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人手不足や売上減少に悩むすべての飲食店へ。その解決策は「LINEミニアプリ」にあり

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「人が足りない」、「売上が伸びない」など、飲食店が抱える悩みはさまざま。しかし「LINEミニアプリ」なら、それらの問題解決が見込める

コロナ禍による生活様式の変化や経済情勢の悪化などによって、飲食店には人手不足や客足の減少など多くの課題がのしかかっている。時短営業をはじめとした飲食店に対する制限は解除されたものの、従来のやり方では思うように利益を確保するのが難しくなったと感じている店舗も多いだろう。

こうした飲食店のさまざまな悩みに応えるソリューションとして紹介したいのが「LINEミニアプリ」だ。導入することで、モバイルオーダー(店内注文)や順番待ち受付など、省人化や業務効率化、売上アップにつながるあらゆる機能を提供できる。

しかも国内の月間利用者数9200万人(2022年6月末)を誇るLINE上で使えるWebアプリケーションなので、普段からLINEを使っている方であれば、新たにアプリをダウンロードする必要はない。お客に「何だか難しそう」、「面倒だからいいや」と敬遠されることなく、「LINEなら使いやすそう」と感じてもらえるのも大きな魅力だ。今回は、アフターコロナに向かう今、飲食店の課題解決にLINEミニアプリが欠かせない理由を紹介していく。

【飲食店の課題①】とにかく従業員が足りない!常態化する人手不足

お客に注文を伺って厨房に伝え、料理を提供しながら空いた食器を下げて…。少ない従業員数ではとても回らないホールの業務。人手不足では現状の打開は厳しい

現在の飲食業界を取り巻く課題として、まず挙げられるのが人手不足だろう。シンクロ・フードのリサーチサービス「飲食店リサーチ」が今年5月末に実施した、「飲食店における従業員や給与に関するアンケート調査」では、67.4%の飲食店が「従業員不足を実感している」と回答。また、直近1か月の求人応募状況についての質問では、求人募集をしていて「充分に応募がある」と回答したのはわずか3.9%だった。

さらに従業員に支払う賃金も上昇中だ。直近1年における、雇用者に支払う賃金の総額の変化を尋ねた質問では、「上がった(40.8%)」との回答が最多に。全国の最低賃金が過去最高額で引き上げられたこともあり、経営の圧迫は否めない。

【解決策①】「モバイルオーダー(店内注文)」なら最小限の従業員数で対応できる

このような人手不足、求職者不足、人件費の上昇といった課題に対し、解決の道筋を描いてくれるのが「LINEミニアプリ」のモバイルオーダー(店内注文)だ。お客は各テーブルに設置された専用のQRコードをスマートフォンで読み込むだけ。ログインなどしなくても、LINE上の注文ページから簡単にメニューをオーダーできる。使い慣れたLINEからオーダーできるので、従業員が使い方を詳しく説明する必要もない。

実際にLINEミニアプリのモバイルオーダー(店内注文)を導入した、都内にある餃子居酒屋では、来店者の80〜90%がモバイルオーダー(店内注文)を利用。その結果、従業員がお客のオーダーを取る手間が省けるなど、業務オペレーションが大幅に効率化された。ホールに配置する従業員を常時1〜2名減らすことができ、人件費の削減にも成功したという。

モバイルオーダー(店内注文)の注文画面。メニュー写真を見ながら直接オーダーできる

■新人従業員へのレクチャーもスムーズ。人材育成しやすい
例えば、新たなホールスタッフを採用した場合、メニューやオーダーの取り方など基本の業務はしっかりと覚えてもらい、時間をかけて指導していく必要がある。しかし店舗にモバイルオーダー(店内注文)を導入すれば、従業員に必ずしもすべてのメニューを記憶してもらう必要はなくなり、比較的早く現場に立ってもらうことができる。つまり新人教育がスムーズになるため、そこにかかる人手や時間のコストを抑えられるというわけだ。ホールに余裕ができれば、「より丁寧な接客」を目指すこともできるだろう。

