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アップデートした中華で月商1,500万円。吉祥寺『シネンシス』は業界のゲームチェンジャーへ

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株式会社5Cの代表取締役・小野大樹氏

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古民家を改装した落ち着いた空間でクラシカルな中国料理が楽しめる吉祥寺『sinensis(シネンシス)』は、月商1,500万円を売り上げる人気店。“中華業界のリゴレット”を掲げ、世間的な印象と中華業界の内側の両面から改革に挑むオーナー・小野大樹氏の真意を紐解く。

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コンセプトは「温故知新」。“中華業界のリゴレット”を掲げる新星『sinensis』

「変わるもの」と「変わらないもの」。それらをいかに的確に見抜き、サービスや経営に落とし込んでいけるかが、飲食の世界でも大きな鍵を握る。

「ここで目指すのは、中華業界の『CAFE RIGOLETTO(リゴレット)』です。彼らがスパニッシュイタリアンで表現してきた、いつの時代も愛される普遍的なかっこよさを、中華の世界に持ち込みたい」

ちょうど1年前、「温故知新」をコンセプトに掲げオープンした吉祥寺『sinensis(シネンシス)』のオーナー・小野大樹氏は力強くそう語る。

店があるのは『リゴレット』の他、『挽肉と米』と同じ、食に敏感な客層が集まる通り

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トヨタ自動車の営業職を経て飲食の世界に入り、渋谷『月世界』で中国料理の道へ進んだ小野氏。当時、料理長を務めていた進藤浩二シェフ(現『豊栄』オーナーシェフ)に師事し、麻布十番『Napoleon Fish』、広尾『中華香彩 JASMINE』など、ミシュランガイドのビブグルマンを獲得する名店で経験を積んだ後、本格中国料理をカジュアルに楽しめる『Family Restaurant POT』2店(大泉学園/東久留米)を手がけてきた。

3店舗目であり、現在月商1,500万円を売り上げる新ブランド『sinensis』は、古民家をリノベーションしたシックな空間と、洗練されたクラシカルな中国料理をかけ合わせた新しいスタイルをとる。

「当初は、土鍋ごはんを軸にした中華定食店を考えていたのですが、飲食店経営のプロとして知られる黒瀬実寿希さん(ZOT inc.代表取締役)に相談し、自身の経歴や能力値などを棚卸しする中で『よりアッパー層をターゲットにした世界線に挑戦すべきだ』と背中を押されたことが大きな転機になりました。それなら、ハレの日にも、ちょっとしたご褒美にも、日常的にも使える、0.5ランク上のレストランを目指してみよう——と」

こうして、吉祥寺で長年愛され続けるスパニッシュイタリアン『リゴレット』へ敬愛を込めて、その“中華版”を旗印に掲げたのだ。

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山本愛理

ライター: 山本愛理

フリーライター・エディター。WEBを中心に食にまつわる記事を執筆。 昔ながらの喫茶店から星付きレストランまで、美味しいものを通して幸せな時間を提供してくれる人の声と熱を届けるのが好き。空いた時間はもっぱらカフェ巡り。