このレポートのポイント
- 仕事探しの手段として最も多く使われているのは「求人サイト」。
- 社員希望者は「知人紹介」、アルバイト希望者は「フリーペーパーなどの紙媒体」も利用している。
- 仕事探しの方法は多様化しており、約6割が複数の手段で仕事探しをしている。
飲食店の仕事を探している人は、求人サイトを見ている

飲食店で仕事を探している人が最も利用しているのは「求人サイト」で、雇用形態や年齢に関わらず、96.2%が求人サイトを利用していると回答。2つ以上の手段で仕事探しをしているのは全体の58.5%で、2つが34.0%、3つが17.8%、4つが4.9%、5つ以上が1.6%という結果でした。
雇用形態別でみると、アルバイト希望者は、社員希望者よりもフリーペーパーなどの紙媒体や求人アプリを利用している人が多く、社員希望者は、知人紹介や人材紹介会社を利用している人が多数。アルバイト希望者はエリア情報を求めており、社員希望者は人脈や紹介会社など第三者の支援も活用し、慎重な転職活動をしていると言えそうです。
その他の意見では、ハローワーク、SNSでの告知、レストランのHPなどの回答がありました。
20代は求人アプリ、30代は知人紹介も活用

仕事探しの手段を若手の正社員希望者でみると、20代は求人アプリを利用する人が多く(20代の求人アプリ利用率は30代の2倍以上)、30代では知人紹介で仕事探しをしている人が多いという傾向がありました。
今回の結果から、現時点では、飲食店の仕事探しの方法として最も使われているのは求人サイトと言えます。 しかしながら、アプリ、SNSなど、仕事探しの方法は今後よりいっそう多様化していくでしょう。