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【M&A実例】創業新幹線、「従業員の幸せを実現させるため」に人気ラーメン店を買収

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2019年10月08日

【M&A実例】創業新幹線、「従業員の幸せを実現させるため」に人気ラーメン店を買収 株式会社創業新幹線 代表取締役社長・藤原 亮氏

飲食店のM&Aは実際にどのように行われているのか? 今回は、2019年5月にM&A(買収)を成功させた株式会社創業新幹線 代表取締役社長・藤原 亮氏を取材。M&Aを行うまでの過程、そして今後のビジョンを聞いた

M&Aで会社を成長させ、従業員の幸せに繋げる

「華人ネットワークを通じ、日本と中国の食文化で世界中を豊かにする」というミッションを掲げ、2009年9月に創業した株式会社創業新幹線。2010年にはFC加盟オーナーの募集代行サービスを開始。また、自社ブランド『ラーメン春樹』を展開するなど事業の幅を広げている。こうした目覚ましい活動を続ける理由を、「自社を成長させ、さらなる展開を目指したいから」と藤原氏は語る。

「経営の中で私たちが目指してきたのは従業員の幸せです。会社が成長している手応えを感じてもらいながら、常に今以上のステージを用意してあげたいと考えてきました。しかし、昨今は物件取得の競争倍率が高く、家賃も高騰しているため新規出店が難しくなってきていたのです」

今後どうやって会社を成長させ、従業員の幸せを実現すればいいのかを考えていたところ、M&Aという手段に思い至ったのだとか。

「現在、飲食業界は後継者不足で、事業の継続に苦しんでいる方が少なくありません。だからこそこうした企業を当社が買収すれば、既存事業に刺激を与えながらさらに成長させることができると考えたのです。また、新しい事業部が生まれれば、従業員に新しいポストを用意することができるという狙いもありました」

同社は今までM&Aを行ったことがなかったため、まずは『ラーメン春樹』の運営経験を活かし、小規模なラーメン店の買収から検討を始めることになったという。

初めてだからこそ、プロに相談することからスタート

M&Aをスムーズに実現するにはどうすればいいかを考え、まずはM&Aの仲介会社のサポートを依頼することに。しかし、初めはなかなかしっくりとくる買収先が見つけられなかったという。

「明確な条件を持って買収先を探しているものの、条件に合わない企業を紹介されたり、詳細な情報を確認するのに金銭が発生したりと、なかなかスムーズに進みませんでした。そんな時にウィットさんと出会い、状況が変わりました。紹介していただける企業の精度が高く、報酬の金額も妥当です。成功報酬だったため、用途がいまいち判然としない料金を支払うこともありません。パートナーとして私たちと同じ視点に立ち、M&Aの意味合いも深く理解してくれていたので、安心感を持ってリレーションを築くことができました」

こうしてM&Aの仲介会社である株式会社ウィットとタッグを組み、買収先となったグッドヌードルイノベーションを紹介され、契約を進めることに。

「企業規模も業態も私たちが当初から望んでいた通りの案件だったので、紹介してもらってすぐに契約を進めました。『鯛塩そば 灯花』や『京紫灯花繚乱』、そして『手もみ中華そば 麦の花』と、人気ブランドを複数持っていたのも魅力的でした」

高いブランド力を持っていたことに加え、「人」の魅力も大きかったと藤原氏は続ける。

「競争が激しいラーメン業界で、複数の人気ブランドを成り立たせるのは、なかなかできることではありません。それでも実現できているのは、グッドヌードルイノベーションの代表・川瀬さんに、ずば抜けた商品開発力があったからだと思います。川瀬さんの力を借りれば、既存業態の『ラーメン春樹』のさらなる発展も必ず実現できるだろうと感じました。そして私たちのリソースを活用すれば、グッドヌードルイノベーションのブランドの魅力ももっと広げていけると思ったのです」

3月にグッドヌードルイノベーションの紹介を受けてから、5月末には株式譲渡が完了。スムーズなやり取りの背景には、M&A仲介会社のウィットの力もあったとのこと。

「M&Aを進めていく中で、その途中にゴールデンウィークを挟んでいましたが、ウィットさんが間に入って調整をしてくれたおかげで難なく進みました。余計なストレスがかからず、純粋に案件だけに集中できたので、ベストなM&Aが実現できたと思っています」

M&Aでさらなるステージへ

グッドヌードルイノベーションを買収して、まだ数カ月である同社。しかし、すでにさまざまな波及効果が生まれているのだとか。

「当初の狙いだった社員の活躍のステージが増えたのはもちろん、既存業態の『ラーメン春樹』のブラッシュアップなどを実現できました。特に大きかったのが、川瀬さんを副社長に迎え入れたことです。商品開発や新ブランドの開発などのクオリティがさらに向上しました。今後、当社発の新たなヒットブランドを確立させる上でも、川瀬さんの力はなくてはならないでしょう。これらのことを考えると、M&Aで掛かった金額は決して高くありません。どれもM&Aをしなければ実現しなかったことばかりですから」

初めてのM&Aでありながら理想的な買収が実現し、今後の事業発展に弾みをつけた創業新幹線。「足元を固めながら、着実で力強い成長を実現していきたい」と藤原氏が語るように、これからも従業員の幸せを最優先に考えつつ、より力強く成長していくに違いない。

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