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飲食店に最適な「クラウドファンディング」5選。コロナ禍の資金調達に!

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画像素材:PIXTA

新型コロナウイルスの影響が続く外食業界。こうした状況を打破しようと「クラウドファンディング」を始める飲食店が増えてきている。そこで今回は、飲食店におすすめのクラウドファンディングサービスを徹底比較。クラウドファンディングによる資金調達に興味がある飲食店経営者はぜひ参考にしてほしい。

【注目記事】飲食店のクラウドファンディング成功事例。『SABAR』右田孝宣氏に聞く資金調達の極意

コロナ禍の資金調達に! クラウドファンディングサービス5選

クラウドファンディングとは、インターネットを通じて、不特定多数の人から少しずつ資金を集める仕組みのこと。日本では2011年に始まり、飲食業界でも開業資金の調達などに利用されてきた。

新型コロナウイルスの感染が拡大すると、売上減少に伴う運転資金の調達などに利用するケースが増加。数百万円の支援を受けた事例も少なくなく、資金調達の手法として気になっている方も多いだろう。早速、どのようなサービスがあるのか見ていこう。

■READYFOR(レディーフォー)
「READYFOR」は2011年3月にスタートした、日本で初めてのクラウドファンディングサービス。2020年7月時点で、プロジェクト掲載数14,000件、累計支援金額140億円と、日本最大級の規模を誇っている。

充実したサポート体制が整っているのも特徴で、プロジェクト達成率は約75%だ。掲載手数料は無料で、成功に応じて手数料が発生。プランは、基本的なサービスを揃えた「シンプルプラン」と、専任の担当者が付く「フルサポートプラン」から選択ができる。

・手数料:シンプルプラン12%(運営手数料7%、決済手数料5%)
・フルサポートプラン17%(運営手数料12%、決済手数料5%)
・支援金の振込:支援募集終了日の翌々月10日に振込(早期振込オプションあり)
・公式サイト:READYFOR

画像素材:PIXTA

■CAMPFIRE(キャンプファイヤー)
日本最大級のクラウドファンディングサービスの一つで、飲食店関連のプロジェクトを始め、幅広いジャンルのプロジェクトを掲載している。掲載数は39,000件で、支援総額数は290億円以上。掲載費用はかからず、支援額に対して手数料が発生する形だ。

また「CAMPFIRE」内には、「3rd Table(サードテーブル)」という飲食店の新たな挑戦に特化したクラウドファンディングサービスもある。手数料は「CAMPFIRE」と同じだが、独自の審査基準を設けているのが特徴だ。

・手数料:17%(手数料12%、決済手数料5%)
・支援金の振込:月末締め、翌月末振込(早期振込オプションあり)
・公式サイト:CAMPFIRE

■Makuake(マクアケ)
「Makuake」は、毎月400件以上のプロジェクトが公開されるクラウドファンディングサービス。2020年7月時点のプロジェクト掲載数は約10,000件で、これまでに200億円もの支援が集まっている。

サポーターの属性を把握できる市場分析ツールや、メディア掲載数5,000件以上というPR力の高さも魅力。さらに、伊勢丹や蔦屋書店といった、実店舗での展示や販売が可能なのも強みとなっている。

・手数料:20%(決済手数料5%含む)
・支援金の振込:月末締め、翌々月3営業日目
・公式サイト:Makuake

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サトウカオル

ライター: サトウカオル

グルメ、ライフスタイル、ITとさまざまなジャンルの執筆を経験。現在は、ポップカルチャー系のウェブサイトでグルメ関連の記事を執筆中。趣味は、料理とネットサーフィン。ネットで気になった料理を自分流にアレンジして食べるのが最近のマイブーム。