飲食店の求人募集・人材採用に役立つ！ Webサイト、SNSの効果的な活用方法を紹介

2020-04-20 14:01:52.0 人材採用コラム

Webサイトは求人情報だけでなく、自店の魅力も記載できる
- ■Webサイトの活用事例
SNSはシェアや拡散機能を活用、リファラル採用にもおすすめ
- ■SNSの活用事例

採用活動といえば、真っ先に求人サイトを思い浮かべる人が多いかもしれません。求人情報を多くの人に届けるという意味では効率的ですが、それだけでは充分な人数が集まらないこともあるでしょう。そこで活用したいのが、自店のWebサイトやSNSアカウント。宣伝のために活用している人が多いですが、求人募集や人材採用にも役立ちます。今回は、飲食店経営者が知っておきたい採用に役立つWebサイト、SNSの活用方法をご紹介します。

画像素材：PIXTA

Webサイトは求人情報だけでなく、自店の魅力も記載できる

求人サイトに情報を掲載する場合は文字数や写真の枚数に制限がありますし、SNSの場合もまた、1回の投稿で掲載できる情報はわずか。それに比べて、自店のWebサイトは自由度が高く、写真も情報も多く掲載することができます。だからこそ、募集要項だけではもったいないところ。働くメリットや実際の仕事がイメージできるような情報を掲載しましょう。

具体的には、経営理念、労働環境、店の雰囲気、仕事内容の説明、1日のスケジュール、社内研修や社内イベントについて、スタッフのインタビューなどが考えられます。また、アルバイト向けと社員向け、それぞれ分けて情報を発信することも重要です。

■Webサイトの活用事例

コーヒーチェーンの『タリーズコーヒー』では、フロア、キャッシャー、ビーンズ販売、商品陳列・補充など、仕事内容をそれぞれ丁寧に解説。さらに、「授業の後に、夜メインで働く学生の場合」「子育て中の主婦の場合」など、ライフスタイル別に1日のスケジュールが記載されているため、自分が働く姿をイメージしやすくなっています。

事例：【タリーズコーヒー】のバイト・アルバイト求人情報

また、焼き鳥チェーンの『鳥貴族』では、新卒、中途、アルバイトで採用ページが分かれていて、内容も充実しています。中途採用であれば、「家族との時間がとれる」といった労働環境の良さやキャリアステップについて、アルバイトであれば、「仲間ができる」「まかないがおいしい」など、ターゲットに合わせて働くメリットが非常にわかりやすくまとめられています。

事例： TORIKIZOKU RECRUITING SITE

SNSはシェアや拡散機能を活用、リファラル採用にもおすすめ

日本でメジャーなSNSといえば、Facebook、Twitter、Instagramの3つでしょう。

Facebookは、実名での登録ということもあり、リファラル採用（従業員からの人材の紹介や推薦による採用）におすすめ。また、20〜30代のユーザーが多いため、ターゲットの年齢層が高い場合や、中途採用の情報を発信したい場合に最適です。

Twitterは、リツイート機能で投稿をシェアしてもらえるのが特徴。アルバイトスタッフなどに拡散してもらうことで、より多くの人に情報を届けることができるでしょう。Instagramは、写真や動画で店の魅力を伝えられます。ユーザーの年齢層が若いので、学生アルバイトを積極的に採用している店にぴったりです。

それぞれに特徴がありますが、採用についてすべての情報を載せるのは難しいので、Webサイトと合わせて活用するのが良いでしょう。

■SNSの活用事例

茨城県を中心に複数のベーカリーを展開している株式会社クーロンヌジャポンには、採用活動専用のアカウントがあり、社内の雰囲気を積極的に伝えています。店や料理を紹介するアカウントは持っている人が多いですが、お客様と求職者では欲しい情報がまったく違うため、採用に力を入れたい場合は、同社のように採用活動専用のアカウントをつくるのがおすすめです。

事例： (株)クーロンヌジャポン裏舞台（採用）(@couronne_recruit)

Webサイト、SNSでの採用活動は、コストがほとんどかからないのが最大のメリット。はじめは多少大変かもしれませんが、一度取り入れてしまえば、そこまで労力をかけずに継続できるはず。自店の人材採用に力を入れたいと考えている人は、この機会に活用してみてはいかがでしょうか。

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