飲食店の「看板」の種類やデザイン、作り方のコツを解説。集客につなげるポイントは?
飲食店の看板にはどんな種類がある?
飲食店の看板は、主に次の4つの種類に分けられる。
■スタンド看板(A型看板)

スタンド看板(A型看板)。画像素材:PIXTA
飲食店の店頭に立てて設置する看板には、黒板が付いていて手書きのメニューをペンで書けるタイプもある。
比較的安価で購入可能なうえ、設置が簡単で閉店時には畳んで店内に片付けられる。ただし、強風で倒れやすいため、荒天の日は設置が難しいこともあるので注意が必要だ。
〈スタンド看板がおすすめの店舗〉
路面店など。店外に設置場所があれば使用できることが多いが、テナントの場合は高さ等が規制される可能性あり。
■ウインドウ看板

ウインドウ看板。画像素材:PIXTA
窓ガラス等に施工する看板。店舗の窓やドアなどにカッティングシートを貼り付けて制作する。店名や営業時間などを掲示できるほか、店内を隠す目隠し効果や、事故の際にガラスを飛散させない効果も期待できる。
〈ウインドウ看板がおすすめの店舗〉
スタンド看板などが設置できない店舗、ガラス張りの店舗。
■壁面看板・袖看板

壁面看板。画像素材:PIXTA

袖看板(内照式タイプ)。画像素材:PIXTA
店舗の壁面に取り付ける看板を壁面看板、建物の壁面や支柱から垂直に突き出させる看板を袖看板という。いずれも、遠くからでも目に留まりやすい。夜間に点灯させたい場合は内照式タイプを選ぼう。
設置には作成費以外に取り付け施工費が発生する。また、屋外広告物法や建築基準法、道路交通法に抵触しないよう注意が必要。
〈壁面看板・袖看板がおすすめの店舗〉
繁華街など、飲食店が密集していて看板の視認性を高めたい地域の店舗。
■ファサード看板

ファサード看板。画像素材:PIXTA
建物の正面や壁面に掲げられる看板。主に入口の上に設置される。表示面の文字を立体的にしたり、ライトで照らしたりすることで視認性を高められる。
〈ファサード看板がおすすめの店舗〉
大きさやデザインを選べるため、設置場所があればあらゆる店舗で使用できる。
