「兄貴」「芸者の頭」「殺される」…。築地市場のおもしろ用語を紹介!。

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「兄貴」「芸者の頭」「殺される」…。築地市場のおもしろ用語を紹介!。

東京の食文化を支え続けてきた築地市場が2016年に移転します。移転先は豊洲。距離にしたら3kmほどですが、長年人々に愛されてきた市場だけに、この移転に関しては様々な意見が飛び交っているようです。Twitterのつぶやきをご紹介しましょう。

「なぜ便利な築地市場から都心から離れた豊洲に移す意味がわかりません」
「築地市場場所移転しちゃうんだっけ? 移転する前に行きたいな」
「2016年11月で築地市場が移転するんだってね。あのなんともいえない風景が好きだったんだけど、移転先でもあの空気って残るのかなぁ」
「存在そのものが、粋な文化財のような築地。来年の11月かそこらで豊洲移転濃厚という話を聞いたのですがそれには寂しさを禁じ得ませんでした」

競りの見学をできるだけでなく、新鮮な食材を使用した料理がその場で味わえるとあって、世界中から観光客を集めていた築地市場。すっかり観光地と化していた印象もありますが、あの場所で、活気ある競りの様子や、ターレが行きかう姿を見れなくなるのは少し寂しい気もしますね。

さて今回は、そんな築地市場でも交わされていたであろう市場用語についてご紹介します。特に、市場で働く人たちのユニークな人間性が垣間見れるような、少し変わった用語についてピックアップしてみました。

江戸っ子は冗談好き? 職場を盛り上げる独特な市場用語たち

■兄貴

使用法/「これ兄貴だろ? もう少し安くならないの?」
同じ食材でも、先に仕入れた食材を兄貴、その後に仕入れた新鮮な食材を弟と言います。兄弟仲良く並んでいても、目が利く買い出し人には一目瞭然。兄貴は安く買い上げられてしまうのです。

■芸者の頭

使用法/「今日はダメだな。芸者の頭だ」
江戸時代の芸者が施していた代表的な髪型のひとつに「文金高島田」という髪型があります。この「島田」を、「しまだ」→「ひまだ」→「暇だ」という意味に捉えたダジャレ。「し」と「ひ」の発音が苦手だった江戸っ子らしい用語ですね。

■よし子ちゃん

使用法/「あ! それはよし子ちゃんだよ」
「やめた方がいい」という意味。死語だと言えるダジャレを、さらっと日常使いできるのも市場で働く人ならではの技。市場に訪れてよく耳を傾けていると、こうしたダジャレをよく耳にするそうです。

■奴は死んだ

使用法/「あぁ、奴は死んだよ。脳卒中だ」
市場では3、4日顔を見せないだけで、すぐに死んだことにされてしまいます。そして面白いことに、死因まで勝手に語られ、なかには「昨日、葬式に行ってきたよ」なんて話も飛び出します。築地流のブラックジョークですが、これは築地で働く人のノリの良さをよく表現している言葉でもあります。ほかにも包丁で指を怪我したときも「大変だぁ! 包丁で腕が千切れた!」などと大げさな声で叫びます。この「大変だぁ」という言葉は築地市場の定番となっているようで、あらゆるところで飛び交っています。

■殺される

使用法/「さっきのテンビラ、殺されちゃったよ」
殺されるとは「値切られる」という意味。殺されるほど断腸の思いで値切りに応じているのでしょうか…、辛さがにじみ出る一言ですね。また、「テンビラ」とは天然のヒラメのことを指すらしいのですが、競りの際は忙しく会話もままならないため、魚貝類はこうして略されて表現されることが多いそうです。ほかにも「ハギ」がカワハギ、「カラホ」が殻つきのホタテ貝、「オストのインド」はオーストラリアで獲れたインドマグロ…といった風に略されます。

■ションベン

使用法/「悪い、さっきのションベンさせてくれ!」
こんなセリフを聞こうものなら、「えっ!?」と身構えてしまいますが、「ションベン」とは「キャンセル」という意味で使われる言葉だそうです。これは、予約キャンセルをした買い出し人をけなすための言葉で、「ションベン」とけなされた買い出し人の中には、「そんなセコイ奴じゃないよ」と男気を出して、予約した食材をしっかりと買い上げることもあるんだそう。

■ちゃんがつく

使用法/「さっき売ったお客さんから、ちゃんがついちまったよ」
クレームが入ること。売った商品に傷がついていたり、痛みがあった際に、お客さんから不満を言われること。

■売れねぇ

使用法/「売れねぇな、そっちはどうだい?」
仲間同士で交わす、代表的な挨拶。挨拶を振られた方は「まったくだ」と返すのが通例。関西の「儲かってまっか?」「ぼちぼちでんな」に通じる挨拶。

■ダンナ

使用法/「ダンナさん、お元気かい?」
卸売業者の経営者のことを「ダンナ」と呼びます。その二番手につけている人のことを「番頭さん」。店に立つ販売担当者を「売り子」と言います。また卸売業者で働く新人は「若い衆(わかいし)」と呼ばれ、これは例えば50歳ぐらいの新人の場合でも、そのように呼ばれます。

いかがでしたでしょうか? 今回は市場で働く人の個性が伝わってくるような、特にユニークな市場用語についてご紹介しました。市場の移転は2016年11月を予定しています。まだ築地の醍醐味を味わったことがない人は、少し早起きして、一度味わってみてはいかがでしょうか。

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