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飲食店はいつが売り時? どこに相談すべき? 飲食M&Aの疑問をアドバイザーに取材

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2022年01月27日

飲食店はいつが売り時? どこに相談すべき? 飲食M&Aの疑問をアドバイザーに取材

コロナ禍で日々飲食業界の状況が変わっていく中、飲食店のM&A事情も大きく変化。中小企業や個人事業主も気軽に行えるようになり、関心がある人も増えているのではないでしょうか。今回は、飲食店特化型のM&A仲介サービスを行う株式会社ウィット代表取締役・三宅宏通氏に取材。仲介会社を利用するメリットから、昨今の市況、売却のタイミングなど、飲食店M&Aのポイントを伺いました。

――飲食店を売却したいと考える際、仲介会社を利用するメリットはどんなところにあるのでしょうか。

M&Aをサポートしてくれる機関は政府や金融機関、商工会議所などさまざまにありますが、中でもM&A仲介会社は、多様な実績を持っているところが魅力の一つです。また、事業や経営にも精通しているため、売却するかどうか悩んでいる段階でも相談がしやすいという点もありますね。単に売却先を探すだけでなく、売り手の経営状況によって臨機応変に対応できるところが強みといえます。

——さまざまな仲介会社がある中で、選び方にポイントはありますか?

大きく2つの観点があるかと思います。一つは実績が豊富であること。M&Aは売り手と買い手が契約するまでにたくさんのプロセスを踏まなければならないほか、法務や労務についてなど、企業経営の専門的な知識も必要になってきます。また、1件1件異なる事情があり、成約に至るまでにはさまざまな障壁を乗り越えなければなりません。それらを熟知した経験豊富な会社の方が、より的確なアドバイスが受けられると思います。もう一つの観点は、その業界を熟知しているかどうか。事業の特性やその業界のルールを知っていなければ、適した買い手を探すこともできないからです。

さらに選んだ仲介会社の中でも、担当者と相性が合うか、信頼できるかを、しっかりコミュニケーションをとって確かめながら進めていくことが重要です。ホームページだけで判断するのは難しいので、できれば担当者と面談をして、どんな人なのか、どんなところに力を入れて仕事を行っているのかなどをヒアリングし、信頼できると感じる人に依頼するようにするのがおすすめです。

――飲食店を売却する場合、飲食店専門の仲介会社に依頼したほうが良いのでしょうか。

一言で飲食店といっても、業態や立地、個人の技術に依存しているのかチェーンオペレーションなのかなどによって、その店の個性や価値は異なります。必ずしも飲食店専門である必要は無いと思いますが、そういった違いを理解したうえでの相手選定、市況の需給バランスを鑑みた価格の設定は、飲食店を専門にしている仲介会社ならではかと思います。

また、飲食店に限らず、M&Aにおける価格査定は決算書の数字で判断できない部分がたくさんあります。業種特化型の仲介会社であればたくさんの事例をストックしているため、最適な提案ができます。特にコロナ禍で日々状況が変わる今は、業界の最新事情を把握している、業種特化型の仲介会社に相談するのが良いと思います。

――コロナ禍で赤字が続いている飲食店でも、M&Aで売却することは可能でしょうか?

もちろん可能です。譲渡価格を査定する際、基本的なベースになるのは「収益力」ですが、それだけでは事業の価値は決まりません。同じ売上、利益、業態でも、誰に提案するかによって売り手の事業の価値が変わります。

買い手が求めている価値は、例えば、その事業がコンテンツとして面白いかどうか、自分たちの事業と親和性があるかどうかなどが挙げられます。あとは創業年数が長い店舗はブランディングしやすいので、買い手に注目されることも多いですね。たとえ今赤字であっても、事業の伸びしろや歴史、ノウハウがあるなど、ポジティブなポイントを多く抱えている事業は少なくありません。それらをしっかりとプレゼンテーションすることが重要です。

――個人経営の飲食店でもM&Aを行うことは可能なのでしょうか?

こちらも、もちろん可能です。一般的にM&Aといえば大手企業のものだと考える人も多いかもしれませんが、中小企業や個人事業主による事業の売却・買収も増えています。また、私たちのように飲食業界特化型でM&Aをやっている会社は、1店舗からの事業譲渡にも対応しています。

<関連記事>一店舗からでもM&Aは可能。メリットや居抜きとの違い、便利な「M&Aライト」も解説

――飲食店の売却に関心がある場合、どのタイミングで相談するのが良いのでしょうか。

実は、売却に関心が出る前の段階から相談してほしいくらいなんです(笑)。というのも、どの段階で、どういった状態で、どのような金額で売却をしたいかを明確に定めることによって日々の経営、決算書の作り方が異なるからです。そういった戦略を一緒に考え、伴奏するのも仲介会社の仕事の一つと私は考えています。もし売却に関心がおありでしたら、現在の市況を知るところから気軽にご相談いただきたいと思います。

また、私たちが定期的に開催している「飲食・食品事業経営者向けセミナー」では、業界の最新事情や飲食・食品事業のM&Aのポイント、実際にあった事例などもお話ししています。まずはセミナーにご参加いただいて、情報収集を行うところからスタートするのもおすすめです。

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