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飲食店の火事、1番の原因は「火元の放置」。火災の広がりを防ぐ防火区画って?

飲食店の火事、1番の原因は「火元の放置」。火災の広がりを防ぐ防火区画って?

Photo by iStock.com/gpointstudio


近年、飲食店から出火する火災が増えています。その多くは厨房における火元の放置が原因です。延焼すると、近隣を巻き込み大きな火災に発展することもあり、「うっかり」では済まされません。自店からの出火と大型火災をどのように防げばよいのでしょう。今回は、「防火区画」や防火対策のポイント、初期消火の方法など防災知識をご紹介します。

飲食店の火災原因は?

東京都における飲食店からの火災件数は、全体が減少しているにも関わらず、年々増えています。飲食店の火災原因は、東京消防庁「過去5年間(平成 24 ~28 年)の 飲食店出火原因割合」によると次のようになります。

・調理中に火元を放置する、忘れる(30%)
・電気機器の接触部過熱(8%)
・火のついた油等が吸いこまれる(8%)
・接炎する(6%)
・電線が短絡する(5%)

なお、厨房ガス器具が火元となる場合、「調理中の放置」は50%にも上ります。また、排気ダクト内に溜まった油脂等に火がつき、ダクトを通じて厨房から建物内に延焼拡大する例が目立つそうです。

厨房からの火災拡大を防ぐには「防火区画」が有効

ここで、延焼を防ぐため建築基準法で定められている「防火区画」についてご紹介します。防火区画とは、建物内で出火したのち、火災が急激に拡大することを防ぐ区画のこと。準耐火建築物と耐火建築物に設定するよう定められています。防火区画は、耐火構造で作られた壁や床によって区切られ、ダクトなどの開口部や配管に火炎の貫通を防ぐ処理をしなければなりません。防火区画には次の3種類があります。

・面積区画
水平方向に広い場合、火災の発生に気付くのが遅くなります。そのため、100~3000平方メートル(建築物の構造や用途などによって異なる)ごとに防火区画を設けます。

・竪穴区画
階段やエレベーターなど、縦方向に開口した部分(竪穴)は「煙突化現象」により煙や火炎を上方向に伝えてしまいます。そのため、3層以上の竪穴を防火区画によって囲います。

・異種用途区画
飲食店と事務所、物販店舗など、複数の業種が入るテナントビルなどに設けられます。他の区域への被害を最小限に留めるために防火区画を設けます。

防火対策4つのポイント

防火対策4つのポイント

Photo by iStock.com/Shinyfamily

1、放置しない(従業員意識の徹底)
飲食店からの火災でもっとも多いのが、調理中に火を使っているものを放置するか、忘れてしまう「うっかり」です。これには、スタッフ全員が防火意識を徹底することが最も重要です。研修などをしっかり行ってください。

2、厨房設備の点検、清掃
厨房設備が汚れていると、火が燃え移る恐れがあります。とくに天蓋、グリス除去装置の油脂汚れなどに注意。また、コンセントなど電気機器が接続している部分に埃が溜まっていると出火の原因になることがあります。

3、厨房設備の安全装置の取り付け
調理中に油や食材などが過熱され高温になると出火する恐れがあります。フライヤーなどに調理油過熱防止装置、オーブンなどに温度上昇自動停止装置を設置しましょう。

4、可燃物を置かない
調理器具の近くには可燃物を置かないよう、すっきりと整理整頓をしましょう。

火事が起きたらどうする?

万が一、厨房で出火が起こったらすぐに消防署に電話をすること。そして、慌てずに消火活動をしましょう。揚げ物など調理油を使っている際に出火した場合、次の点に気を付け消火しましょう。

・油に水をかけない。
・消化器を使う場合、鍋に勢いよく放射しない。

どちらも油が飛び散り、火が燃え広がることを防ぐためです。また消火器は離れた位置から放射し、少しずつ近付きながら、油面を覆うように消火しましょう。

いかがでしたか?まずはスタッフ全員が防火意識を持ち、「火を使っている間は目を離さない」ことが重要ですね。火事を起こさないよう、ぜひ上記を参考にしてください。


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