【飲食店のフランチャイズを比較するなら】絶対にチェックしたい4つのポイント!
2023年11月17日 フランチャイズ開業の基礎知識
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「飲食店を開業したい」とお考えの方におすすめしたいのが、フランチャイズブランドの比較。飲食店に関するさまざまなノウハウが公開されているため、資料を読むだけでも経営についての知識が自然と身につくはずです。
大切なのは押さえておくべき情報をしっかりと理解すること。そこで今回は、飲食店を開業した後で後悔しないために、絶対に抑えておきたい4つのポイントを説明します!
ポイント1:「初期費用」開業するまでにいくらかかる?
フランチャイズで飲食店を開業する場合、まず発生するのが「初期費用」です。一般的なフランチャイズでの開業にあたり、支払いが必要になる初期費用の詳細は下記のようになっています。
・フランチャイズ本部に支払う加盟金や保証金
・店舗に関する費用(賃料や店内外の工事費用など)
・研修費
・広告宣伝費
・求人費用
初期費用の値段は低ければ良いというわけではなく、支払う金額に何が含まれているのかをしっかりと把握することが大切。値段に惑わされることなく、まずはしっかりと情報を整理してみると良さそうです。
ポイント2:「営業利益」実際に手元に残るお金はいくら?
「営業利益」とは、売上高から原価や人件費、光熱費、その他店舗運営のためにかかる費用を引いた、手元に残るお金のことです。
フランチャイズの場合、営業利益を公表している会社がほとんどなので、しっかりチェックしておきましょう。
名の知れたフランチャイズだと「営業利益も安定しているのではないか」と考えがちですが、知名度と営業利益は比例するとは限りません。自分の目でしっかりと数字を確認しておくことが重要です。
ポイント3:「月商」加盟店は月どれくらい売り上げている?

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「月商」とは、事業におけるその月の総売上高を指します。興味のあるフランチャイズブランドで加盟店がどれくらいの月商を達成しているかは、確認すべき重要なことのひとつです。
ただ、注意しなくてはいけないのが、月商は原価や経費などを引く前の金額だということ。そのため、純粋な利益とは言えません。仮に月商が高い場合でも、そこから引かれる家賃や原価の割合が大きいケースもあります。
とはいえ、実際の店舗運営のイメージを掴むためには月商は大切な情報のひとつ。ポイント2で解説した営業利益とあわせて、細かく事前シミュレーションしておくと良いでしょう。
ポイント4:「投資回収期間」初期費用はいつ回収できる?
店のオープンまでにかかった初期費用を店舗経営の利益で回収できるまでの期間を「投資回収期間」といいます。
フランチャイズのブランドが公表しているのは、設定した初期費用と収益モデルから投資回収期間を算出した数字。あくまで収益モデルから算出したものですので、必ずしもこの通りに回収できるケースばかりではないことは、頭に入れておきましょう。
とはいえ、どれくらいで初期費用を回収できるかを知っておけば、ビジネスプランを立てやすくなるのはもちろん、開業後のモチベーションにもつながるはずです。
比較検討して、自分に合ったフランチャイズを選ぶ!
今回は、フランチャイズを比較する際に押さえておきたいポイントを解説しました。紹介した4つ以外にも「経営の自由度はどれくらいあるのか」「未経験でも店舗経営ができる研修が充実しているのか」など、個々の希望に沿っているかの確認も大切です。
まずは、気になるフランチャイズ本部から資料を取り寄せて、情報収集、比較検討から始めてみてはいかがでしょうか。
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