また、LINEは普段から家族や友人とのやりとりで使えるだけでなく、飲食店によっては業務連絡用にグループを作っている店舗もあり、サービス自体になじみがあるという人も多い。万が一「操作がわからない」というお客がいた場合、新人の従業員でもすぐに説明できる点は魅力だ。

【飲食店の課題②】外食需要の低下で客足戻らず。売上の伸び悩みが深刻に

繰り返すコロナ感染拡大の波で客足は安定せず。ライフスタイルの変容も外食需要低下の大きな要因になっている

人手不足のほかに、飲食店を悩ませている問題といえば、コロナ禍による客足や売上の減少だ。国からの制限が解除され、通常営業ができるようになったとはいえ、感染者数の高止まりや、ライフスタイルの変化により客足が戻らない飲食店も多くみられる。

実際「飲食店リサーチ」が実施した経営状況に関する調査によると、各地で制限が解除された今年4月以降、「2021年同月より売上が上がった」とする回答は60%台まで回復しつつあったが、第7波が到来した7月以降、再び53.9%に下降している。また、直近の課題について聞いた質問では、「コロナが増えてきたことによる、来店客の減少」(東京都/居酒屋・ダイニングバー/1店舗)、「感染者数が急増し、売上が激減。協力金等がないなかで、どのようにして売上を確保していくか」(大阪府/中華/1店舗)といった声が寄せられており、厳しい状況が垣間見える。

飲食店リサーチ「『2022年7月の経営状況』に関するアンケート調査」より。コロナ禍の比較ではあるものの、2021年7月は都市圏に緊急事態宣言やまん延防止等重点措置が出されていた時期。今年は制限がないにもかかわらず、いまだ回復の足は遅い

【解決策②】「モバイルオーダー」で客単価アップ&販路拡大

客足や売上の減少に対してのアプローチにも「LINEミニアプリ」は有効だ。先ほど紹介したモバイルオーダー(店内注文)は、客側が従業員を呼ばずとも気軽にオーダーができるため、追加注文を取りやすいという側面がある。また、管理画面のカスタマイズが容易なので、おすすめメニューをアピールしやすい点も単価アップを見込めるポイントだろう。

従業員は各席までオーダーを取りに行く必要がなくなるので、その分のリソースを別の業務やお客とのコミュニケーションに有効活用できて一石二鳥だ。

さらにお客がモバイルオーダー(店内注文)のQRコードを読み取ると、店側のハンディにLINEのユーザーIDが連携されるため(※1)、従業員はそのお客の来店回数や、よく注文するメニューが一目瞭然。そのため従業員は、個別の接客やセールストークが可能になり、お客一人ひとりに合ったコミュニケーションが取りやすくなる。
(※1)ユーザー許諾の上で連携されます

加えてLINEミニアプリには、店外からのテイクアウト受付が可能な「モバイルオーダー(店外注文)」機能もある。LINEから数タップで注文、決済まで事前に完了でき、その利便性は高い。実際に導入した牛丼チェーンでは、モバイルオーダー限定のキャンペーン告知をLINE公式アカウントやWebサイトで行い、そこからLINEミニアプリへ誘導。ライトユーザーを獲得し、導入初月から半年で注文数が6倍超に成長した。また、従来は電話番号を使ったSMS(ショートメッセージ)で通知していた注文完了や商品できあがりのお知らせを、LINEのサービスメッセージから無料で配信できるように整えたため、配信コストが大幅に削減されたという。テイクアウトの販路を広げ、売上の底上げを図った良い事例だ。

【解決策②】「LINE公式アカウント」との連携でリピーターを獲得

飲食店の売上向上には、新たなファンを作る施策も欠かせないだろう。これについては、同じくLINEの法人向けサービスである「LINE公式アカウント」の併用が効果的だ。LINE公式アカウントを使うことで、企業や店舗が友だち追加してくれたお客に対し、最新情報やクーポンなどを配信できるため、販促面の有用なアプローチができる。

特筆すべきは、友だち全員へ同じ情報を配信できるだけでなく、管理画面からターゲットを絞った配信ができることだ。これにより新規客へのフォローやメッセージ、新メニュー、お得な情報の送付など、お客のニーズに合わせた情報を届けることができ、新たなリピーター獲得への糸口になり得る。

