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秋を感じるようになると、温かい料理の需要が増えていきます。そこで秋からのメニュー作りに「蒸し料理」はいかがでしょう。夏の疲れた体にやさしく、食欲をそそるヘルシーな蒸し料理を作るせいろやスチーマーなど、蒸し料理器具の使い方や、メニュー開発のアイデアをご紹介します。
■蒸し料理のレパートリーが広がる「せいろ」
杉や竹を編んでできたせいろは、使う前によく濡らし、鍋などでお湯を沸かし、その上にセット。肉など脂の出る食材を蒸すには底にクッキングペーパーなどを敷きます。隙間から蒸気が入り食材にゆっくりと火を通すので、料理がふっくらジューシーに仕上がります。また良い具合に蒸気が逃げるので、余分な水分で食材がべちゃっとするのが少ないのもポイントの一つです。ただし、洗うのに手がかかり、よく乾かさないとカビるなど手間がかかるというデメリットもあります。小さなせいろは、そのまま提供してもおしゃれです。
中国製 中華セイロ 身
中国製 中華セイロ 蓋
■安定感があってメンテもしやすい鍋型の蒸し器
利用頻度の高い飲食店で重宝している蒸し器です。長い時間、蒸す料理に最適です。底が安定しているため、茶わん蒸しなど容器に入った料理を蒸すのにぴったりです。アルマイト製のものは軽く、ステンレス製のものは錆びにくく、お手入れも簡単というメリットがあります。蒸気が逃げにくいので、蓋の内側にふきんを被せて水分を吸収するようにします。
アルマイト ゆうげ紀行
桃印18-0丸型蒸器
■電子レンジで手軽に調理できるスチーマー
食材を入れてレンジで加熱するだけのスチーマーのメリットは、何といっても調理の手軽さ。ほかの調理と並行してできるので、個人の飲食店など厨房の人数が少ない場合におすすめの調理器具です。ただし、熱を均一に届かせることは難しいため、食材の配置の仕方などの工夫が必要です。
シリコンスチーマー デュエ
レンジワン スチーマー
薄切り肉とキャベツや白菜など葉物野菜を重ねて蒸すと、肉のうまみがじっくり野菜に染み込みます。また、にんじん、キャベツ、ブロッコリなどの野菜と鶏肉や豚肉を合わせた彩り豊かな「蒸しせいろ」をそのまま提供するのもお洒落です。オリジナルのつけだれやソースでシンプルかつ深みのあるメニューができます。卓上コンロを使ってテーブル上で蒸すメニューも良いでしょう。
超耐熱φ128蒸しセイロ白木塗(蓋) 772919
超耐熱φ128蒸しセイロ白木塗(親) 772920
■蒸した根野菜を生かしたメニュー
火の通りづらい根菜を蒸すと、野菜そのものが持っている味や風味を引き出します。たとえば、秋が旬のカボチャやサツマイモ、ジャガイモを使った蒸し料理はいかがでしょう。バターやスパイス、レモンなどと相性が良く、組み合わせるとオリジナルなメニューができます。大きな野菜を蒸すには、鍋型の蒸し器が便利です。
桃印18-0角型蒸器
■前菜や締めにお手軽メニュー
お酒のお供やメイン料理の前に提供するのに手軽な蒸し料理はぴったりです。あさりの酒蒸しや秋鮭の蒸し煮など、魚介類と調味料やスパイスを合わせてぱぱっと蒸すのにシリコンスチーマーが活躍します。
シリコンスチーマー クアトロ 59624 レタスグリーン
点心や茶わん蒸し以外にも、多くの料理ができる蒸し器。この秋、温かくヘルシーなメニューを作るのにきっとお役に立てるでしょう!
