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飲食店開業における物件選びのコツとは? 最も大切なのは「立地」

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当社シンクロ・フードは、飲食店の出店・運営に関わる様々なWEBサービスを提供しています。不動産情報の提供、飲食店と内装デザイン会社のマッチングサービス、厨房機器の販売、さらに求人サイトの運営まで、幅広い分野で飲食店の皆さまをサポートしてきました。

そんな当社が培ってきた飲食店の出店・運営ノウハウを、ここでは数回に渡ってお届けしていきます。まずは飲食店の出店、特に物件選びのコツについてをご紹介。飲食店専門の物件情報サイト『飲食店.COM 店舗物件探し』の運営を担当する当社社員・荻原健太にインタビュー形式で解説してもらいました。

店舗コンセプトやターゲットの選定こそが、物件選びの重要な鍵になる

━━物件選びのポイントは様々とあるが、最も大切にすべきポイントは?

「一番重要なのは立地です。どのような店舗コンセプトにするのか、どのようなお客様を見込んでいるのか、事業計画をしっかりと練ったうえで、それにマッチする立地を選ぶことが最も大切です。極端な話ですが、立ち食いそば店を出店するのに住宅街を選択しても意味がありません。コンセプトに見合う街はどこなのか、駅に近い方がいいのか、それとも住宅街でも大丈夫なのか、その辺の検討を丁寧に行っていくことが必要です」

━━最近は食べログなどのWEBサービスのおかげで、「行きたいお店に行く」というお客様が増えている。いわゆる目的来店性が高まっていると言えるが、それが物件選びにも影響しているか?

「目的来店が増加傾向にあるのはその通りです。しかし、だからといって人通りの少ない立地でも、WEBサービスに頼れば繁盛店になるかというとそう簡単にはいきません。飲食店が目的来店性を高めるのは数ある集客術のひとつであり、衝動来店をまったく無視して物件選びを行うのはリスクが伴うと言えるでしょう。たとえば立ち食いそば店は、食べログなどのWEBサービスに頼らずとも、人通りが十分見込める立地であれば商売として成り立ちます。逆に完全予約制のフレンチなら、一等立地にこだわる必要はありません。繰り返しになりますが、大切なのは客層を吟味して、それに見合う立地に出店すること。だからこそ、事業計画を慎重に練ることが重要になってくるのです」

━━物件選びにおいて、立地以外に大切なポイントは?

「予算を厳守することですね。ここで言う予算とは、物件取得に掛かる費用というよりは、月々の家賃、共益費、光熱費などを含めた1カ月に掛かる費用のこと。飲食店のランニングコストにおいて大きな割合を占めるのが家賃と人件費です。ランニングコストがどれだけ掛かるかによって営業利益に大きく差が出ますので、この2つの項目は計画を厳守していく必要があります。ほかの部分、たとえば店のコンセプトやメニューなどは、開店後も少しずつ調整していくことが可能です。しかし物件は一度選んでしまったら、そう簡単に変えることができません。少しでも予算をオーバーしたら、その物件は諦めた方が無難ですね」

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良い物件はすぐに借り手が見つかる状況。こまめな物件チェックを!

━━物件を探す方法は色々とあるが、何を利用すればいい?

「まずはインターネットの物件サイトですね。ただ、物件数より出店希望者の方が多いため、良い物件はすぐに借り手が見つかってしまいます。こまめにサイトをチェックすることをおすすめします」

━━インターネット上に出ない良い物件が水面下で取り引きされていると聞くが本当?

「そうですね。地元の不動産会社がWEB広告を使わずに、同じ商店会内、または近隣店舗の追加出店や移転先として次の入居テナントを決めてしまうケースもあります。だからこそ、物件サイトを閲覧しつつも、出店希望地域の不動産会社をまわることも重要となってきます。あと、不動産会社をまわる際は必ず履歴を残すようにしてください。希望エリアや希望家賃を書いた紙を持参し、不動産会社に渡しておくといいかもしれません。不動産会社に訪れたはいいけど、履歴を残さなかったために良い物件が出ても連絡ができない…なんてケースをよく聞きます」

━━不動産会社を選ぶ際の注意点は?

「初めて出店する方は、貸店舗物件を多数扱っている不動産会社を選ぶことをおすすめします。すでに複数店舗を運営されていて物件探しや賃貸契約などに慣れている方は、出店希望エリアの地元不動産会社へ行くと良いでしょう」

━━内見時に注意すべき点は?

「まずは目指すべき業態が営業できるのかチェックする必要があります。重飲食向けなのか、それとも軽飲食向けなのかといった基本はもちろん、ダクトの設置場所などのチェックも必要です。それと、よく見落としがちなのが電気・ガスの容量のチェックです。ここをしっかりと確認しておかないと、設置する予定の厨房機器が使用できなかったなんてことになりかねないので、しっかりと見ておきましょう」

【まとめ】
・物件選びで最も大切なのは立地
・立地を見定めるためにコンセプトやターゲット設定はしっかりと練る必要がある
・物件に掛かる費用(家賃+共益費)は事業計画で決めた額を厳守する

最後に『飲食店.COM 店舗物件探し』のなかで特におすすめの機能を教えてもらったのでご紹介します。

「駅ごとに家賃の相場を調べられる『相場情報を調べよう』という機能が便利です。そのエリアの平均坪単価がわかるほか、近年の家賃動向も確認できます。エリアごとの相場が確認できれば、具体的な出店検討もできるので、まずはこういう機能でイメージを作ってみるのもいいと思います。あとは、店舗コンセプトや資金計画を作るのに役立つ『出店開業チェックシート』というサービスもあるので、こちらも合わせてご利用ください」

物件選びは飲食店出店の大切な第一歩。荻原が話すように物件は一度選ぶと簡単に変更できないので、事業計画をしっかりと練って立地を吟味する必要があると言えそうですね。さて、今回は物件選びのコツについてご紹介いたしました。今後も当社が培ってきた飲食店開業・運営にまつわるノウハウをご紹介していきますのでお楽しみに!

飲食店を開業する際のコンセプトづくり。出店者が押さえておきたい4つのポイント

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