繁盛店への道は綺麗な店内から！フロアの清掃ポイントと掃除道具をズラリと紹介

2016年10月3日(2017年12月11日更新)

お客様をベストな状態でお迎えしたい、でも、忙しくて完璧に掃除をする時間がない。そんな悩みを抱えている方のために、今回はエリアごとに掃除のポイントとお掃除道具を紹介します。現在の「掃除マニュアル」と掃除道具を今一度見直してみてはいかがでしょうか。

お店の顔である「玄関・外周り」は念入りに！

玄関はなんと言ってもお店の顔ですよね。パッと目につくドアは、特にノブの周辺を念入りに拭き掃除しましょう。重曹水をスプレーしたり、濡れ布巾に重曹をつけてから拭くと手垢がよく落ちます。また、ドアマットの下は埃がたまりやすいので、一度マットをどかしてから念入りに掃き取りましょう。

そして、店の前の歩道や植え込みも掃除が必要です。葉が落ちる季節はもちろんのことですが、植え込みの下などにゴミが落ちていないか、チェックしましょう。

窓辺の客席に座って料理を待つ間、ふっと窓の外を見ると埃汚れが……。水滴の跡は意外と目につくものです。雨上がりが窓掃除のチャンスなので、埃がつく前に水滴をワイパーで落としましょう。乾いたクロスで磨くと拭き跡がつきません。

当たり前のことですが、テーブルは常にキレイにしておかなければなりません。テーブル表面はもちろんのこと、意外と見落としがちなのが調味料や爪楊枝などを置くトレイ、そしてメニュースタンドです。お客様が料理を待っている間にどのようなものに目がいくのか、一度テーブルに座って確認してみましょう。

またテーブルや椅子の下にある食べこぼしも、しっかりと片付けておく必要があります。小型ほうきなどで小まめに掃いておきたいですね。

トイレのキレイ度は、お店の印象を左右します。ゴミが落ちていないか、洗面台に髪などは落ちていないか、ペーパーなどの紙は十分か etc...。営業中はできるだけ小まめにチェックしましょう。

また、営業前・営業後は、ブラシでの掃除はもちろん、クロスで便器をピカピカに磨き上げましょう。床面は、濡らしたモップの後、乾いたモップをかけ水気をとりましょう。洗面台は、蛇口周りや排水溝をチェック。鏡を磨くのも忘れずに。

タイルなどの固い床は、まず埃や細かいゴミを取ります。目地がある場合はそこに埃がたまりやすいので、ブラシなどのアタッチメントがついた業務用掃除機を活用すると良いでしょう。床面が少ない店舗の場合は、不織布のワイパーなどを使うと、埃や髪の毛などの細かいゴミが取れます。

その後、薄めた洗剤水に浸して、よく水気を切ったモップでモップがけをしましょう。厨房とフロアを行き来するとどうしても油がついてしまいます。洗剤は油汚れがよく取れるアルカリ用洗剤を使うと良いでしょう。また、床面を濡らした後は、乾いたモップでもう一度拭いてください。

業務用のハイパワー掃除機でチリや髪の毛など細かいゴミまでしっかり取りましょう。エントランスや個室など床面が少ない場合は、小型のカーペット用掃除機が便利です。また、部屋の隅などは「コロコロ」で仕上げをすると良いでしょう。

いかがでしたか？　飲食店は食を扱うだけに清潔さが重要な鍵になります。使い勝手のいい商品を選んで、日ごろの清掃に役立ててみてはいかがでしょうか。

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