飲食店ドットコム 厨房備品ECでは、蒸し器・セイロやシリコン調理道具など、飲食店専門の料理道具、カトラリー用品、食器・皿・グラスなどを多数取り揃えています。
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蒸し料理の魅力とは
蒸し料理といえば、まず点心や茶わん蒸しが思い浮かびます。それだけでなく、野菜や肉、魚をふっくらジューシーに蒸し上げることができるので、素材を生かしたオリジナルメニューを開発することができます。油を使わずに調理できるため、カロリーを控えたヘルシーメニューも。また、煮たり茹でたりすると水溶性のビタミンなどの栄養素が溶け出てしまいますが、蒸し料理なら美味しさも栄養もしっかり閉じ込めることができるのです。せいろ、蒸し器、スチーマー……蒸し道具の種類と使い方
蒸し器にはさまざまな種類がありますが、ここでは主な蒸し器を3つご紹介します。■蒸し料理のレパートリーが広がる「せいろ」
杉や竹を編んでできたせいろは、使う前によく濡らし、鍋などでお湯を沸かし、その上にセット。肉など脂の出る食材を蒸すには底にクッキングペーパーなどを敷きます。隙間から蒸気が入り食材にゆっくりと火を通すので、料理がふっくらジューシーに仕上がります。また良い具合に蒸気が逃げるので、余分な水分で食材がべちゃっとするのが少ないのもポイントの一つです。ただし、洗うのに手がかかり、よく乾かさないとカビるなど手間がかかるというデメリットもあります。小さなせいろは、そのまま提供してもおしゃれです。
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利用頻度の高い飲食店で重宝している蒸し器です。長い時間、蒸す料理に最適です。底が安定しているため、茶わん蒸しなど容器に入った料理を蒸すのにぴったりです。アルマイト製のものは軽く、ステンレス製のものは錆びにくく、お手入れも簡単というメリットがあります。蒸気が逃げにくいので、蓋の内側にふきんを被せて水分を吸収するようにします。
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食材を入れてレンジで加熱するだけのスチーマーのメリットは、何といっても調理の手軽さ。ほかの調理と並行してできるので、個人の飲食店など厨房の人数が少ない場合におすすめの調理器具です。ただし、熱を均一に届かせることは難しいため、食材の配置の仕方などの工夫が必要です。
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蒸し料理のアイデアとヒント
点心や茶わん蒸しなどの蒸し料理の定番メニューのほかに、「蒸し器使った新しいメニュー」を生み出したい、そんなときに役立つヒントをご紹介します。 ■彩り豊かな肉と野菜の蒸し物薄切り肉とキャベツや白菜など葉物野菜を重ねて蒸すと、肉のうまみがじっくり野菜に染み込みます。また、にんじん、キャベツ、ブロッコリなどの野菜と鶏肉や豚肉を合わせた彩り豊かな「蒸しせいろ」をそのまま提供するのもお洒落です。オリジナルのつけだれやソースでシンプルかつ深みのあるメニューができます。卓上コンロを使ってテーブル上で蒸すメニューも良いでしょう。
超耐熱φ128蒸しセイロ白木塗(蓋) 772919
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■蒸した根野菜を生かしたメニュー
火の通りづらい根菜を蒸すと、野菜そのものが持っている味や風味を引き出します。たとえば、秋が旬のカボチャやサツマイモ、ジャガイモを使った蒸し料理はいかがでしょう。バターやスパイス、レモンなどと相性が良く、組み合わせるとオリジナルなメニューができます。大きな野菜を蒸すには、鍋型の蒸し器が便利です。
桃印18-0角型蒸器
■前菜や締めにお手軽メニュー
お酒のお供やメイン料理の前に提供するのに手軽な蒸し料理はぴったりです。あさりの酒蒸しや秋鮭の蒸し煮など、魚介類と調味料やスパイスを合わせてぱぱっと蒸すのにシリコンスチーマーが活躍します。
シリコンスチーマー クアトロ 59624 レタスグリーン
点心や茶わん蒸し以外にも、多くの料理ができる蒸し器。この秋、温かくヘルシーなメニューを作るのにきっとお役に立てるでしょう!
飲食店ドットコム 厨房備品ECでは、蒸し器・セイロやシリコン調理道具など、飲食店専門の料理道具、カトラリー用品、食器・皿・グラスなどを多数取り揃えています。
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