三軒茶屋の注目の新店『大衆酒場アダルト』。気の合う２人で楽しみながら「黒字」発進！
「じゃが芋揚のり塩ダブルパンチ」638円。カリッと揚がったじゃが芋と特製バターの風味がたまらない人気メニュー
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馴染みのあるメニューだからこそ美味しさが際立つ
メニューのこだわりは「馴染みのあるものを当たり前に美味しく提供する」ことだという。
雲谷氏「奇をてらわず、メニューを見て想像し易いものを出すようにしています。クラシックな居酒屋としっかりとした和食、僕と辻がこれまで蓄えた知識や経験からメニューを考えています」
オープン間もないということでメニューが日々増えているそうだが、「これ出していい？」といった相談はほとんどないそうだ。
辻氏「店の方向性は2人の間でちゃんと共有できているので、その範囲でお互いが『新メニュー作ったよ』という流れが多いですね。そのせいでメニュー表に書ききれなくなりそうなのが悩みです（笑）」
雲谷氏「お客さんからは『美味しい』という声をかなりいただいているので、僕らは狙ってなかったんですがインパクトのある店名と結果的にギャップが生まれていてそこはよかった所ですね」
「茶碗蒸し」77円。和食出身の辻氏が作る本格的な味で1日の限定30個が早々に売り切れるとのこと
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「1品だけ特に目を引くメニューを」との思いで出している茶碗蒸しは77円という安さ。
辻氏「ちゃんと出汁を引くところから仕込んでるのでまあ赤字ですね（笑）。一個くらい値段で遊んでてもいいんじゃないかと思って採算度外視でやってます」
雲谷氏・辻氏・スタッフと客席で世間話が盛り上がることも多いという
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楽しい経営を追求する2人が目指す『大衆酒場アダルト』の理想の姿とは？
雲谷氏「肩肘張らずに来れる店になれればなと思っています。あとは年代や職種を問わず幅広い方に来店していただきたいですね。深夜3時まで営業しているのもその思いからで、飲食店で働いている方が閉店後に行ける店でもありたいです」
辻氏「もちろん僕も同じで、気合いを入れてうちを選んでくれるというよりかは、気軽にふらっと普段使いできる店を目指しています。そこで美味い料理を出して満足してもらえれば最高です」
すでに二人の理想は叶っているように感じる。インパクトのある店名が三軒茶屋の客層とマッチした部分もあるだろうが、結局のところ繁盛の秘訣は居心地の良さと美味い料理。「また足を運びたい」と思わせる要素が揃うからこそ、『大衆酒場アダルト』は本日も営業開始から満員御礼なのである。
『大衆酒場アダルト』
住所／東京都世田谷区三軒茶屋1-41-15 ドエルタクB1F
電話番号／03-6804-0203
営業時間／18:00～翌3:00（L.O.翌2:00）
定休日／日曜
坪・席数／16坪37席
https://www.instagram.com/taishusakaba_adult
