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飲食店の新業態、デリバリーサービスに特化したクラウドキッチンの「店舗を持たない」という強み

2020年8月5日(2020年8月6日更新)

飲食店の新業態、デリバリーサービスに特化したクラウドキッチンの「店舗を持たない」という強み"

画像素材:PIXTA


新型コロナによって飲食店の経営が苦境に立たされる中、これまで以上に注目されているのが、実店舗としての機能を持たない「クラウドキッチン」。デリバリーサービスに特化した飲食店業態として、「ウィズコロナ」時代を生き抜く新しいビジネスモデルのひとつになると考えられています。そこで今回は、知っているようで知らないクラウドキッチンの概要から、メリットやデメリット、話題の店舗までご紹介します。


改めて、クラウドキッチンとは?

クラウドキッチンとは、テーブルや椅子、飲食スペースや接客スタッフなどを排した、実店舗のないデリバリー専業の飲食店業態。「Uber Eats」などのデリバリー専門サービスと提携してオンライン注文を受け付け、デリバリー業者によって料理を配達します。このような仕組みを利用するレストランをゴーストキッチン、バーチャルキッチンともいいます。

しかしながら、運営会社が提供するキッチンスペースそのものや、開業や営業、販促などをサポートするサービスを指すこともあり、その定義はやや曖昧。施設のスタイルも、各店舗がそれぞれの契約キッチンを利用するタイプや、ひとつのキッチンをシェアして使うタイプ、すでに営業している飲食店の空き時間を間借りするタイプなど、様々な形があります。

最短で即日出店できることも

本来、飲食店を開業するにあたっては、保証金や内装費、厨房設備の準備など多額のコストがかかります。その点、すでに厨房設備が整っているクラウドキッチンを利用すれば、開業資金を抑えることが可能。開業のハードルが低くなり、新規開店や複数店の展開にもチャレンジしやすくなります。条件が合えば、即日出店できるケースも少なくありません。しかも飲食スペースがないため、人件費や光熱費などのランニングコストも大幅にカットできます。また、クラウドキッチンの運営会社が事務や販促サポートまで対応してくれるケースなら、スタッフは調理に集中することができ、効率的な業務が図れます。また、現在のコロナ禍においては「非対面型サービス」に高い需要があるため、新しい客層を取り込むことも期待できます。

デメリットは、デリバリー業者に委託するため、配達費用がかかること。配達手数料が料理価格の40%にのぼる業者もあり、商品の価格帯を上げる必要があります。また場合によっては、食材などの収納スペースが限られてしまうこともあるでしょう。
飲食店の新業態、デリバリーサービスに特化したクラウドキッチンの「店舗を持たない」という強み

画像素材:PIXTA


今話題のクラウドキッチン3選

ここまでは、クラウドキッチンの魅力や注意点についてご紹介しました。続いてはオリジナリティあふれるゴーストレストランが入居する、最新クラウドキッチンを紹介します。料金システムや販促などのサポートサービスを中心にみていきましょう。

■『Kitchen BASE(キッチンベース)』
2019年にスタートした、複数のシェフやオーナーが入居するシェア型のクラウドキッチン。「コミュニティを紡ぐ」をモットーにした『Kitchen BASE』では、フードアドバイザーやシェフ同士の交流が活発に行われています。調理設備や収納スペース、販売促進のサポートなどが揃い、初期登録料に加えて費用は月額制です。デリバリーは「Uber Eats」や「出前館」など外部のデリバリープラットフォームを活用し、運営側がすべて手配。デリバリーで料理を提供する場合、直接的に顧客の反応を得るのは難しいことですが、Kitchen BASEでは、デリバリー注文で得たデータを独自解析。その結果をスタッフにフィードバックすることで、メニュー作りや料理の構成までサポートします。

■『OUR KITCHEN(アワーキッチン)』
2020年6月にオープンしたばかりの『OUR KITCHEN』は、都心の立地にこだわりがある、シェア型のクラウドキッチンです。開業時に加盟金があり、キッチン利用料は月額制。デリバリーサイトとの契約、会計や手数料計算、広告・販促などのサポートもあります。デリバリーは当面、Uber Eats等の大手サービスを活用していくものの、将来的にはオリジナル配送システムの構築も視野に。配送料ゼロを目指しているそう。ガラス張りのキッチンスタジオもあり、シェフが調理する様子を動画にして配信するなど、作り手の姿が見える工夫もほどこされています。

■『& Kitchen(アンド キッチン)』
「大人のフードコート」をイメージした『& Kitchen』は、今年5月オープン。ひとつのキッチンを共同で利用するシステムです。初期費用、家賃、光熱費いずれも無料で、キッチンスペースと厨房設備を提供。Webサイトや広告、SNSなどの販促も無料で行ってます。利用料は月額制ではなく、売り上げの30~50%を支払う形を採用。なお『& Kitchen』はクラウドキッチンだけでなく、テイクアウトやイートインにも対応しています。 新型コロナにより大打撃を受けた飲食業界ですが、こうした新しい業態が急成長しているのも事実。飲食体験の多様性に応える新しいビジネスモデルとして、今後ますます目が離せません。

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