ちなみにLINE公式アカウントの友だち追加は任意ではあるものの、LINEミニアプリのモバイルオーダー(店内注文)をお客が利用する際にスムーズに友だち追加できる仕組みを整えられるため、モバイルオーダー(店内注文)を導入している飲食店ではLINE公式アカウントの友だち数が増加しやすい。実際、先述した都内にある餃子居酒屋では、アカウント開設後1か月で約1,000人の友だちを獲得している。

■デジタル会員証で来店ごとにポイントを付与。再来を促す重要な施策
さらにもう一つ、リピーターになってもらうための工夫として、LINEミニアプリの会員証機能がある。ユーザーはテーブルやレジ前などに設置したQRコードを読み込むだけで、LINE上にデジタル会員証が表示されるのだ。デジタル会員証に対し来店ごとにポイントを付与し、特定のポイントが貯まったら割引クーポンが発行されるなどの機能も実装できるため、お客のリピートやロイヤルティ向上にもつながる。また、紙やプラスチック製の会員証と比べて持参しやすく、紛失しにくいのはもちろん、デジタル化によって限りある資源を守るという点で、SDGsの推進にも貢献できる。

デジタル会員証の画面。バーコードを読み込むことで、POSレジの顧客情報とも連携できる

【飲食店の課題③】混雑時の感染リスクが不安。お客様に安心してお店を利用してほしい

店内の感染防止対策は万全でも、入店待ちが発生した場合はどうしても「密」になりがち。間隔を空けて並んでもらうにも限界が…。

コロナ第7波に伴う自主規制が強まるいま、飲食店がこれまで以上に頭を抱えているのが感染対策の徹底だろう。営業時間の短縮など具体的な制限がないだけに、店舗やお客個人の感染対策意識がますます問われ始めている。そのため、多くの飲食店は基本的な感染防止対策を継続している状況だ。

しかし満席になった場合、入店待ちスペースの混雑だけはどうしても避けられないという店舗は多い。席の間隔を空けることは可能でも、入り口付近に充分な空間がないのだ。特に小さな敷地の人気店であればなおのことだろう。せっかく来てくれたお客に安心して飲食を楽しんでもらうためにも、空間の感染対策は徹底したいところだ。

【解決策③】「順番待ち」で行列による混雑を解消

この課題については、「LINEミニアプリ」の順番待ち受付が解決する。店舗の入り口で順番待ちによる行列が発生している際、お客が店頭でQRコードを読み込めば、手元のLINE上で文字通り「順番待ち」ができるシステムだ。事前呼び出しもしてくれるので、店舗の入り口付近でお客が滞留することもなく、密状態を回避できる。

もちろんこの仕組みは、来店の機会損失防止にもつながる。順番前にLINEでリマインド通知をすれば、キャンセル率がさらに下がる点にも注目したい。万が一、キャンセルして帰ってしまったお客に対しても、順番待ち利用時に取得した(※2)LINEのユーザーIDを通じて、LINE公式アカウントから友だち追加されたユーザーにメッセージを送るなど、アフターフォローが可能だ。
(※2)ユーザーの許諾が必須となります

呼び出しの順番が近づくと、お客のスマホにリマインド通知が届く

顧客体験の充実と来店後のフォローでお客の心を掴む

モバイルオーダーや順番待ちなどの導入により、店舗における顧客体験が充実すれば、お客の満足度も向上する。改めて「外食って楽しい」という思いを抱いてくれるかもしれない。そうしたところにLINE公式アカウントからの新メニューやクーポンなどの情報が届けば、きっとまたお店へ足を運びたくなるはずだ。こうした好循環のサイクルがリピーターの獲得にもつながってくるだろう。

各店舗のニーズや、時勢に合った機能を導入・提供しやすい「LINEミニアプリ」は、先の読めないいまの時代の飲食店に必要不可欠なソリューションといえそうだ。

『LINEミニアプリ』の導入方法や活用事例について、もっと詳しく知りたい方はこちら

[提供] LINE株式会社

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ヤマ 東京都 バー 2店舗以内
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2022年09月13日 12時50分01秒
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ライター: 『飲食店ドットコム ジャーナル』編集部

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