
包丁の種類は非常に多く、用途を理解していないと、せっかくの食材が台無しになってしまったり、使用した包丁に刃こぼれが起こってしまったりすることも少なくありません。
そこで、今回は「洋包丁」の細かい種類と特徴、用途をご紹介していきます!
【※和包丁編はこちらからご覧いただけます!】
洋包丁の種類と用途
牛刀
形状:片刃・両刃
刃渡り:180〜360mm
商品例:成平 牛刀 FC-62 18cm
文化包丁
形状:両刃
刃渡り:150〜170mm
商品例:正本ハイパーモリブデン鋼ツバ付文化包丁 (両刃)18cm
三徳包丁
形状:両刃
刃渡り:150〜170mm
商品例:ヘンケルス 三徳包丁 10055-880 (両刃)
洋出刃
形状:両刃
刃渡り:170〜270mm
商品例:藤次郎 洋出刃 F-814 21cm
骨スキ
形状:片刃
刃渡り:120〜180mm
商品例:堺實光 日本鋼 骨スキ角(片刃) 15cm 50018
ガラスキ
形状:片刃
刃渡り:120〜180mm
商品例:正広 本職用日本鋼 ガラスキ 13024 18cm
ペティナイフ
形状:片刃
刃渡り:120〜180mm
商品例:ナリヒラプロ ペティーナイフ FC-751Y 15cmイエロー
パン切包丁
形状:片刃
刃渡り:210〜240mm
商品例:成平 パンスライサー FC-63 21cm
『包丁の刃こぼれを防ぐには?』
最後に、刃こぼれが起こりやすいケースについてご紹介します。事前に知っておくことで刃こぼれを防止することができるので、ぜひお役立てください!
1.刃先端に横からの力を加えない
牛刀、三徳、ペティーナイフ等の刃先端の薄い包丁で、固い物を叩いたり、切る途中で包丁を捻って使用しないようにしましょう。刃先端に横から力が加わった時に、刃こぼれが生じ易いです。
2.骨スキでの叩き切りは極力避ける
骨スキの場合、固い骨等を切るときは、叩き切りを避けましょう。手首の力を利用して押し切るか、包丁がまな板と垂直になるように刃先を食い込ませておき、包丁の峰を叩いて切ると刃こぼれし難いです。
3.冷凍食品を切る際の注意点!
冷凍食品を切るとき、表面が解凍状態でも内部が冷凍状態の場合があります。このような状態の冷凍食品に包丁を入れ、凍った部分に包丁の刃先が食い込んでいるまま手首が反るだけでも、刃こぼれが起こることがあります。包丁は常にまな板に対して垂直に切るように心がけましょう。
いかがでしたか?食材によりマッチした包丁をうまく使い分けていくことで、提供する料理の質を更に上げていけるかもしれませんね。
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