インスタグラムが飲食店の予約サービスを導入予定と発表。新たな集客ツールに!?

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写真共有アプリ「インスタグラム」は3月22日の公式ブログで、飲食店などの店舗に対してユーザーが直接予約できる機能を2017年内に導入する計画を発表した。
インスタグラムには、飲食店などがユーザーに対してプロモーションを行える「ビジネスプロフィール」というツールがある。消費者はこれを介して公式ホームページにアクセスしたり、電話番号・メールアドレスを調べて問い合わせしたりと、気になる店舗にコンタクトを取ることができる。現在、このプロフィールを利用している事業主は800万を突破。また、ユーザー全体の8割が企業アカウントをフォローし、インスタグラム経由でプロモーション情報を得ていると言われている。
インスタグラムは今後ビジネスプロフィールのさらなる機能向上を目指し、企業とユーザーの繋がりをより強くしていく方針。そのひとつとして発表されたのが、今回のビジネスプロフィールから予約を直接受けつける機能だ。
例えば居酒屋の運営者がビジネスプロフィールを作成したとする。お店によって投稿された季節限定コースの写真に興味を持った来店見込客が、他社予約サイトに遷移する手間なく、インスタグラム内で日時やコースを選択して予約を完了することができるのだ。
この機能は年内には導入される見込み。インスタグラムは写真を活用して視覚的にリアルタイム情報を発信できるところに強みがあり、ハッシュタグを活用することで見込客へのリーチも積極的に行える。レストラン専用の予約サービスは数多く存在するが、圧倒的なユーザー数を誇るインスタグラムの予約機能は、使い方次第で集客ツールとして大いに活用できるのではないだろうか。
