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『吉野家』が「出前館」で宅配サービスを開始。都心以外の飲食店も宅配事業の参入が可能に?

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実際にデリバリーした『吉野家』の牛丼大盛(830円)とみそ汁 (110円)。店で食べるよりも少し割高だ

牛丼チェーン『吉野家』が、6月1日より宅配サービスを開始した。運用を始めたのは千葉中央店などの全国8店舗。デリバリー機能を持たない『吉野家』に代わり、注文受付・配達は宅配サイト「出前館」が担う。

仕組みはこうだ。「出前館」に注文が入ると、該当するエリアの店舗、そして配達拠点に連絡が入る。店舗は指定時間までに料理を仕上げ、それを配達スタッフがピックアップして客まで届ける。配達スタッフは、じつは「出前館」と提携する新聞販売店「ASA」の配達員で、空き時間を活用しながら配達に対応するという。

実際に『吉野家 恵比寿駅前店』の宅配サービスを利用したところ、わずか15分ほどで商品が到着、店と変わらぬ味が楽しめた。最低注文価格は1,500円、加えて配達料も300円(今回の注文では無料だった)掛かるが、仕事仲間とのオフィスランチや、ファミリー世帯の夕食重要にも十分に応えられるサービスなのではないだろうか。

シェアリングデリバリーの仕組み

宅配ビジネスも“シェア”の概念が鍵に?

「出前館」が、新聞販売店「ASA」などの配達機能を持つ企業と連携を始めたのは2016年8月。「出前館」に加盟する複数の店舗で、1つのデリバリー拠点をシェアすることから「シェアリングデリバリー」と呼ばれている。「出前館」は今後3年間で、このデリバリー拠点を200カ所増設する予定。それに伴い、『吉野家』の配達エリアも拡大していくそうだ。

飲食店の宅配事業をサポートするサービスといえば、「楽びん!」や「UberEATS」など様々なものがある。いずれも配達エリアの拡大に力を入れており、少しずつ都心以外への配達も可能になりつつある。そうした状況の中で、「出前館」は限られたエリアではあるが、東京以外の場所もすでに配達を可能とし、これまで自前の配達機能がなくて宅配サービスに参入できなかった飲食店からも大きな期待が寄せられている。

『吉野家』のような大手チェーンが参入したことにより、宅配ビジネスにどのような風が吹くか。今後の展開にも注目が集まりそうだ。

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『Foodist Media』編集部

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