親子丼の専門店でどれだけ利益が出せるのか?【フランチャイズの成功例】
2023年06月15日 フランチャイズのブランドとは
親子丼の専門店でどれだけ利益が出せるのか?【フランチャイズの成功例】

画像素材:合同会社レオン
個人、もしくはフランチャイズであっても飲食店の開業を考える際には、誰もが「自分の店をオープンして、成功を掴みたい」と思うはずです。
「この業種、この業態で開業すれば必ず成功する!」という方程式があるわけではありませんが、実際にお店を持つ前に、いろいろな業種や業態について知識を増やしておくことは、成功に一歩近づくためにできることのひとつでしょう。
今回は“親子丼”にフィーチャーして、どれくらいの利益が見込めるかなどを見ていきます。デリバリーのみで展開する親子丼のゴーストレストランのフランチャイズについても紹介するので、これから自分の店を開業したいという方はもちろん、すでに自分の店を持っているという方もぜひ注目してみてください。
子どもから高齢者まで!みんなが大好き、国民食“親子丼”
親子丼は、子どもから高齢の方まで幅広い年代に人気があるメニューのひとつです。基本の材料はごくシンプル。鶏肉、卵、玉ねぎ、米と、醤油、砂糖、みりんなどの調味料になります。
代表的な家庭料理のひとつではありますが、シンプルがゆえに、鶏肉の味の染み方、卵の火の通し方などが難しいもの。親子丼を専門店で食べたときのおいしさに感動したという方も多いのではないでしょうか。
シンプルだからこそ、素材の良さが際立ち料理の腕が試される、親子丼はそんな奥深い料理のひとつなのです。
親子丼店を開業するメリットはこれ!
“国民食”とも言える親子丼を提供する店には、幅広い年齢層の客層が見込めそうです。そのほかの、親子丼店を開業するメリットを見ていきましょう。
■食材のロスが出にくい
親子丼の材料や調味料はごくシンプル。だからこそ、あれもこれもと揃える必要がなく、結果的に食材のロスが出にくいことに繋がります。
■設備投資費用を抑えることができる
親子丼店を開業するために必要なものは、極端にいうと鍋、レードル、タッパーの3点のみ。オーブンや特殊な調理器具などは一切必要ありません。
■調理工程がシンプル
鶏肉と出汁の仕込み、玉ねぎのスライス、3分ほどの調理、盛り付けと、親子丼の調理工程はとてもシンプルです。
利益を追求するフランチャイズ「親子丼猪爪」

画像素材:PIXTA
実際に親子丼店を開業した場合、どれくらいの利益が見込めるのでしょうか。なかには、薄利に悩む店もあるといいます。そんななかで、1杯1,500円の親子丼にこだわり、店舗利益が45%にもなるという「親子丼猪爪」を紹介します。
親子丼猪爪は、2019年に恵比寿で誕生した親子丼のゴーストレストランです。ゴーストレストランとは、実店舗を持たないデリバリー専門店を差しています。
丼もののメニューは、デリバリーにとって需要の高いジャンルでありながら、親子丼はライバルが少ないという背景があるそうです。また、親子丼猪爪は、一杯1,500円に拘ることで、食材の高騰や人材の獲得、競合の参入などさまざまなハードルを長い目でクリアし、長く続くブランドを確立。こだわりの鶏肉、卵、米を使った親子丼は多くのファンを獲得しています。
そんな親子丼猪爪とフランチャイズ契約を結ぶと、初期費用は0円で、無料の調理研修も用意されています。もちろん、出店作業や出店後のサポートもあるので、安心して営業を続けることができるのではないでしょうか。
そして、注目したいのが収支構成です。
食材費:11%
包装資材:4%
Uber eats手数料:35%
本部手数料(ロイヤリティ):5%
店舗利益:45%
経済産業省の報告によると、飲食店全体の営業利益率の平均は8.6%となっています。また、目標値は10%〜15%と言われているので、親子丼猪爪はかなり高い利益が出ていると言えるのではないでしょうか。
親子丼で新規開業はもちろん、新規ビジネスの追加も!
今回は親子丼店の開業に着目して、そのメリットや、実際に成功しているブランドを紹介しました。「親子丼猪爪」はゴーストレストランなので、これから新しく自分の店を持ちたいという方はもちろん、すでに店を経営していて、キッチンを使って新しいビジネスに挑戦したいという方にとっても、選択肢のひとつになるはずです。
興味を持ったという方は事前の情報収集はもちろん、実際に本部に問い合わせをするなどして、新しい夢への挑戦を始めてみませんか?
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