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マスク必須のニューノーマル時代、飲食店の厨房における熱中症対策は?

2021年6月18日(2021年6月24日更新)

マスク必須のニューノーマル時代、飲食店の厨房における熱中症対策は?"

画像素材:PIXTA


飲食店の厨房は、調理で火や水を使うため必然的に高温多湿になり、熱中症のリスクが高まります。それに加えてマスクの着用が必須となった今、これまで以上に厨房での熱中症対策が必要です。今回は、熱中症の仕組みとリスク要因から対策を考えます。
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熱中症が起こる仕組み

熱中症とは、高温多湿の環境に長くいることで、急にめまいや発熱があったり、意識不明になったり、ひどいときには死に至る病気です。身体の中の水分や塩分のバランスが崩れ、体の調整機能が正常に働かなくなることによって引き起こされます。体温の調節機能がうまく働かないと体内に熱がこもり、体温が異常に上昇するためです。ジメジメとして汗をかきづらいときも、熱中症のリスクはじゅうぶんにあります。

厨房での作業が熱中症を引き起こしやすいのはなぜ?

環境省によると、熱中症の生じやすい環境は「高温・多湿で、発熱体から放射される赤外線による熱(輻射熱)があり、無風な状態」とされています。

■厨房の環境
厨房では調理をするため強い火力を使い、洗い場や煮炊きで水を大量に使うので、まさに「高温多湿」の環境となります。また、オーブンを使うと「輻射熱」が生じ、さらに体温を上げることに。

■服装による理由
コックコートなどの厨房着は、火傷などを防ぐため、耐熱性が高く厚い生地でできています。そのため、通気性が悪く熱がこもりやすくなります。

厨房でできる5つの熱中症対策

1.室温はできるだけ下げ、空気の流れをつくる
冷房などで25度以下に下げられるのがベストですが、コンロなど火力の近くは高温になります。スポットクーラーを使う、サーキュレーターや扇風機で空気を攪拌するなどの工夫をしましょう。

2.保冷材を利用する
身体の熱を冷ますために、保冷材をあてます。仕事中は、保冷材をくるんだバンダナを首にまくと良いでしょう。そのほか服を脱がずに効果的に身体を冷やせる場所は、こめかみ、手首、ひじの裏側です。服の中で効果的なのは、わきの下、足の付け根です。

3.コックコートの着方を工夫する
適宜休憩をとって、コックコートの前を開けて通気をよくし身体を冷やすようにします。しかしピーク時は休憩をとることができません。そこでお勧めなのが、服の中にこもる温かく湿った空気を排出する「空調付き」のコックコート。内蔵されたファンが外気をとりこみ、汗を気化させて身体を冷やしてくれるという優れものです。ファンを10分稼働させると、温度差は-4.2℃、湿度は-36%に(メーカー調べ)。着用時の重さもさほど気になりません。

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4.作業中の工夫
厨房内での作業中はこまめに水分と塩分を取ることが大切です。オープンキッチンの場合は客席からの死角を見付けておくと良いでしょう。また、汗はできるだけこまめに拭くようにします。

5.仕事前にこころがけること
朝は軽く脱水状態になっているので、朝食は必ずとりましょう。無理な場合でも野菜ジュースやスープなど水分と塩分が取れるものを口にしてください。睡眠はしっかりとりましょう。

マスク必須のニューノーマル時代、飲食店の厨房における熱中症対策は?

画像素材:PIXTA


こんな症状に注意!熱中症かどうかを判断する目安

熱中症を引き起こすと、次のような症状があらわれます。万が一の場合にも早い段階で気が付けるよう、目安を知っておきましょう。

Ⅰ度(軽度)
・めまい・失神(立ちくらみ)
・筋肉痛・筋肉の硬直
・大量の汗

Ⅱ度(中度)
・頭痛・吐き気・嘔吐など
・筋肉痛・筋肉の硬直
・体がぐったりする、力が入らない。「熱疲労」と呼ばれる状態に

Ⅲ度(重度)
・意識障害、けいれん、手足の運動障害
・呼びかけや刺激への反応がおかしい、ガクガクと引きつけがある
・高体温
・身体を触ると熱いという感触がある

熱中症が疑われる場合の対応は?

普段から対策をとっているつもりでも、体調や環境などの変化によっては、防ぎきれない可能性もゼロではありません。目安となる症状が見られた場合はもちろん、少しでもおかしいと感じたら、すぐに以下のような対応を図りましょう。

1.応急処置を行う
・冷房の利いた部屋に移す
・水分や塩分を取らせる
・コックコートなど厨房着の前を開ける、脱がせるなどして身体の熱を放散させる
・保冷材などで、首、足の付け根、脇の下を冷やす

2.救急車を呼ぶ
次のようなときは救急車を呼びましょう。
・呼びかけに対する返事がおかしいなど意識障害をおこしている
・自力で水分を飲めない
・症状が回復しない、など

重要なのは、普段から従業員の間で熱中症対策を共有しておくこと。水分を取る、調子が悪かったら休憩をとるといったことを徹底したうえで、応急処置の方法など、万が一のケースに備えた行動を予習しておくと安心です。

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