応募者に好印象を与えるための面接官の心得！採用担当が気をつけたい３つのポイント

2017-12-26 09:11:07.0 人材採用コラム求人・採用

応募対応のポイント
面接で注意したいポイント
採用時に気を付けるポイント

飲食業界が人材不足の今、せっかくの応募を無駄にしないためにも、採用担当者（面接官）は好感度を意識して採用活動に臨むことが大切です。では求職者から好印象を得るためには、どのようなことに気をつければいいのでしょうか？　詳しくご紹介していきます。

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応募対応のポイント

応募者は求人広告を見て、メールもしくは電話で連絡してくるケースが多いです。電話の場合は、店長等の面接担当の方が電話に出ることができればその場で面接日程を決めることができますが、必ずしもそうでないケースもあるでしょう。アルバイトスタッフが電話を取る場合でも、応募者の名前と連絡先を聞いて担当者が折り返しできるように教育しておきましょう。

メールで連絡がきた場合でも、面接日程をスピーディーに決めるために、できるだけ電話で連絡をしたほうがいいでしょう。メールでのやり取りの場合、面接日程を決めるだけで複数回のやり取りが必要となり、手間がかかるのを嫌う応募者もいるからです。ただ、いくら早くとはいえ、早朝や深夜などの非常識な電話は避けましょう。

面接日の前日は、リマインドメールを出すといいでしょう。面接日程を忘れてドタキャンなどを防ぐ意味でも、応募者への好感度を上げるということでも効果的です。

面接で注意したいポイント

面接での心構えとして、店側が応募者を選ぶ場であるとともに、応募者側も店を選ぶ場であることを意識しましょう。飲食店の場合、営業時間の合間に店舗の客席で面接というケースも多いと思います。面接者の服装や表情、店舗の清掃状況なども応募者への好感度に影響を与える要素となります。面接前に確認しておくといいでしょう。

面接が始まる際に、いきなり仕事内容の説明や応募者の自己PRなどを聞くのではなく、応募者が答えやすい質問や雑談を挟むのも効果的です。「道に迷いませんでしたか？」などの簡単な質問から始めて、応募者に話しやすいと思われる雰囲気を作りましょう。

面接ですべき質問としては、大きくは志望理由と過去の経験になります。志望理由を聞くことで、どのような理由で働きたいのか、どのような点に魅力を感じているのか、ミスマッチは無さそうかなどがわかります。また、成功体験や失敗の経験などの過去の経験を聞くことで、どのような行動をする人なのかというのも概ね判断できるでしょう。ただし、次から次へと質問をなげかけると応募者も緊張して答えづらくなるので、相槌や賞賛なども交えながらヒアリングしていきましょう。

面接では、してはいけない質問もあります。いくつか例をあげると…
・本籍や出生地に関すること
・家族の職業や収入に関すること
・思想、宗教、支持政党に関すること
などがあります。本人に責任のないこと、本人の自由であることに関して、面接の場で聞くのはふさわしくないとされています。より詳しい情報は厚生労働省のホームページを確認してください。

採用時に気を付けるポイント

合否の連絡に関しては、面接の場ではなく「応募者多数のため後日連絡する」という形にしたほうがいいでしょう。採用された場合は、たくさんいる応募者の中から選ばれたと感じることで、仕事が始まってからのモチベーションや責任感も変わってきます。不採用の場合も、応募者が多かったので仕方がないと思ってもらえれば、本人やその周囲の人にお店の悪い印象を与えることはないはずです。

採用通知後から実際の勤務開始まで、期間が空いてしまうケースもあるでしょう。この間に応募者の気持ちが離れてしまうことを防ぐために、ここでもこまめな連絡をするとよいでしょう。オリエンテーションだけでも先に行ったり、可能であれば既存スタッフとの交流の場を設けるといったことも検討しましょう。

今回は応募者に好印象を与えるための採用活動について紹介しました。いい人材に応募してもらってその人に長く勤務してもらうためには、最初の印象が非常に重要な要素となります。ぜひ今回の内容を参考にして、今後の採用活動に取り組んでみてください。

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