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夏本番! トマト、ゴーヤ、大葉など、 夏バテに効く旬野菜をズラりと紹介
各地で35度以上の猛暑日を記録している日本列島。いよいよ夏本番がやってきました。
こうも暑いと心配されるのが、夏バテによる食欲減退。水分を摂るばかりで食事はおろそかに、そのせいで夏バテをさらに悪化させてしまう…なんてケースもよく見受けられます。飲食店としては、食欲をそそるようなメニューで、夏バテに悩むお客様の力になってあげたいところですね。
photo by sakura_chihaya+「26097_Vitamin」
というわけで今回は、夏バテ克服メニューに活用できるおすすめ食材をご紹介していきます。
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■トマト
トマトといえば、なんといってもリコピンによる抗酸化作用。夏場は紫外線や暑さによるストレスで、活性酸素にダメージを受けてしまいがち。トマトのような抗酸化作用のある野菜を摂ることが大変重要なのです。ビタミンEと一緒に摂ることで強力な効果が期待できるので、ビタミンEが豊富なオリーブオイルを使用して調理するのがおすすめ。
■ピーマン
ピーマンの栄養素のなかで特に魅力的なのがビタミンC。ビタミンCは調理の過程で壊れやすいのが難点ですが、ピーマンは組織が強いため、熱しても大丈夫。ビタミンCはコラーゲンの生成を助けたり、メラニン色素の沈着を防いだりする働きがあります。紫外線が強い夏の心強い味方というわけですね。また夏風邪から体を守ってくれるビタミンAも豊富です。ビタミンAは油と一緒に摂ることで吸収率が高まるので、ピーマンはぜひ炒め物の材料として使用することをおすすめします。
■キュウリ
キュウリには夏に不足がちな水分とカリウムが豊富に含まれています。カリウムが不足すると無気力状態に陥り、それが夏バテの原因になることも。キュウリはこうした夏バテの原因を元から防いでくれるというわけですね。ちなみにキュウリにはビタミンCを壊してしまう酵素が含まれています。この酵素は酢によって働きを抑えることができるので、酢の物などにするのがおすすめです。
■ゴーヤ
ゴーヤといえば特有の苦み。この苦味には食欲を増幅させる働きがあるので、ゴーヤは、夏バテで食欲がわかない方にピッタリな食材と言えそうです。成分としてはビタミンCを中心に、ミネラルやカリウムなどをバランスよく含んでいます。これらの成分はむくみ解消に効果があるので、むくみが気になる女性にもおすすめできそうです。苦味が気になる場合は、肉や油などのタンパク質と一緒に料理してください。そうすることで苦味が和らぎます。つまりゴーヤチャンプルが最適ということですね。
■ナス
ナスにはカリウムやビタミンK、さらに食物繊維も豊富に含まれています。そのため、トマトと同じく抗酸化作用があり美容にも良いとされています。また体の熱を冷ます効果もあるので、まさに夏に最適な食材と言えるでしょう。トマト同様にビタミンEを豊富に含む、植物油と一緒に調理すると、より高い効果が得られます。
■大葉
大葉はカロチンの含有量が、野菜の中でもトップクラス。葉っぱ一枚で、1日に必要なカロチンの約6分の1を摂取することができるので、夏バテ防止には最適な食材と言えそうです。また、油と一緒に吸収することで効果が高まるのも特徴的。ドレッシングを利用するサラダの食材として活用するのが良さそうですね。
■モロヘイヤ
野菜の王様とも言われているモロヘイヤ。カロチンとビタミンEの含有量は野菜の中でも断トツで、アンチエイジング効果や美肌効果がある食材として、女性からも大人気のようです。また食物繊維も豊富に含んでいるので、便秘解消にも効果的。どのような調理法でも栄養を壊さないと言われていますが、より高い効果を狙うなら油で炒めることをおすすめします。油と一緒に摂ることで、ビタミン群の吸収率がアップするようです。
さて今回は、“夏バテ克服メニュー”に活用できる夏野菜をずらりとご紹介しました。ぜひ今のうちにメニューに取り入れて、自店舗の売りにしてみてはいかがでしょうか?
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