求人募集時に押さえておきたい「職種」の書き方！

求人＠飲食店．ＣＯＭがお仕事探し中の20代・30代のユーザーに行ったアンケート結果においても、『最も重視する』項目として「職種（仕事内容）」が挙がっています。
若手正社員希望者がお仕事探しで重視すること（アンケート結果より）

具体的に「職種」とは？求職者に魅力的に見せるポイントとは？
上記2点にフォーカスし、まとめてみました。ぜひ今後の採用にお役立てください。

このレポートのポイント

• 「職種」は採用後の定着のためにも重要！
• 募集要項では「強み」をアピール！

「職種」というのはポジション・仕事内容・求める人材などを総合的にまとめた、募集要項の一部を指します。人気のパティシエやバリスタなどの専門職はもちろん、キッチンやホールなど一般的なポジションでも「仕事内容」お店によって違いがありますよね。
全員がキッチンとホールを兼任する小さなお店、レセプション業を別途設けている大きなお店、キッチン内でもポジションが細分化されているお店…等々。

また「求める人材」というのも、人柄（orお店にマッチする人か）を重視する求人、特定の技術・経験が必要な求人、逆に未経験の見習いの求人など、こちらも千差万別。

実際に働いてみると、募集内容と違った・イメージと違った、ということも起こりやすいのが「職種」。採用した人材の定着にも関わってきますので、『どんな仕事をするのか』『どんな人材を求めているのか』をしっかりイメージできることが、成功への第一歩です！

求人@飲食店．ＣＯＭの掲載店舗数は現在1446店舗（6月1日15：00時点）。
掲載数は年々増加しており、前年比で130％となっています。

求職者はたくさんの求人から、自分の希望を探していきます。
そこで重要なポイントの一つは、「会社（お店）の強みが明確」であり、かつ「求職者のニーズにマッチしていること」ではないでしょうか。

以下にて、当サイトで採用に繋がったお店の「職種」の内容をご紹介します（一部修正あり）。
お店の強みを考えるときに、ぜひ参考にしてみてください。

（１）ミシュランで星獲得の蕎麦店
「既成の枠組みにとらわれない個性的な蕎麦屋でスタッフを募集中です。
手打ちの蕎麦以外にも、様々な要素を取り入れた自由なメニューが魅力のお店で、料理の修行をしてみませんか？
生ハムやベーコン作り、魚介の仕込みなど、ちょっと難しいかも？と感じる作業も、お手伝いから始めていきましょう！」

⇒ミシュランで評価されたお店となると、正統派・厳しい修行といったワードがちらつきますが、こちらのお店はそれに当てはまらないようです。
個人店らしい自由な雰囲気とスキルアップできる環境であることが伝わる文面となっています。

（２）農業体験ができる、お米にこだわった和食店
「落ち着いた大人のお客様が多い店で、週３日以上来店される常連さんも。
フレンドリーな接客とステキな笑顔で、お客様に「来てよかったわ」と思っていただけるサービスをお願いします！
農業体験も数年重ねると充分な知識と見識が身につきます。
飲食未経験で入ったスタッフも日々の仕事と現地体験でしっかり成長してきましたので、意欲があれば大歓迎！」

⇒自社の田んぼでの農業体験・お米・日本の伝統文化や行事…
といった個性的なキーワードをフックに、ピンポイントで興味のある求職者を狙っています。

また、「会社（お店）の強み」が職種ではなく、20代で高く重視されている『休日・勤務時間』であったり、30代で高く重視されている『給与』であったりもするでしょう。
「求職者は何を重視しているのか？」という観点も、人材募集の際には取り入れていきたいですね。
飲食業界専門の求人サイト『求人＠飲食店.COM』では、飲食業界の求人/採用に役立つコラムなどをご紹介しています。求人募集や採用に関するご相談などもお気軽に お問い合わせください。