飲食店はメニュー開発の参考に! 2024年母の日を彩る4,000円以下のアフタヌーンティー
今年の母の日は5月12日。お母さんに日頃の感謝の気持ちを伝える少し特別な食事として、アフタヌーンティーを予約する人も多いだろう。
アフタヌーンティーというとホテルのレストランやラウンジで提供されるケースが多いが、今回はカフェやダイニングレストランなどの飲食店で提供される、一人4,000円以下のちょっと気軽なアフタヌーンティーを4つご紹介する。飲食店経営者は、今後のメニュー開発のヒントや、イベントのアイデアなどに役立ててほしい。
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「母の日」に行けるアフタヌーンティー4選
◼︎『アクアリウムダイニング 新宿ライム』(東京都新宿区)
店内に大小さまざまな水槽が散りばめられ、泳ぐ熱帯魚を眺めながら食事ができるアクアリウムダイニングレストラン。
5月7日から登場のアフタヌーンティーは梅雨を彩る紫陽花をイメージしており、紫芋をベースにした紫陽花カップケーキやプリン、ぶどうのトライフルなど全10種が並ぶ。淡いパステルカラーが可憐に咲く紫陽花を彷彿とさせ、これからの季節にぴったりだ。
▼「艶めく紫陽花アフタヌーンティー・飲み放題付」3,500円 ※5月7日~期間限定、ランチの時間帯のみ提供
◼︎『accueil』(東京都渋谷区)
全国パンケーキランキングで1位に輝いたこともあるパティシエが作るパンケーキが看板メニューで、土日は行列ができるほどの人気カフェ。
アフタヌーンティーは全12種とボリュームたっぷり。レモンの酸味の効いたタルトシトロンをはじめ、ゆず・日向夏・ラムネのシャーベット3種盛り、オリエンタル風クスクスなど、たくさんの柑橘類をさまざまなスタイルで味わえる。
▼「シトラスアフタヌーンティー・ワンドリンク付」3,179円(税込) ※5月31日まで
◼︎『アボリータム』(神奈川県横浜市)
横浜名物シウマイでおなじみ『崎陽軒』の本店にあるティーサロン。
英国式の本格的なアフタヌーンティーで、サンドイッチやスコーン、ケーキなどが洋食器の世界ブランド「ノリタケ」の食器で提供される。ワンドリンク付で特に人気なのはアボリータムオリジナルのブレンドティー。毎月メニューが変わり、価格も2,200円とリーズナブルなところも魅力だ。
▼「5月⋆アフタヌーンティーセット」2,200円(税込) ※5月31日まで、数量限定
■『日本茶きみくら本店』(静岡県掛川市)
コンセプトは「日本茶のある豊かな暮らし」。生産量が限られる稀少な煎茶からカジュアルに楽しむお茶まで、様々な種類を提供するお茶専門店。
同店の茶寮にて、日本を代表する茶園の煎茶などを使用した薫り高いスイーツや甘味8種、和のセイボリー(料理)を提供する。四季の移ろいを感じる日本庭園を眺めながら、一級品のお茶と和スイーツの贅沢なペアリングを堪能できる。
▼「日本茶きみくら 季節のアフタヌーンティー」3,900 円 ※2024年5月7日(火)から開始、平日12:00~16:00(2時間制)
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おいしいだけでなく、見た目も華やかで写真映えするアフタヌーンティー。近年では「ヌン活」という言葉が使われるほど人気で、提供する飲食店も増えている。
今回は「母の日にぴったりなアフタヌーンティー」という視点から、いくつかピックアップして紹介した。今後、季節やイベントに合わせた商品・集客策を検討している飲食店は、メニューのアイデアや盛り付けなどを参考にしてみてはいかがだろうか。
