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売却オーナー事例:【高評価イタリアン!】世田谷区1店舗 事業譲渡案件
2024年09月25日
実際にM&Aでの売却を行った事例を、売却支援を行ったM&Aアドバイザーが解説します。
事業内容 | 飲食店経営 |
本社所在地 | 東京都 |
年 商 | 約5千万円 |
売却目的 | 選択と集中 |
オーナー年齢 | 40代前半 |
■売却を検討していた店舗は都内でも有名なイタリアン、店舗を売却した理由とは?
売り手オーナーは、約4年前に前オーナーシェフから店舗を引継ぎ、運営していました。シェフを新たに雇い移転をした矢先にコロナ禍に突入し厳しい運営状況に陥ってしまいました。 本業も忙しくなり店舗運営を切り離し本業に集中するために、売却を希望されていました。
■スムーズな引継ぎのコツは「複数回の従業員面談」
スムーズな店舗引継ぎのポイントは従業員面談と丁寧な引継ぎ対応を行い、なるべくそのままの状態で引継ぐことが重要なポイントです。
買い手候補は従業員の引継ぎを重要なポイントと考えられ、通常よりも多くの時間を従業員とのご面談に充てていました。譲受後の待遇や買い手候補の会社の説明、従業員がどのような考えを持って働かれているかを伺うなど従業員の立場に立ってお話してくださいました。
■事前に考えておくべき大切なポイント「評価・クオリティの維持」
運営の状況が厳しい店舗でしたが高評価を受けていた店舗だけに、従業員や屋号がそのまま引き継げなかった場合、M&Aの話が破談してしまうのではないかと売り手オーナーは不安に思っていました。
料理やサービスのクオリティをそのまま引き継ぐことができなければ、店舗の評価を落とすことにもなり兼ねません。 そうなれば買い手企業が思い描いていたM&A後の運営も難しくなります。 レシピやサービスマニュアルの明文化を行い、できないものはしっかりと口頭で引継ぎを行う。 そうすることで再現性が高まり、店舗の評価とクオリティの維持につながります。
■M&A後も高評価を獲得し続ける
買い手企業様は事業を譲り受けたのち、店舗の売り上げ増加に注力。 自社のマーケティング力を駆使し集客を行い、元々評価の高かった料理もシェフと協力しさらにブラッシュアップしました。 大手口コミサイトで初めて百名店にも選出された事もあり、現在も順調に売り上げを伸ばしています。
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