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厨房用品・調理道具の選び方

「熱源」と「形状」をチェック!フライヤーの特徴と選び方

2012年1月26日(2023年6月12日更新)


フライヤーは、揚げ物を効率よく美味しく調理するために欠かせない存在です。しかし、フライヤーと一口に言っても、大きさやタイプはさまざま。さらに、厨房内のレイアウトや提供するメニューなどに応じて、適した機器を選ばなければいけません。そこで今回は、フライヤーの特徴や選び方について、詳しくご紹介します!


フライヤーの選び方 基礎知識

フライヤーを選ぶ際は、まず【熱源】【形状】を必ず確認しましょう。

<ガスタイプ>
大きさやスペックが豊富にあるため、用途や業態に合わせて選びやすく、多くの飲食店で使用されています。
<電気タイプ>
安全でクリーンな点が特徴。店舗のガス容量が不足している場合にも重宝します。

<卓上型>
作業台などの台に置いて利用するタイプです。限りあるスペースを有効活用できます。
<床置き型>
油量が限られている卓上型に比べ、毎日一定量の揚げ物をする店舗に向いています。

では、熱機器に強い厨房機器メーカー「マルゼン」の商品を例にとって、熱源のタイプ別にフライヤーの特徴を確認していきましょう。


費用対効果の高いスタンダードタイプ! ガスフライヤー



費用をなるべく抑えたい、でも機能も重視したい、という方にオススメなのがガスフライヤーです。コストパフォーマンスに優れており、省エネにも効果的です。

<POINT1>熱効率性に優れたホールヒートパイプを採用
ホールヒートパイプによる特殊循環加熱方式により、高い熱効率性を実現しました。さらに、調理に使用する油槽の上部のみを加熱するので、無駄なエネルギーを使いません。油温の上昇も早く、ピーク時でもお客様を待たせることなく、スピード調理ができます。清掃がしやすいのも利点です。

<POINT2>油が循環して酸化を防ぐ
槽内の油が常に循環しているため、局所的な加熱がなく油の酸化を防ぎます。揚げカスは油槽下部の低温部分に沈むので、汚れの少ない適温部分で調理でき、揚げ物の香りを損なわず美味しく仕上げることができます。

<POINT3>正確な油温管理&安全システム
サーモスタットやマイコン制御により油温をコントロールし、適温を保ちます。過熱防止装置など、万一のトラブルを避ける安全システムも充実しています。

安心・安全・クリーン! 電気フライヤー



ガスが使えない環境や、電化厨房を目指す場合にピッタリなのが電気フライヤーです。

<POINT1>遠赤外線で美味しく揚がる
ヒーターの放射する遠赤外線によって万遍なく加熱されます。また、局部加熱による油の劣化も防ぐため、食材の風味を損ないません。

<POINT2>優れた安全性
過熱防止機構を搭載しており、油温が異常に上昇した場合にも自動的に回路が遮断されるので安心です。また、床置き型にはヒーターのスローダウン機構と自動通電停止装置を採用。火傷の危険が大幅に減少しました。

<POINT3>使う場所を選ばない&お手入れカンタン
排熱がほぼないため室温が上昇しないことから、オープンな空間でも利用できます。また、スイングアップできるヒーターや取り外しできるユニットにより、油の交換や掃除など日々のお手入れが簡単に行えます。

厨房の暑さ問題を解決!涼しい厨房でもっと快適に! 涼厨ガスフライヤー

フライヤー周辺は温度が常に高く、厨房内の温度を高めてしまう原因になります。そんな問題を解決するのが、「涼厨ガスフライヤー」です。その名のとおり、涼しくて快適な厨房を実現します。

使いやすい厨房機器は、厨房自体の使い勝手や料理の効率もアップさせます。ご紹介した特徴を踏まえたうえで、店舗の環境や運営状況に合わせて、最適なフライヤーを選びましょう!

飲食店ドットコム 厨房備品ECでは、飲食店専門の料理道具、カトラリー用品、消耗品・衛生用品などを多数取り揃えています。
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