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ラグビーワールドカップでビールが大量消費!? 飲食店の対策、参加国のビールも紹介
2019年9月、ラグビーワールドカップが日本で開催予定。ラグビーの海外サポーターはビールを大量に飲むことで知られているため、この時期はビールの消費量が増えるといわれています。そこで今回は、飲食店は事前にどのような対策が必要か、参加国で人気が高いビールとあわせてご紹介します!

画像素材:PIXTA
なぜ開催中にビールの消費量が増えるのか
ラグビーファンはビール好きで有名。試合前から飲み始め、試合はグラスを手に観戦し、終了後には店に移動して、さらに飲むというパターンが多いといいます。
ラグビーワールドカップ2019組織委員会は、今大会で40万人以上の訪日外国人を見込んでおり、通常の4~5倍のビールが消費されると予想。各開催地で飲食業関係者向けに説明会を開催し「ビールの品切れに注意」と呼びかけています。担当者は「期間中はビールを切らさず、大会を盛り上げてほしい」と話しているようです。
前回の大会ではどうだった?
2015年のイングランド大会では、同じ会場で行われたサッカーの試合に比べて、平均6倍以上のビールが消費されました。パブリックビューイングなどが行われるファンゾーンを含めて、消費されたビールはなんと190万リットル。うち130万リットルが会場内で飲まれたそうです。
飲食店が知っておきたい事前の対策方法
想像以上の消費量であるため、飲食店はあらかじめ準備しておく必要がありそうです。では具体的に何をすべきなのでしょうか?
①ビールの発注量を増やす
ビールを大量に発注できる仕入先を確保しておきましょう。追加発注など、柔軟な対応をしてもらえるかも確認しておきたいポイントです。また、1つの仕入先では在庫が切れる可能性もあるため、念の為いくつかの仕入先を探しておくのがおすすめ。
②多言語対応の準備をする
日本語が話せない外国人がほとんどであるため、言語の問題も解決しておきたいところです。今大会だけでなく、2020年の東京オリンピック・パラリンピックで外国人の来店が増えることを考えると、英字メニューや翻訳ツールの導入も検討する価値はありそうです。
③営業時間を延長する
現在決定している試合のキックオフは、19時台がほとんど。早いもので16時台に始まる試合もあります。通常より早くオープンする、試合終了後も楽しめるよう営業時間を延長するなど、柔軟な対応を行いたいところです。
出場国と代表的なビールを紹介

画像素材:PIXTA
20カ国がプールA〜Dに分かれ、しのぎ削る今大会。それぞれの国でポピュラーなビールをおさえておけば、お客様に喜ばれる可能性大です!出場国とその国の代表的なビールをご紹介します。
【プールA】
■ギネスビール(アイルランド)
日本でも飲まれているポピュラーな黒ビール。きめ細かいクリーミーな泡が特徴で、しっかりとした苦味とコク、ほのかな甘みを感じることができます。
■バルチカ(ロシア)
0〜9まで種類があり、それぞれ度数や味わいが違います。0はノンアルコールで、9はアルコール度数8%。クセがなく飲みやすい3が一番人気です。
【プールB】
■スタインラガー(ニュージーランド)
150年以上の伝統を持つ醸造所のビールで、多くの賞を獲得しています。苦味と甘味のバランスが絶妙で、ほんのりと麦の香りがするのが特徴。
■モレッティ(イタリア)
苦みが少なく、フルーティーでさっぱりとした味わい。原材料に入っているトウモロコシがふわっと香ります。どんな料理とも相性が良いのも人気の理由。
【プールC】
■クローネンブルグ1664(フランス)
ワインのイメージが強いフランスで、40%という圧倒的なシェアを誇るラガービール。モルトとホップの味がしっかりと感じられ、後味はさっぱりしています。
■バドワイザー(アメリカ)
80ヶ国以上で販売され、世界で一番売れているといわれるビールです。フルーティーな香りで苦味がないのが特徴。薄味で軽い飲み口なので飲みやすいです。
【プールD】
■ヴィクトリア・ビター(オーストラリア)
「VB(ブイビー)」の愛称で、国内外で親しまれています。芳醇な麦の香りとほどよい苦みが特徴。しつこさがないため、“水のように飲める”と言われています。
■ヴォヌ ピュアラガー(フィジ―)
「ヴォヌ」は「ウミガメ」という意味。ラベルと王冠にはウミガメのロゴマークがプリントされています。フルーティで爽やかな、南国を感じさせる味です。
9月20日に開幕予定のラグビーワールドカップ2019。予想される総観客数は約200万人と言われています。過去の大会ではビールの品切れが発生した事も踏まえ、しっかりと今から準備しておきたいですね!
ニュージーランドビールの取扱いがある会社:
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酒類・ドリンクの取扱いがある会社:
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