えるという態度ではなく、いい関係性を築けそうか?こういったところの考え方を聞いたりすることが増えています。―――今後の店舗づくりや人材育成について教えてください。
運営している店舗の業態は、1店舗1店舗異なります。お客さまに「あの店と系列なんですね!」と興味を持っていただけるのはメリットですが、社内で人材を補い合えないのはデメリットだと感じています。今のところは人員を充足できていますが、飲食業界全体で人材不足が深刻な問題になっていますから、社内で人材を補い合えるようにしていくことは必要だと考えています。仕組み化できる業務を見直していくなど、進めていくつもりです。飲食業界は「労働時間が長い」「休みがない」「きつい」といったイメージを持たれているのが人材不足を引き起こしていますよね。制度面、待遇面の改善は求められることなので、これからも誇れる体制づくりをしていきます。
―――ありがとうございました。今後とも「求人飲食店ドットコム」をよろしくお願いいたします!