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春野菜の種類や特徴、保存方法、調理方法を紹介。新メニュー開発にもおすすめ!
春キャベツや新玉ねぎ、菜の花、山菜など、春先に旬を迎える春野菜は見た目も鮮やか、種類も豊富です。うまく活用できれば旬の新メニュー開発にも役立つことでしょう。今回はそんな春野菜の種類や調理法、保存方法をご紹介します。

画像素材:PIXTA
春野菜の特徴は?
春野菜といえば、新たまねぎや新じゃがいもなど、「新」がよくつきます。この「新」とは、その春最初に獲れたもの、また収穫してからすぐに出荷されたものを指しています。とても新鮮であるためたくさんの水分を含んでおり、みずみずしいものが多いとされています。
また、菜の花や山菜などのように苦みがあるのも特徴。これは「植物性アルカロイド」によるもので、体の中の毒素を解毒したり、新陳代謝を高めたりといった効果が期待できます。このため、ダイエットやデトックスにも向いており、ヘルシー志向のメニューにもうってつけです。
春野菜の種類と基本的な保存方法
春野菜は種類が豊富にあります。先に紹介した新玉ねぎや新じゃがいもはもちろん、春キャベツやタラの芽、ふきのとう、アスパラガス、たけのこなども有名です。また、夏のイメージがあるゴーヤも、実は春野菜の一種。その他、明日葉、うど、菜の花、さやいんげんなども挙げられます。
これらはそれぞれ性質が違うため、適した保存方法をする必要があります。いくつか具体的な例を見てみましょう。
新玉ねぎ :風通しの良い場所に吊るす
新じゃがいも:新聞紙に包み、日の当たらない風通しのいいところに置く
春キャベツ :芯をくりぬき、濡らしたキッチンペーパーをいれて新聞紙で包む
タラの芽 :新聞紙に包み、穴をあけたポリ袋に入れ、日の当たらないところに置く
ふきのとう :湯がいて冷水につけ、水が黄緑になったら取り出して水をきり、ラップに包んで冷凍
アスパラガス:かために茹でて水気を切り、保存袋に入れて空気を抜き、冷凍
ゴーヤ :種とワタを取り除いて薄切りし、水にさらしたら保存袋に入れて空気を抜き、冷凍
たけのこ :丸ごとゆでて切り分け、保存容器に水を入れてたけのこをひたし、ふたをして冷蔵
明日葉 :濡らした新聞紙で包み、ポリ袋に入れて冷蔵
うど :下ゆでして小分けにし、冷凍
菜の花 :濡らした新聞紙で包み、ポリ袋に入れて冷蔵庫
さやいんげん:へたとすじを撮り、ポリ袋に入れて冷凍

画像素材:PIXTA
春野菜を活かしたメニュー例
春野菜は、素材そのものの味わいや色の鮮やかさをいかした調理法がおすすめです。またやわらかい食感のものが多く、小さく切り分けず大きいサイズでも食べられるため、素材をそのまま活用するような調理方法が向いているでしょう。
例えば春キャベツであれば芯をくりぬいて鍋でまるごと煮たり、新じゃがいもであればじゃがバターなど、シンプルなメニューにも向いています。他にも、新玉ねぎは普通の玉ねぎよりも辛みがおさえられているので、サラダなど生のままで活用するのが良いでしょう。ゴーヤも生のまま食べられるので、炒め物だけでなく、おひたしやマリネにも向いています。
春野菜は名前の通り春にしかとれない野菜なので、「期間限定メニュー」を作りやすい食材です。「今しか食べられない」という点をアピールし、お客様の関心を引くことも可能でしょう。栄養たっぷりの旬の野菜を、新たなメニューとして取り入れてみてはいかがでしょうか。
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