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大阪の焼鳥店『CHIKICHIKI』、コロナ禍で多店舗化を実現させた「仕組み」とは?

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『CHIKICHIKI 天満店』の店長・落合博満さん

大阪市北区堂山町で創業した『吾一』は、武田吾一さんの巧みな火入れによる「ふっくらやわらかい焼鳥」でファンを獲得し、予約困難なほど人気を博すようになった焼鳥の名店だ。2019年、武田さんは満を持して事業拡大へと乗り出した。

まずは同年に『吾一 肥後橋店』をオープン。次に構想を描いたのは、『吾一』の焼鳥をカジュアルに楽しめる新業態『CHIKICHIKI』を立ち上げ、海外出店を視野に入れながら展開していくことだった。そして技術継承やオペレーションなど多店舗展開しやすい仕組みを整えた上で、2021年1月の『CHIKICHIKI 天満店』を皮切りに、8月に中津店、10月に阪神梅田店を出店。着実に店舗数を伸ばしている。

今回は天満店の店長・落合博満さんを取材。快進撃を続ける同店の業態づくりについて聞いた。

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松尾友喜

ライター: 松尾友喜

和歌山の地元情報誌の編集部でパンの特集や連載、商品開発を手掛けるなど、“パン好き編集者”として活動。2018年に独立し、フリーランスのライター・編集者として、パンをはじめ食関連、旅と街歩き、インタビューなど幅広い分野で取材・執筆している。