採用辞退＆面接ドタキャンを防ぐ！採用途中で人材を逃さないための採用担当の心得

2017-10-10 11:38:51.0 人材採用コラム求人・採用

求人広告に掲載する情報は正確＆具体的に
スムーズな連絡で求職者の心を掴む
面接日程はスピーディーに設定
面接前日にリマインドメールを出して再確認
自分も面接されているという心持ちで接する
採用通知後も手厚いフォローを

面接や採用者の辞退は、様々な業界で問題となる話題です。特に飲食店は、現在進行形で人材不足が深刻化していますから、良い人材は何が何でも入社してほしいというのが正直なところでしょう。しかし、現実問題、面接前のドタキャンや採用後の辞退などで入社まで至らないケースもあります。そこで今回は、良い人材を逃さないために行いたい、面接者や採用者の辞退を防ぐコツについて紹介していきます。

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求人広告に掲載する情報は正確＆具体的に

求職者は、求人広告に記載されている内容を元に応募をしてきます。つまり、求人広告の情報がお店そのもののイメージになるということです。この時抱いたイメージと選考後のイメージが異なると、辞退を検討する可能性が高まるので、求人情報を正確かつ具体的に記入することが大切になってきます。

これは求職者が店舗のイメージをしやすいだけでなく、飲食店側がターゲットとする人材に確実にアプローチをかけるという意味もあります。お店のことを知らない人にも求めるスキルや雰囲気などが伝わるよう、わかりやすい表現を心掛けましょう。

スムーズな連絡で求職者の心を掴む

連絡が途中で途絶える、段取りが悪いなど、スムーズに選考が進まない場合、内定を出しても途中で心変わりしてしまうケースも考えられます。メール連絡は、24時間以内に確実に返す、電話に出られなかった場合はすぐに折り返す、といったように早急な対応を心掛けましょう。ただし、深夜や早朝、休業日などの連絡は常識のない企業という印象をもたれる可能性もあり、注意が必要です。

面接日程はスピーディーに設定

転職・新卒に関わらず、求職者の多くは複数の店舗の選考を同時に進めています。選考がスピーディーに進まない場合、それだけで求職者が辞退してしまうことも。スムーズな連絡はもちろんですが、できるだけ早い段階で面接日を設定できるようなスケジューリングも大切です。

とはいえ、求職者の予定もありますから、飲食店側にとって都合の良い日程案を一方的に連絡するのはNG！　複数案を出したり、都合のつく日を訪ねるなど、求職者の意見も必ず取り入れるようにしましょう。

面接前日にリマインドメールを出して再確認

求職者が面接日程を忘れていたり、勘違いしていることもあるので、前日にリマインドメールを出しましょう。また、万が一求職者が辞退を考えている場合、メールをきっかけに連絡が来ることもあります。辞退は残念ですが、当日のドタキャンを防ぐ意味合いもあるので、取り入れて損はありません。

なお、求人広告サイトでは、面接日を登録しておくだけで自動的にリマインドメールを送信してくれる機能も珍しくありません。効率的に採用活動を行うためにも、どんどん活用していきましょう（求人＠飲食店.COMでも対応しています）。

自分も面接されているという心持ちで接する

人事担当者は、求職者にとってお店の顔となる存在です。求職者に接するときは、「自分も選考されている」ということを意識してください。横暴な言葉遣いや馴れ馴れしい態度など、マイナスに捉えられる対応をしていないかはもちろん、細かい部分まで気配りをすると好意的に映ります。

一般的に社会人のマナーとされる対応を心掛ければ問題ないでしょう。また、スタッフに求人広告を出していることを通達することも忘れてはいけません。求職者からお店に直接問い合わせが来る場合もあります。もし、そのときのスタッフの対応が悪いと簡単にお店の評価が下がってしまうので、求職者に対しても丁寧な対応ができるよう、既存スタッフの教育も行ってください。

採用通知後も手厚いフォローを

転職の場合、採用から入社までに期間が空いてしまうことがあります。その間、採用者を放置すると「本当に採用されているのか心配」など、気持ちが離れていってしまう可能性も。既存のスタッフとの交流会を開くなど、積極的にコミュニケーションを取る機会を設けましょう。

面接者・採用者の辞退率を減らすには、飲食店側の一方通行な採用プロセスは極力避け、求職者に寄り添った対応をすることが大切です。面接率や採用率が伸びないという店舗は、自分本位な採用になっていないか、今一度確認してみてください。

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