【未経験で飲食店をはじめるなら要チェック】キッチンカーのメリット＆デメリットとは？
2023年04月11日 フランチャイズ開業の基礎知識
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「飲食店の開業をしたい」と考えたとき、選択肢として加えたいのがキッチンカーでの開業。固定店舗で飲食店をはじめるのと比べ、少ない費用で開業できること以外にもメリットがあります。そこで今回はデメリットなども含めて、キッチンカー出店に関する基本をご紹介！
そもそもキッチンカーの定義は？どんな場所に出店できる？
キッチンカーとは調理設備を備えた車両のこと。車内で調理した出来立ての料理をその場で販売できます。一般的に提供されているメニューは、丼物、カレー、麺料理、焼き鳥、たこ焼き、クレープのほか、アジアンフード、イタリアン、フレンチまでさまざまです。
キッチンカーでの開業に必要なのは「食品衛生責任者」の資格と、保健所への「営業許可申請」。これに加え、営業する地域や販売する商品によって必要な資格や許可証が増える場合があるので、事前に調べておきましょう。一般的な出店場所は以下の通りです。
■イベント会場
音楽フェスをはじめとした大きな集客が見込める各種イベント会場。近頃は食にフィーチャーしたフードフェスも多く、キッチンカーで売上を伸ばすチャンスが増えているとも言えます。
■商業施設
スーパー、ホームセンター、ショッピングモールなどの出入り口や駐車場でも見かけることが多いキッチンカー。商業施設内の飲食店とバッティングしなければ大きな需要が期待できるスポットです。
■ビジネス街
ターゲットはランチタイムの会社員。限られた飲食店しかないビジネス街では特に大きな集客が見込めます。会社のお昼休憩は11時半から13時半頃までの間に集中しており、短い時間で一気に収益を上げることができるかもしれません。
キッチンカーの出店には許可が必要なことがほとんどなので、事前に確認してから準備を進めるようにしましょう。
キッチンカーで開業するメリットとは？
■初期費用・固定費を抑えることができる
固定店舗で飲食店を開業する場合は、どれだけ費用を削ったとしても1,000万円から2,000万円ほどが必要と言われています。対してキッチンカーは150万円から400万円ほどで開業が可能。固定店舗の家賃に比べてキッチンカーは駐車場代、ガソリン代、車検程度で住むので固定費も抑えることができるのです。
■準備期間が短い
開業場所がその後の経営を左右する店舗型の飲食店の場合、物件探しに時間がかかることがほとんど。納得いく物件を見つけるまでに1年かかったというケースも少なくありません。キッチンカーの場合は車両の準備と、各種許可証の取得が済めば1〜2ヶ月で営業をスタートできます。
■攻めの営業ができる
お客さまを待つだけでなく、日ごとに場所を変えて出店できるので、人が多そうな場所を選ぶ攻めの営業が可能。出店場所によってメニューを変えるなど、さまざまな戦略を試すことができるのもポイントでしょう。
キッチンカーのデメリットも要チェック！
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■出店場所の確保が難しい
人が集まる場所には競合のキッチンカーも集まります。出店権は激戦になることもあり、常にキッチンカーの募集状況をキャッチしておくことが必要になるでしょう。
■衛生管理は実店舗以上にご注意を
販売窓口から外気が入り、冷蔵庫も車載用しか使用できないキッチンカーは、固定店舗に比べて食品の劣化を防ぎにくい環境と言えます。衛生管理には細心の注意を払わなくてはいけません。
■車内のレイアウト変更が難しい
車両の形状によってレイアウトがほぼ決まってしまうキッチンカー。稼働をはじめてからの修正や変更が難しく、調理導線により効率が悪くなってしまう場合があります。そのため、事前にシミュレーションをしておくことが大切です。
デメリットを補うのがフランチャイズ契約
いくら未経験者にも向いているキッチンカーの開業でも、デメリットを知ってしまうと尻込みしてしまう方がいるかもしれません。そこでお勧めしたいのが、フランチャイズ契約をしてキッチンカーで開業することです。
加盟料やロイヤリティなどの負担はあるものの、出店場所の確保や集客についてのサポートがあるほか、フランチャイズ本部に蓄積されたノウハウから、衛生管理の手法、キッチンカーの外装や内装についてのアドバイスも期待できるでしょう。
キッチンカーのオーナーを募集しているフランチャイズ本部はたくさんあります。チャレンジしてみたいという場合は、まずはいろいろな情報を集めることからはじめて、自分に合ったフランチャイズ本部を探してみてはいかがでしょうか。
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