電話でのお問い合わせ

窓口:株式会社ウィット

03-6452-2190

  1. 飲食M&Aトップ
  2. M&Aマニュアル
  3. 飲食M&Aマガジン一覧
  4. 飲食店のM&A売却にかかる費用はどれくらい? 手数料な...
飲食店M&Aマガジン
  • 売り手

飲食店のM&A売却にかかる費用はどれくらい? 手数料などの内訳と実際の手取り額

LINEで送る
Pocket

2020年03月30日

飲食店のM&A売却にかかる費用はどれくらい? 手数料などの内訳と実際の手取り額 画像素材: PIXTA

飲食店を閉店する際、原状回復費用などが発生しますが、M&Aは原状回復する必要がない上に、のれん代などを含めた譲渡益を得ることができるため、大きなメリットがあります。ただし、売却した金額がすべて手に入るわけではなく、手数料や税金などの取得費用が掛かり、これらを差し引いた金額が手取り額となります。では、具体的にどんな費用がかかるのでしょうか。細かな内訳を見てみましょう。

M&Aにかかる手数料とは?

飲食店がM&Aを行う際、多くの場合手数料がかかります。この手数料とは主に、M&Aをサポートしてくれる仲介会社に支払うものです。M&Aを行う場合、仲介会社を活用することが一般的。依頼することで、専門家が寄り添って相談に乗ってくれるほか、複雑な手続きを代わりに進めてくれるなど、たくさんのメリットがあります。

仲介会社に支払う手数料は、案件によってさまざまです。また、着手金が発生する場合もあれば、完全成功報酬の場合もあり、支払うタイミングも依頼する仲介会社によって変わってきます。

仲介手数料はどんなものがある?

とはいえ、手数料ってどれくらいかかるの? と心配になる人も多いのではないでしょうか。ここからは、仲介会社を利用した場合、どんな金額がかかるのかを詳しく見てみましょう。

仲介会社によって手数料のシステムは異なりますが、例えば、以下のような金額がかかる可能性が考えられます。

・相談料

仲介会社と契約をする前に発生する相談料です。M&Aをした方が良いのか、どうやって進めるのかなどを話します。「そもそもM&Aで良いのか」と考えているときの相談料です。ただし、近年は相談料を無料にしている企業が多くなってきています。

・着手金

契約時に支払う手数料です。買い手候補となりそうな企業にM&Aを提案する資料作成費用や案件発生による人件費がこちらに含まれます。

・月額報酬

M&A仲介の会社に毎月支払う手数料です。コンサルタントが日々活動する人件費です。

・中間報酬

M&Aの契約を締結したときに支払う手数料です。M&Aが成立すると、スケジュールの策定や基本条件などの決定をします。その際に発生する費用です。

・成功報酬

M&Aが最後まで完了した際の手数料です。成功報酬は売却額に左右されるため、一概には言えません。

・デューデリジェンス費用

財務調査費用です。仲介会社によっては、着手金・成功報酬などの手数料に含まれている場合もあります。

手数料はこれらすべてがかかるというわけではなく、企業によっては成功報酬のみだったり、着手金がかからなかったりすることがあり、システムによって変わってきます。仲介会社に依頼する際は、どのようなサービスを行っているのか、どんな料金体系なのかをきちんと把握するようにしましょう。

ちなみに飲食M&Aは完全成功報酬で行っており、初期費用が掛からないシステムを採用しています。

<参考>

飲食M&A フルサポートプラン

飲食店のM&A売却にかかる費用はどれくらい? 手数料などの内訳と実際の手取り額 画像素材: PIXTA

成功報酬の算出根拠「レーマン方式」って?

前述のとおり、仲介会社によってM&Aにかかる手数料はさまざまです。しかしながら、M&Aの業界では、一定のスタンダードが存在しており、その基準を「レーマン方式」と呼んでいます。M&A仲介会社が成功報酬を算出する際に使う計算式のことで、基本的には取引額に一定の比率をかけます。

もっともスタンダードな比率は下記ですが、こちらもまた、仲介会社によって異なる場合があります。また、対象企業の負債比率が高かったり、企業規模が小さい場合などで数値にバラつきが出るため注意が必要です。

<取引額と手数料の比率の例>
・5億円以下:手数料5%
・5億円~10億円:手数料4%
・10億円~50億円:手数料3%
・50億円~100億円:2%
・100億円以上:1%
※取引額ではなく総資産額などで算出される場合もあります。

実際の数値で計算してみると、例えば以下のようになります。

取引額8億円のケースでは……

①5億円(5億円以下の部分)×5%=2500万円
②3億円(5億円~10億円の部分)×4%=1200万円
①+②=3700万円

この場合、成功報酬は3700万円となります。

飲食店のM&Aには税金もかかる

M&Aで店舗を売却した場合、税金がかかります。課税方法はM&Aの方法よって変わります。株式を譲渡した場合は、株式の譲渡所得に対して課税され、店舗だけ、あるいは飲食事業だけを譲渡した場合は事業の譲渡所得に対して課税されます。

<参考記事>
売り手と買い手で異なる飲食店M&Aにかかる税金。所得税や消費税など細かな種類も解説

このように、M&Aを行う場合には、手数料や税金など、出費も多くあります。売却金額だけに気を取られていると、思わぬトラブルを招くことにもなりかねません。また、仲介会社に支払う手数料は会社によって異なるため、料金体系をしっかりと確認することも大切。譲渡条件はもちろんのこと、金額面でも安心、納得できる形で売却できるようにしましょう。

飲食M&A by 飲食店ドットコムでは、飲食事業を売却したい方と、譲り受けたい方の出会いから引継ぎをサポートさせていただきます。

事業の譲渡、売却をご希望の方はお気軽にお問い合わせください。
専門のスタッフが丁寧にご対応させていただきます。

  • 相談無料
  • 秘密厳守

電話でのお問い合わせ

03-6452-2190

受付時間:10-18時(土日祝祭日を除く)
窓口:株式会社ウィット

ページトップへ↑
飲食 M&A は株式会社シンクロ・フード
(証券コード3963)が運営しています