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学芸大学『リ・カーリカ』の新業態『TUTU』。フォカッチャサンド×ワインで坪月商33万円!

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タバッキの代表、堤亮輔氏。現在も時折『TUTU』の厨房に立っている

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2013年に学芸大学で開業した『リ・カーリカ』をはじめ、イタリアンの繁盛店を展開している株式会社タバッキ。同社が7店舗目として2024年10月に『TUTU』をオープンした。テイクアウトもできるフォカッチャサンドを看板に、小皿料理やワインも楽しめる新業態だ。代表の堤亮輔氏が、新たな挑戦について語った。

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成功要因は、地域の“空白”を的確に狙った業態開発

個性的で注目度の高い飲食店が立ち並ぶ学芸大学駅周辺。その駅高架下は再開発プロジェクトにより、2024年の7月から11月にかけてリニューアルし、飲食店やショップ、シェアオフィスなどが軒を連ねている。

堤氏はこのプロジェクトに当初メンターとして携わっていたが、自身で出店する意図はなかったという。

「学芸大学に必要なのはどんな店なのかを考えたところ、この辺りは居酒屋が多い一方で、子連れで利用できる店や気軽に足が運べる店がないと思ったんです。ちょうど、イタリアで見かけたフォカッチャサンドという業態が気になっていたことや、ヨーロッパに多い立ち飲みやテラスのある店をいつかやりたいと考えていたことが重なり、また、周囲からの勧めもあってこの店を開業することにしました」

昼はフォカッチャサンド、夜は小皿料理が主軸だが、どちらのメニューも終日提供しており、ワインは昼から楽しめる。客席はテラス14席に加え、店内は立ち飲みスペースとしてカウンターとハイテーブルを設置。イートインからテイクアウト、カフェやバル利用、しっかりとした食事まで、あらゆるシーンに応える店づくりが特徴だ。

学芸大学駅から徒歩3分。週末の昼には行列ができるほどの人気ぶり(写真提供:タバッキ)

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難波美枝

ライター: 難波美枝

ライター・エディター。プロ向けのフランス料理専門誌の編集部におよそ10年在籍した後、フリーランスに。料理雑誌やワイン専門誌、Webなどで星つきレストランからビストロ、バルまで、幅広く取材。