
画像素材:PIXTA
これから温かい料理が好まれる季節がやってきます。熱いものを調理したり、提供するために耐熱性の皿や容器が必要となりますが、オーブン対応、電子レンジ対応の製品の違いをご存じでしょうか。今回は、オーブン対応と電子レンジ対応の違いや、オーブンで使えるさまざまな耐熱性のある皿や容器などをご紹介します。
もし、対応していない製品をオーブンで使った場合は、加熱中にひびが入ったり割れたり、絵付けの部分が破損するなど危険が生じます。
一方、対応していない製品で電子レンジを使うと、たとえばプラスチック製のものは溶けたり、金属製品は火花が散り火事につながるおそれがあります。とても危険ですので、容器を加熱する際は使う調理機器に対応しているか必ず確認するようにしましょう。その見分け方は、基本的に耐熱温度や素材です。
なお、オーブンと電子レンジ、どちらも対応している製品がありますが、その場合は表記されているので必ず確認しましょう。
■オーブン対応の皿・器の条件
内部まで熱が通るよう加熱するため、300℃以上の耐熱温度が必要です。素材は、耐熱ガラス、耐熱陶器、金属容器、アルミホイルです。なお、直火不可の表記がある場合、コンロなど直火で使わないようにしましょう。
■電子レンジ対応の皿・器の条件
耐熱温度は140℃以上で、電磁波が通る素材が求められます。対応している素材は、耐熱ガラス、電子レンジ対応陶器、シリコン容器、耐熱プラスチックです。とくに金属製のものは電子レンジの故障や大きな事故につながりかねないので注意してください。
オーブン料理で使う皿や容器は、料理や食材によってタイプを選びましょう。底の平らな皿は、汁気が少なく均一に火を通す料理に向いています。また、深さのある容器は、汁気の多い料理に向いています。オーブン料理は、調理後、熱々のままテーブルに提供する場合があるので、テーブルまでの運びやすさや、見た目のおしゃれさも選ぶポイントの一つです。
・グラタン皿
オーバルや丸形、長方形などさまざまな形があります。浅いタイプのオーバル型が一般的ですが、丸い形もおしゃれでよく使われています。サーブのしやすさで選ぶなら、専用の木台や、取っ手があるのもポイントの1つ。またスタッキングができる製品は保管しやすく便利です。
シェーンバルド オーバルグラタン皿 茶 3011-22B RGL26022
シェーンバルド オーバルグラタン皿 専用木台 3011-22用 RMK381
オーブンパル6.5吋グラタン YM00700565
・オーブン皿
長方形や正方形の深い皿や器は、アクアパッツァやラザニア、チキンや野菜のグリルなどさまざまなオーブン料理を調理するのに向いています。オーブンからテーブルまで、そのまま提供するなら、見た目がお洒落で取っ手がついている器を選びましょう。大型の器は、グループ向けのメニューにぴったりです。
レヴォル 長角ディッシュ 635281 RLB2401
レヴォル スクエアベーキングディッシュ13cm 001776 RLB5601
レヴォル 長角ローストディッシュ 614850 RLB1501
・ココット型
小型の丸い容器で、スフレ型ともいいます。卵やチーズ料理のほか、小さなグラタンや蒸しプリンなど、オーブン料理で使われます。ココットの由来どおり蓋つきの器もあります。蓋を開ける楽しみや、見栄えの良さから人気があります。また、オーブン料理だけでなく、デザートやスープ、サラダなどにも使われ、カフェのプレートディッシュに添えてもおしゃれです。
耐熱性陶器 スフレ
レヴォル ココット蓋付 614824 RLB1202
アルキュイジーヌ スフレ皿 833BA00 RAL5001
そのほか肉のグリルなどのオーブン料理で、スキレットもよく使われます。コンロで焼き目をつけたハンバーグなどをスキレットに入れオーブンでじっくり火を通すと、外はカリカリ、中はジューシーに焼きあがります。
鉄鋳物 スキレット
寒い冬が来る前に、新しいオーブン料理をメニューに加えてはいかがでしょうか。その際はかならずオーブン対応の製品を選んでくださいね!
飲食店ドットコム 厨房備品ECでは、耐熱食器など、飲食店専門の料理道具、カトラリー用品、食器・皿・グラスなどを多数取り揃えています。
<関連記事>秋からの新メニューに蒸し料理を。道具とメニュー開発のヒントを解説
<関連記事>寒い時期の人気メニュー「ホットアルコール」。秋から冬の飲食店集客対策におすすめ
オーブン対応と電子レンジ対応の耐熱性容器の違い
「耐熱性」の皿や容器といっても、オーブンや電子レンジで調理する場合はどちらに対応しているかきちんと確認する必要があります。なぜなら、オーブンと電子レンジは加熱方法が異なるからです。オーブンは熱で内部を高温にして調理します。一方、電子レンジは、マイクロ波という電磁波を発生させ食品を加熱します。もし、対応していない製品をオーブンで使った場合は、加熱中にひびが入ったり割れたり、絵付けの部分が破損するなど危険が生じます。
一方、対応していない製品で電子レンジを使うと、たとえばプラスチック製のものは溶けたり、金属製品は火花が散り火事につながるおそれがあります。とても危険ですので、容器を加熱する際は使う調理機器に対応しているか必ず確認するようにしましょう。その見分け方は、基本的に耐熱温度や素材です。
なお、オーブンと電子レンジ、どちらも対応している製品がありますが、その場合は表記されているので必ず確認しましょう。
■オーブン対応の皿・器の条件
内部まで熱が通るよう加熱するため、300℃以上の耐熱温度が必要です。素材は、耐熱ガラス、耐熱陶器、金属容器、アルミホイルです。なお、直火不可の表記がある場合、コンロなど直火で使わないようにしましょう。
■電子レンジ対応の皿・器の条件
耐熱温度は140℃以上で、電磁波が通る素材が求められます。対応している素材は、耐熱ガラス、電子レンジ対応陶器、シリコン容器、耐熱プラスチックです。とくに金属製のものは電子レンジの故障や大きな事故につながりかねないので注意してください。

