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厨房用品・調理道具の選び方

飲食店業務に欠かせない「お盆・トレー」の選び方。安定感が増す持ち方も解説

2019年7月22日(2023年6月9日更新)

飲食店業務に欠かせない「お盆・トレー」の選び方。安定感が増す持ち方も解説

画像素材:PIXTA


一度にたくさんの料理や飲み物を運ぶのに役立つ、お盆やトレー。飲食店のホール業務に欠かせないアイテムですが、種類が豊富でどれを選んだら良いのか迷ってしまう人も多いでしょう。そこで今回は、使いやすく手入れのしやすいお盆やトレーの選び方を、形や材質の点からご紹介していきます。

飲食店で使うトレーの選び方は?

トレーやお盆は、形や素材など様々な種類があります。代表的なトレーの選び方のポイントを見ていきましょう。

■丸型トレー
レストランなどでは、サービスのために使う丸型のトレーを「トレンチ」と呼ぶこともあります。丸型トレーは様々なサイズがあり、業態やお店によって使用する大きさが異なります。

丸型トレーで料理を運ぶときにとくに気を使うのが、安定感。お客さんに料理を提供するまでの間に、料理がこぼれたり、グラスが倒れたりしたら大変です。そこでオススメなのが「滑り止め」がついたトレー。 「ノンスリップトレー」と呼ばれるトレーで、食器などが滑りにくくなる加工が施されています。木製や耐熱性など、デザインや機能性に富んだものもあります。

EBM フードトレイ 14インチ

PP ノンスリップトレイ 14インチ

素材から選ぶ場合、見た目がスタイリッシュでお手入れもしやすい、ステンレス製のトレーがよく使われています。また、丈夫で衝撃に強いポリプロピレン製のトレーも人気です。

EBM 18-0 丸盆 12インチ

キャンブロ 丸型ポリトレッドトレー PT

■角型トレー
サイズによって様々な用途に使えるのが、角形トレー。スタッフが料理を提供する際に使うほか、定食系のメニューを角形トレーの上にまとめ、そのままお客さんに提供するお店もあります。

カフェなどでは、温かみのある木製のトレーが人気です。蕎麦やうどん店など和食業態のお店では、黒塗りの長角盆がよく使われます。お店の雰囲気に合わせて選ぶようにしましょう。また、樹脂製のものは衝撃に強く、耐久性もあります。セルフサービスで使うトレーは、軽くて耐久性のあるものがベター。持ち運ぶときの安定性や安全面もチェックしましょう。

ノンスリップ レクタン マット&トレイ 45138 ウィロー M

清流長手木目盆

キャンブロ ファーストフードトレー

■脇取盆
脇取盆は、お運び盆と言われることもある大きなお盆で、和食業態のお店などで料理を運ぶときに使われています。左右に取っ手が付いているため、安定感があり、料理を運びやすいのが特徴です。

アルマイト製のものは軽くて油汚れもさっと拭けるので、焼肉店などでよく使われています。和食店では木製のものが多く、漆塗りのものは高級感があります。

アルマイト脇取盆 (エンボス加工)

飲食店業務に欠かせない「お盆・トレー」の選び方。安定感が増す持ち方も解説

画像素材:PIXTA


丸型トレーの持ち方

トレーを使う際は、安全かつスピーディーに料理を提供したり、食器を下げたりしたいですね。作業効率アップのためにも改めて、丸形トレーの持ち方をチェックしていきましょう。

利き手が右手の場合は、左手でトレー持ちます。これは、利き手を空いた状態にし、作業をスムーズにするためです。持ち方は、トレーの真ん中に軽く手のひらを広げて当てます。この時、指でトレーを支えるのがポイントです。手のひらをトレーにつけるよりも安定感が増します。

肘を曲げて胸より少し下の位置に持ち、背を伸ばして姿勢をよくすると、見た目もよく、トレーを安定して持つことができます。また、多くの料理を一度に運ぶときは無理をせず、左手は中心に置いたまま、右手でトレーを支えるようすると良いでしょう。

ホールスタッフがキビキビとお客さんにサービスを提供するためにも、お店で使うトレーやお盆選びは大切です。今回ご紹介した内容を参考に、お店に合ったお盆やトレーを探してみてはいかがでしょうか。

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