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売却オーナー事例:【有名ラーメン店!】台東区1店舗 株式譲渡案件
2024年07月18日
実際にM&Aでの売却を行ったオーナー事例を、売却支援を行ったM&Aアドバイザーが解説します。
事業内容 | ラーメン店2店舗運営 |
本社所在地 | 東京都 |
年 商 | 約2億円 |
売却目的 | 売却益の獲得 |
オーナー年齢 | 40代前半 |
売却額の投資先 | 新ブランドの立ち上げ、開発 |
■売却を検討していた店舗は東京都内でも有名な「行列のできるラーメン屋」「業績好調」の店舗を売却した理由とは?
売り手オーナー様は、ヒットブランドを作ることに積極的でした。有名店を作った後の多店舗化、事業拡大をする事にはあまり興味をお持ちではありませんでした。 「ブランドを作り、高額で買収する。その売却益を元にまた新しい事業にチャレンジする。」そういったサイクルを作っていくために、売却を希望されていました。
■買手とのスムーズな交渉のコツは「迅速な対応」と「丁寧な説明」
買い手候補との面談時には丁寧な説明と、質問に対する迅速な対応を行うことが交渉で不利な状況を作らず、希望通りの商談を進める為の重要なポイントです。
売り手オーナー様は初めての買い手候補との顔合わせの時に事業についての詳細のお話や、会社の社風、経営計画が明記されている資料をしっかりと準備されており、創業から現在に至るまでの良かったこと、悪かったことを包み隠さずにお話してくださいました。
売り手オーナーが丁寧な対応を続けたことで、買い手候補とのやり取りもスムーズになっていたように感じます。
■事前に考えておくべき大切なポイント「税金」
丁寧な対応を続けていた売り手オーナー様ですが、売買の条件がおおむね合致した後で「売却スキームを変更したい」というお話をされたときだけは、買い手候補にも困惑の色が伺えました。
事業譲渡を前提に進めていたM&A取引でしたが、事業譲渡の場合は売却後に発生する「法人税」が株式譲渡の場合に発生する「譲渡税」に比べて高額になるという点から、事業譲渡ではなく株式譲渡で進めたいという考えに至り、売り手・買い手間での協議となりました。
■M&A後もヒットブランドを作り続けるオーナー
売り手企業様は事業を譲ったのち、新たなブランドづくりに積極的です。 今回の売却益を元手に、知見のあったラーメン事業だけではなく、別業態のブランド開発などにも力を入れており、M&A後に展開した新ブランドの店舗も繁盛店として運営しています。
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