飲食店融資の常識を覆す。横浜の人気スイーツカフェ『Puella』を成功に導いたある決断
「花と可愛いが咲く体験型ラグジュアリーカフェ」として、2025年12月にオープンするやいなや人気店となった横浜・元町中華街の『花と菓子 Puella(以下、プエラ)』。多くの人を虜にする非日常的な空間とスイーツの裏側には、従来の飲食店経営の常識を覆す「ある決断」があった。多忙な現場を支え、チャンスを確実に掴み取るスピード感あふれる経営の舞台裏に迫る。
3か月でフォロワー1.2万人突破! クマさん×お花が織りなす人気店『プエラ』
横浜の地で2店舗のスイーツブランドを展開する株式会社MareFox(マーレフォックス)。代表取締役の小北晃大氏は、兵庫県出身のスイーツデザイナーだ。かつて大阪・梅田で『Season&Co.(シーズンズアンドコー)』の立ち上げに携わった経験を持ち、2023年には横浜・元町エリアに会員制パフェバー『Constellation.(コンステレーション)』をオープンさせた。
小北氏が手掛ける店舗に共通するテーマは「非日常」だ。
「入口の動線から没入感を出せるように設計しています。一歩中に入れば、日常を忘れてスイーツの世界観に浸れる。そんな空間体験とプロダクトの統合を大切にしているんです」
2025年後半、小北氏は新たな勝負に出た。2号店となる『プエラ』のオープンだ。もともとはOEM受託や催事対応の増加に伴う製造拠点の確保が主目的であったが、確保した物件が観光地に近い好立地だったことから、カフェを併設する形態へと方針転換した。
『プエラ』のコンセプトは、「ガーリー×フラワー×スイーツ×クマさん」。特に可愛さに満ちたアフタヌーンティーは人気で、オープン3か月でInstagramのフォロワー数は12,000人を超えるほど話題を呼んでいる。
設備投資は通るのに、運転資金は難しい。飲食店を悩ませる「審査の壁」と「書類準備」
事業拡大には、相応の資金が必要となる。小北氏はこれまで信用金庫などに頼ってきたが、従来の金融機関とのやり取りには特有のハードルも感じていたという。
「設備投資については、資金使途や回収見込みが明確なので比較的借りやすく、信金も活用しています。でも、運転資金となると話は別です。使途が不明瞭になりがちで審査のハードルが高く、何より事業計画を練り上げるための労力と、融資実行までに時間がかかるのがネックでした」
特に飲食店の現場は、新メニューの開発や店舗オペレーションの整備など、日々の業務に追われている。工事契約や着工前後に一時的な支出が重なる局面で、数週間から1か月も審査結果を待つのは、経営者にとって精神的な負担も大きい。
そんなとき、小北氏がクラウドファンディングサービスの「Makuake」を利用した際に知ったのが01銀行の「01ビジネスローン」だった。
決算書不要、オンライン完結。最短当日借入が叶う「01ビジネスローン」
小北氏が「01ビジネスローン」を選んだ最大の決め手は、圧倒的なスピードと手軽さだ。「01ビジネスローン」の審査基準は、従来の決算書ではなく、銀行口座の入出金データがベースだ。借入可能額は10万円以上1,000万円以内(1万円単位)、借入期間は最大1年に及ぶ。
「一番驚いたのは、決算書の提出がいらないこと。そして手続きがオンラインで完結し、最短当日で借入できるというスピード感です。2025年に『プエラ』を立ち上げた際、工事の支払いなどで一時的に支出が増えるタイミングで活用しました。すぐに資金を確保できるという安心感があれば、経営判断を迷わずに進めることができます」
借入までの流れはシンプルだ。まずは基本情報のみでアカウントを作成し、普段利用している銀行口座の入出金データを連携する。これにより、最短当日に借入可能目安額と金利が表示される。
実際に借入を希望する場合は、本申込を行い、審査および契約手続きを経て、融資を受けることができる。
さらに小北氏は、従来の銀行特有の「システムやUI・UXの古さ」によるストレスがなかったことも高く評価している。
「多くの信金はシステムが古く、Windowsでしか動かないネットバンキングも珍しくありません。私のようにMacを愛用している人にとって、スマホやPCでスマートに完結する『01銀行』のサービスはありがたいですね」
また、毎月のデータ更新によって借入可能目安額や金利が機動的に見直される仕組みも、デジタルバンクならではの特徴だ。
決算書よりも「お店の今の勢い」を。実績がそのまま借入の信頼に
「01銀行」が評価するのは、日々の入出金情報だけではない。01銀行が連携するクラウドファンディングや在庫管理サービスなどの業務支援プラットフォーム(SaaS:クラウド型サービス)からデータの提供を受けて、日々の入出金情報とあわせて、中小事業者の事業活動の実態を把握し、融資審査に活用している。現在連携可能なデータ提供先は数社程度だが、今後は順次、連携先の拡大を予定している。
小北氏は、この評価モデルの可能性について次のように語る。
「『Makuake』での支持や反響など、飲食店が取り組んでいる活動が直接評価につながるのは、非常に現代的で面白いですよね。今後、会計ソフトや在庫管理システムとの連携がさらに深まれば、より精度の高い審査や金利の優遇が期待できるのではないでしょうか」
また、融資実行後には、自社の強みや課題を可視化する「01カルテ」を確認できる。
「現時点では補助的なツールですが、自分たちの経営的数値が客観的にどう評価されているかを知る目安になります。データに基づいたアドバイスが受けられるようになれば、単なる資金調達先を超えた優秀な裏方になってくれるはずです」
「01ビジネスローン」は、お店のこだわりをカタチにするための“縁の下の力持ち”
オープンから約4か月が経過した『プエラ』は、現在もSNSを中心に平日の予約が埋まるほどの盛況を見せている。季節ごとのテーマ設定により、バレンタイン時期の1月、2月には特に大きな需要を獲得した。
小北氏は、同じように多忙な日々を送る飲食店オーナーに向け、こうメッセージを送る。
「資金調達を面倒なものと敬遠して、拡大のチャンスを逃すのはもったいない。特に2店舗目以降の展開や、一時的な運転資金が必要な局面で、『01ビジネスローン』のようなスピード感のあるサービスは強力な味方になります。スピーディーに動けることは、それだけで経営の大きなアドバンテージです」
今後もOEMの拡大やさらなる店舗展開を見据える小北氏。その足元を支えるのは、伝統的な金融機関の安定感と、「01ビジネスローン」のような先進的なサービスのハイブリッドな活用だ。デジタルとクラフトマンシップが融合した新しい飲食店経営の形が、ここ横浜から発信されている。
[提供]01銀行株式会社