画像素材:PIXTA
オーブン対応の耐熱皿・容器
■安定感があってメンテもしやすい鍋型の蒸し器オーブン料理で使う皿や容器は、料理や食材によってタイプを選びましょう。底の平らな皿は、汁気が少なく均一に火を通す料理に向いています。また、深さのある容器は、汁気の多い料理に向いています。オーブン料理は、調理後、熱々のままテーブルに提供する場合があるので、テーブルまでの運びやすさや、見た目のおしゃれさも選ぶポイントの一つです。
・グラタン皿
オーバルや丸形、長方形などさまざまな形があります。浅いタイプのオーバル型が一般的ですが、丸い形もおしゃれでよく使われています。サーブのしやすさで選ぶなら、専用の木台や、取っ手があるのもポイントの1つ。またスタッキングができる製品は保管しやすく便利です。



・オーブン皿
長方形や正方形の深い皿や器は、アクアパッツァやラザニア、チキンや野菜のグリルなどさまざまなオーブン料理を調理するのに向いています。オーブンからテーブルまで、そのまま提供するなら、見た目がお洒落で取っ手がついている器を選びましょう。大型の器は、グループ向けのメニューにぴったりです。



・ココット型
小型の丸い容器で、スフレ型ともいいます。卵やチーズ料理のほか、小さなグラタンや蒸しプリンなど、オーブン料理で使われます。ココットの由来どおり蓋つきの器もあります。蓋を開ける楽しみや、見栄えの良さから人気があります。また、オーブン料理だけでなく、デザートやスープ、サラダなどにも使われ、カフェのプレートディッシュに添えてもおしゃれです。



そのほか肉のグリルなどのオーブン料理で、スキレットもよく使われます。コンロで焼き目をつけたハンバーグなどをスキレットに入れオーブンでじっくり火を通すと、外はカリカリ、中はジューシーに焼きあがります。

寒い冬が来る前に、新しいオーブン料理をメニューに加えてはいかがでしょうか。その際はかならずオーブン対応の製品を選んでくださいね!
飲食店ドットコム 厨房備品ECでは、耐熱食器など、飲食店専門の料理道具、カトラリー用品、食器・皿・グラスなどを多数取り揃えています。
<関連記事>秋からの新メニューに蒸し料理を。道具とメニュー開発のヒントを解説
<関連記事>寒い時期の人気メニュー「ホットアルコール」。秋から冬の飲食店集客対策におすすめ