飲食店の「インスタ集客」を徹底解説。ウィズコロナ時代に役立つ新機能、続々と！

画像素材：PIXTA

■ステップ③　プロフィールを充実させる
プロアカウントへの切り替えが終わったら、プロフィールを充実させよう。プロフィール画面にある「プロフィールを編集」をタップすることで、プロフィール写真や名前、自己紹介などを編集できる。ユーザーが見たときに、すぐにどんなお店なのかイメージできるプロフィールを意識してほしい。

また、プロフィールには「料理を注文」「ギフトカード」などのアクションボタンを設置することもできる。テイクアウトやデリバリーの注文、ギフトカードの購入へと誘導しやすくなるため、積極的に活用してほしい。以下は、アクションボタンの設置方法だ。

1、プロフィール画面で、「プロフィールを編集」をタップ。さらに、ビジネスの公開情報にある「アクションボタン」を選択
2、追加したい、アクションボタンを選択
3、パートナー企業を選択する。ただし、パートナーを設定していない場合は、パートナー企業サイトの指示に従った設定が必要
4、自分の店舗のリンクを追加したら設定完了

■ステップ④　投稿を始める
ひと通りプロフィールを充実させたら、いよいよ投稿。インスタグラムは、フィードと呼ばれる通常投稿のほかに、ストーリーズ投稿がある。

ストーリーズは24時間経つと消えるので、気軽にシェアできるコンテンツとして人気。ユーザーの目に留まりやすく、リアルタイムな情報を届けるのに向いている。フィードとストーリーズは、それぞれに違った良さがあるので、上手く使い分けることがポイントだ。以下は、それぞれの投稿方法を紹介する。

【フィード投稿】
1、画面下にある「＋」マークを選択
2、保存済みの写真を投稿する場合は、ライブラリまたはギャラリーからシェアする写真を選ぶ
3、投稿する写真を新たに撮影する場合は、「写真」をタップし撮影
4、必要に応じて、フィルターやキャプション、タグ付け、位置情報などを追加し投稿する

【ストーリーズ投稿】
1、画面左上の「ストーリーズ」をタップまたは、フィード画面で右へスライドする
2、画面下部の「○」をタップ（写真）または長押し（動画）し、撮影
3、スマホに保存してある写真を投稿したい場合は、撮影画面の左下にある「□」をタップし、写真を選択
4、必要に応じて文字やスタンプを追加し、左下にあるストーリーズをタップしたら投稿完了だ

画像素材：PIXTA

インスタグラムを使った集客のコツ

インスタグラムを運用しているけど、なかなか集客に結びつかないという飲食店もあるだろう。そこでここからは、インスタグラムを使った集客のコツを紹介していく。

■統一感を意識した投稿
画質が良い写真や動画を投稿するのはもちろんだが、投稿全体の統一感を意識することも大切だ。統一感があるとないとでは、ユーザーの第一印象が大きく異なる。加工方法や色味、撮影の構図を統一するなどし、お店のイメージを伝えられる投稿を目指して欲しい。

■ハッシュタグを効果的に使用
インスタグラムでは、ハッシュタグ（キーワードの初めに「#」が付いたもの）を使った検索で投稿にたどりつくことが多い。そのため、ハッシュタグの使い方次第で、閲覧数が変わってくる。

ハッシュタグを付ける際は、投稿件数の多いものだけでなく、少ないものも組み合わせることでより多くのユーザーに検索してもらえるようになる。最大30個まで追加できるため、想定するユーザー層をイメージしながら適宜追加をしてほしい。

■ストーリーズを有効活用
インスタグラムでは、ストーリーズの投稿を重視しているユーザーも少なくないため、飲食店でも積極的に活用していってほしい。24時間で消えてしまうストーリーズは、本日のおすすめや割引情報など、その日ならではの情報を告知するのに適している。

また、お客とのコミュニケーションの場として活用するのもおすすめだ。お客が店について紹介してくれた投稿をストーリーズでシェアすれば、感謝の気持ちを伝えることができる。

飲食店向けの機能を“無料”で利用できるインスタグラムは、新型コロナウイルスの影響を受け、広告コストなどを削減したいという飲食店にとって強い味方となってくれるはずだ。集客ツールの戦力として、積極的に活用してみてはどうだろうか。