春採用で学生バイトを集める！　卒業・進学シーズンにアルバイト採用を成功させる３つのポイント

2018-02-13 11:07:13.0 人材採用コラム求人・採用

1．募集開始のベストタイミングは？
2．学生が惹かれる条件は？
3．求人広告と応募対応のポイントは？

卒業・進学シーズンである3月、4月は、飲食店にとって学生アルバイトが入れ替わる大切な時期。そこで今回は、アルバイトスタッフを採用する際のポイントについてご紹介。早めに準備を進めて、しっかりと人材を確保していきたいですね。

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1．募集開始のベストタイミングは？

一口に春といっても、採用ターゲットによってベストなタイミングは微妙に異なります。進路がすでに決まっている高校3年生は、新生活が始まる前の2月や3月からアルバイトを始めたいと思っている人が多いです。時間に余裕があるこの時期からアルバイトに慣れておいて、新生活に備えたいと考えているようです。

一方、大学や専門学校などに在学中の学生については、新年度の時間割やサークルなどの予定が決まった後、5月くらいからアルバイトを探す人が多いです。GWが忙しい店舗も、その後の時期であれば比較的落ち着いて採用活動やスタッフ教育を進めることができるのではないでしょうか。

また、主婦（夫）も5月ごろにアルバイトを探しはじめる人が多いです。3月から4月にかけては子供の進学や新学期開始で忙しい時期なので、5月になってようやくアルバイトを探そうと思う人が増えてくるようです。このように採用ターゲットによってアルバイトを探しをはじめる時期が異なるため、自店舗が必要とするターゲットに合わせて求人広告を出すといいでしょう。

2．学生が惹かれる条件は？

春は多くの学生がアルバイトを探す時期なので、学生にとって魅力がありそうな勤務条件について考えてみましょう。学生は授業やサークル活動などの合間にアルバイトをすることになります。また、これらの予定は必ずしも毎週決まった時間に行われるわけではなく、長期休暇やテストなどによって変更することもあります。時間帯がシフト制で固定されているアルバイトより、月ごとや週ごとに選べる希望制のほうが好まれるでしょう。

髪形や服装の制限が少ない職場も人気があるようです。お店の雰囲気や客層を考慮して違和感がないようであれば、ある程度の自由を認めることで他店に差が付く可能性は高くなるでしょう。

学生は土曜日や日曜日など学校の予定が無い日に働きたい一方、平日に比べて極端に土日が忙しいようだと、土日に働くことを避ける人もいるようです。その場合は、土日は平日より時給を上げるなど、土日に働くメリットを用意してあげると土日のシフトも確保できます。

飲食店ならではのメリットとしては、まかないや食事補助も重要です。1日一定時間以上働いたら1食無料、または割引をするといった制度は、特に1人暮らしの学生には魅力的に感じられるようです。また、厨房スタッフの練習の場や自店舗の商品の味を確認してもらう機会にもなるでしょう。お店側のメリットにもつながる制度なので、前向きに取り入れることを検討してはいかがでしょうか。

3．求人広告と応募対応のポイントは？

募集をかける際のポイントを紹介します。求人広告には勤務条件を具体的に記載しておく必要があります。研修期間が何週間・何ヶ月なのか、研修期間中に時給変更はあるか、交通費の上限額など、特に金銭に関わることはしっかりと記載しておくことが大切です。面接のときに説明してもよいのですが、そこで説明が漏れてしまうと入社した後のトラブルにもつながります。求人広告に記載した上で、面接時にも口頭で説明するという2段構えにすると安心でしょう。アルバイト雇用とはいえども、きちんと雇用契約書を作成しておくこともおすすめです。

また、求人広告を出して応募があった場合、その対応は可能な限りスピーディーに行いましょう。特に電話で問い合わせがあった場合は、採用担当者以外の人でも対応ができるようにしておくことが大切です。売り手市場のこのご時世、求職者はいくつもの候補の中から職場を選ぶため、対応が遅い店は求職者から敬遠されるためです。また、面接日の前日にはリマインドメールを送っておくと、丁寧な印象を与えることができそうです。

今回は春の採用活動についてのポイントを紹介しました。希望に合ったアルバイトを採用できるように、今回紹介したポイントを参考にして採用活動に取り組んでみてください！

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