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値上げしない宣言の『サイゼリヤ』。価格高騰の狭間に揺れるファミリーレストランの現状

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画像素材:PIXTA

急速に進む円安や小麦の供給量不足などによって、10月は値上げラッシュとなった。そんな中、ファミリーレストラン大手の『サイゼリヤ』が10月12日に記者会見を実施。「安くて美味しいものを出すのが使命」として、値上げしないことを宣言した。

消費者にとっては嬉しいところだが、実際の業績やその他のファミリーレストランチェーン大手はどのような状況なのか、詳細を紹介する。

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『サイゼリヤ』が価格維持を貫く、ふたつの理由とは

『サイゼリヤ』は、国内外に約1,500店のイタリア料理店を出店するファミリーレストラン大手。10月12日には決算報告に関する記者会見を行い、2022年8月期決算は売上高1,442億円(前年同月比14.0%増)、当期純利益56億円(同220.6%増)の増収増益を発表した。この会見の冒頭、松谷秀治社長が第一に掲げたのが、「値上げをしない」という方針だ。

国内では円安や、エネルギー高、小麦をはじめとする原材料の高騰で値上げラッシュが続いている。同社でも原材料に占める輸入品の割合は高く、円安が1円進むごとにひと月で1,000万円の経費が増えるという。しかし値上げを実施しない理由として、松谷社長は主に以下のふたつの点を挙げた。

・約500店ある海外店舗で円安による増益効果が見込める
・物価は上昇しているが、(消費者の)給料は上がっていない

同社では店舗や工場での食材ロス削減に取り組むことで、さらなるコスト削減を行い、今後も価格維持に取り組んでいくことを示した。

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