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M&Aで売れる飲食店の条件とは? 買い手が見るチェックポイントを知ろう

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2021年07月15日

M&Aで売れる飲食店の条件とは? 買い手が見るチェックポイントを知ろう 画像素材:PIXTA

長引くコロナ禍の影響で、飲食店の多くは未だに苦境に立たされています。営業を続けることに不安を抱え、廃業や売却を検討している店舗も少なくありません。では、飲食店をM&Aで売却するためには、どんな条件の店舗が望ましいのでしょうか。 「売れる」とされる条件を、買い手が重視するポイントとともに解説します。

飲食店をM&Aで売却、チェックされるポイントは?

飲食店におけるM&Aの売却価格は、飲食店の時価評価額から負債額を差し引いた「修正純資産法」で算出することが多くあります。ただし、実際に飲食店を買収する際には、よりさまざまな項目をチェックします。項目を大まかに分類すると、以下の6つに分けられるでしょう。

1)売上や債務などの財務状況
2)店舗の内装や設備、立地などのハード面
3)メニューや仕入れ先などの「見えない財産」
4)スタッフのスキルや人間性
5)店のブランド力や評判
6)ビジネスとしての将来性

各項目について、具体的に見ていきましょう。

1)売上や債務などの財務状況

売却価格に大きく関わる項目の一つが「売上や債務などの財務状況」。売上や債務などの金額を数字で評価します。

2)店舗の内装や設備、立地などのハード面

M&Aで店舗を買収する大きなメリットは、売り手の店舗の内装や設備をそのまま使えること。椅子やテーブル、空調やトイレなどの排水設備なども評価対象になります。売却を検討している場合は、故障や破損がないよう日頃からのメンテナンスが重要です。

また、店舗の立地も大きなセールスポイントになり得ます。「駅が近い」「オフィス街にある」という利便性だけでなく、「郊外の店なので大きな駐車場を完備している」という点なども、メリットとして挙げられるでしょう。

M&Aで売れる飲食店の条件とは? 買い手が見るチェックポイントを知ろう 画像素材:PIXTA

3)メニューや仕入れ先などの「見えない財産」

店の看板メニューは売上に直結する要素。具体的な評価をしにくい「見えない財産」ですが、同業種にとっては羨む財産である可能性も。店の強みになっていると感じる項目は、細かく書き出しておくと、買い手から思いがけない評価を得られることも考えられます。

4)スタッフのスキルや人間性

M&Aでは、メニューや店舗だけでなく、スタッフも一緒に引き継いでもらう場合も考えられます。オーナーをサポートする主要メンバーや、メニュー開発に強いスタッフが残っていれば、価値が高くなるでしょう。売却後にスタッフが離れていかないよう、事前に働きやすい環境づくりを行っておくほか、買い手にスタッフの待遇についてしっかりと交渉することも大切です。

5)店のブランド力や評判

100年の歴史を持つ老舗や、口コミサイトで高評価を得ている店舗などは、それだけで高いブランド力を有しています。また、SNSによる情報発信で人気を集めている店も近年は増えており、これも一種の「ブランド力」と言えるでしょう。これらの「ブランド力」を引き継ぐことは、買い手にとってもプラスになります。

6)ビジネスとしての将来性

ビジネスモデルとしての面白みがあれば、将来性を見込んで評価額が高くなることがあります。新しい店舗や事業を買収することで、社内の事業も相乗効果を得られるような「シナジー効果」を狙った買収も考えられるでしょう。

買い手によって重視するポイントは異なる

重視する項目は、買い手によって異なります。仮に同業種の中小企業と、異業種の大企業でどのような店を見るか比較してみましょう。

同業種の中小企業の場合、内装や設備、立地といったハード面や優秀なスタッフが確保できる点を重視することが多いでしょう。メニューや仕入れ先といった「見えない財産」の価値も正しく評価してくれます。一方、業界に詳しいため、条件が悪ければ評価はよりシビアになることも忘れてはいけません。

一方、異業種の大企業で求められるのは、「会社の求めるビジネスに合っているか?」という点でしょう。企業によって何を求めるかは異なりますが、多くの場合、ビジネスとして将来性があるかどうかが、重視するポイントに。店のブランド力や評判も、高い評価になるでしょう。ただし、大企業になるほど必要となる書類や手続きが多くなり、交渉に時間がかかる傾向にあります。

M&Aで飲食店を売却するには、買い手が欲しくなるような魅力をアピールすることが重要です。より良い条件でM&Aを実現できるよう、自店のアピールポイントを見直してみましょう。

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