今すぐできる飲食店のハロウィン対策4選。少しの工夫で集客力アップ!
年々高まるハロウィン人気。経済効果は1,100億円!
10月のイベントといえばご存知ハロウィン。商業施設や飲食店にはジャック・オー・ランタンなどの装飾品が飾られ、街はハロウィン一色になっている。
ここ数年のハロウィン人気は目を見張るものがある。表参道や六本木で開催される仮装パレードには年々多くの若者が参加し、数々のニュースで取り上げられるようになった。また、こうした盛り上がりの影響を受けて経済効果も年々上昇している。2014年には1,100億円もの経済効果をもたらしたようで、これはクリスマスに次ぐ数字だという。
では、なぜこれほどの経済効果をもたらすまでになったのだろうか。調べてみると3つの理由があることがわかった。1つ目は、テーマパークでハロウィンイベントが開催されるようになり、認知度が上がったこと。2つ目は、もともと日本ではコスプレ文化が受け入れられていたので、抵抗なく仮装を楽しむことができたこと。そして3つ目は、季節に応じた行事を大切にする日本の国民性により、イベントが社会現象化したこと。10月31日のハロウィン当日に、仮装した若者が六本木などの繁華街を賑わすのは、もはや毎年の恒例行事となりつつある。
ハロウィン当日まで時間がない! 今からできる対策って?
本日は10月22日。ハロウィン当日まで1週間あまりしか時間がない。そのため、今からハロウィンキャンペーンを行おうとする飲食店にとっては、準備期間もキャンペーン期間も短すぎる。そこでここでは、今からでも出来る簡単なハロウィン対策をご紹介していきたい。ちょっとした工夫で、ハロウィン気分は十分に演出できる。売上向上にも繋がるはずなので、「ハロウィンなんて……」と思っている飲食店 の方もぜひ試してみて欲しい。
オレンジやパプリカを使ったジャック・オー・ランタンで店を彩る
ジャック・オー・ランタンといえば、かぼちゃで作るイメージがある。しかし、最近はほかの野菜や果物を用いてジャック・オー・ランタンを作ることもあるようだ。たとえば、オレンジやグレープフルーツなら、かぼちゃよりも手軽に身をくり抜くことができるし、時間を掛けずにハロウィン気分を演出することができる。こうした小物があるだけで店内の印象も随分変わるので、ぜひ試してみてほしい!
ハロウィンをイメージする色を店内に取り入れよう
飲食店でハロウィンキャンペーンを実施するとなると、派手な装飾をイメージする方も多いはず。こうした装飾を今から施すのは大変だ。なるべく手間を省きながらハロウィンらしい演出をするのが得策と言えるだろう。そこで試してほしいのが、ハロウィンをイメージする色を店内に取り入れること。ハロウィンのイメージカラーといえば黒やオレンジ、そして赤や白といったものがある。たとえばオレンジ色の小型キャンドルをテーブルに置く、メニューボードにオレンジや赤のペンを使用するといった工夫だけで、いつもとは違う雰囲気を演出することが可能だ。
料理の見た目でハロウィン感を演出
今からメニューを開発し、ハロウィン限定のメニューを提供するのは難しい。料理でハロウィン感を演出するなら、盛り付けの工夫を行うのが良いだろう。たとえば、『土間土間』が提供している「ヴァンパイアポテト」は、ケチャップを血痕のようにお皿に垂らすことで吸血鬼らしさを表現。こうした簡単なアイデアでも、ハロウィンらしさを十分に表現できる。
SNSに写真を投稿し、お客様とハロウィンを楽しむ
すでにインスタグラムでは、ハロウィンにちなんだ不気味かつエレガントなお菓子の写真が投稿され話題となっている。ハロウィンなどのイベントごとは、SNS上で話題になりやすい。この流れに便乗し、ハロウィン用に作ったメニューや、オリジナルのジャック・オー・ランタンをSNSにアップしてみよう! 手軽にゲストとの接点が生まれるだけでなく、画像がシェアされ拡散につながれば、お店の認知度アップにも繋がるだろう。
今回ご紹介したハロウィン対策は手軽にできるものばかり。少しの工夫で集客はグッと変わってくるはずなので、まだハロウィン対策を行っていない飲食店の方は、ぜひ試してみてほしい。