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飲食店での理想の上司は「明石家さんま」。飲食業経験者を対象にアンケート調査

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「理想の上司」1位は明石家さんま! すべての世代から支持

次に、飲食業において、理想の上司像を芸能人・有名人に例えてもらった。1位は明石家さんま、2位は天海祐希、3位はムロツヨシという結果に。特に明石家さんまは、Z世代を含めすべての世代から支持されている。

飲食店ドットコム(株式会社シンクロ・フード)調べ

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選定理由としては、1位の明石家さんまは、「楽しそうだし、注意するのも傷つかないように言ってくれそう」「人をけなしたり否定したりせず、指示を的確にして、困っているときはフォローしてくれそう」「上司である前に人間性が誰に対してもフラットだと思うから」、2位の天海祐希は、「しっかりしている上に優しそう」「気品、気配り、知性が感じられる」「叱る時は叱る、褒める時は褒めるなどメリハリがしっかりしてそうだから」などの声が寄せられた。


3位のムロツヨシ、4位の大泉洋、5位の所ジョージが選ばれた理由には、「明るくてユーモアがある」「楽しくて面白いが、ダメなことはきちんと言ってくれそう」など共通の意見が見られた。職場を盛り上げてくれつつも、大事なことは相手の立場を考えながらきちんと話してくれる、そんな上司が求められているのかもしれない。

飲食業界で働くメリットは「お客様の笑顔」「人とのコミュニケーション」

最後に、飲食業界で働くメリットについて自由回答で聞いた。寄せられたさまざまな声をカテゴリー別に分けて紹介する。

<喜び・やりがい>
・腕を磨きながら目の前でお客様の喜ぶ顔が見れるやりがい
・作ったものを美味しいと食べてくれるところ。それで皆を笑顔にできたら嬉しいので
・美味しかったと言われる事が嬉しい
・人が生きていく上で必須である食事を、より楽しく食べてもらえるという機会に立ち会える
・人を幸せにできる仕事

<人脈・コミュニケーション>
・人脈が広がる事
・沢山の人と出会えること
・お客様も含めて人とのつながりを感じられる
・接客を通してスムーズにコミュニケーションをとることが出来るようになった

<賄い>
・賄いがある所が多いので食費の負担が減らせる、立ち仕事なのである程度体力がつく
・食事にことかかない、ある程度無理なく自分のリズムで働くことができる
・食事代が削減出来る

<ハードルが低い>
・飲食業界は入りやすい
・学歴があまり関係なく仕事ができる
・誰でも挑戦できる

<学び>
・学校では学べない常識が身に付くところ
・働く先輩に対する気遣いや理不尽なお客様と接する事で相手への気遣いがいかに大切かを学べる
・PDCAサイクルの高速化。開発、製造からエンドユーザーまでの流れを全て見られるのは他業界では難しいし、他の業界に移ってもマーケティングなどで活かせる能力が身につくと思う
・マルチタスクスキルが身につく、生きる術や食材の旨みの引き出し方を理解できる
・飲食業は守備範囲も広いので社会科から算数まで勉強する事も多い。勉強次第では人脈形成にもつなげる事ができる

<スキルアップ>
・手に職がつけられる
・調理技術の向上と幅が広がる事。私生活にも役立つ
・技術知識を取得できる

これから活躍が期待されるZ世代の回答もあるため、ぜひ職場環境づくりや人材募集する際の参考にしてほしい。

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上條真由美

ライター: 上條真由美

長野県安曇野市出身。ファッション誌・テレビ情報誌の編集者、求人ライターを経て独立。インタビューしたり執筆したり、平日の昼間にゴロゴロしたりしている。肉食・ビール党・猫背。カフェと落語が好き。