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学芸大学『GASHIN8』が再始動。「出汁×ワイン」で挑む、協業によるブランド再生の全貌

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『GASHIN8(ガシンエイト)』を運営する株式会社Pine代表の松原幸範氏

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神奈川の人気店『臥薪』の学芸大学店が、2025年10月に『GASHIN8(ガシンエイト)』として生まれ変わった。このリブランディングの歩みに、既存チームの仲間として加わったのが、渋谷の人気ビストロ『HUIT(ユイット)』を運営する株式会社Pineだ。コンセプトとして掲げるのは、従来の和食と『HUIT』の強みである洋の感性を掛け合わせた「鮮魚、出汁、ワイン」。既存ブランドをいかに進化させたのか、店づくりの全貌をPine代表の松原幸範氏に聞いた。

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視認性の高い窓際にテーブル席を新設し、外からでもにぎわいが垣間見えるようにした『GASHIN8』

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グローバルダイニング出身の「かたむすび」×「Pine」がタッグを組みリニューアル

東京・学芸大学駅の東口を出て徒歩1分。多くの飲食店がひしめく一角に、2025年10月1日、新たな灯がともった。店の名は『GASHIN8』。神奈川・湘南エリアを中心に店舗展開する『臥薪』の学芸大学店がリニューアルを遂げた姿だ。

今回のリニューアルにおける最大の特徴は、その運営体制にある。もともとの運営元である株式会社かたむすびとPineがタッグを組み、共に店づくりを進めるという珍しいスタイルをとっているのだ。

「実態としてはかたむすびの運営チームに、我々Pineがジョインしたという感覚に近いです」と松原氏は今回の提携をそう表現する。

厚く削った本枯節とソウダガツオの2種類を使って毎日ひく一番出汁を、南部鉄器からお猪口に注ぎ、お通し代なしでサービス

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きっかけは、松原氏とかたむすび代表・原氏の個人的なつながりだった。両者はかつてグローバルダイニングに在籍していた先輩・後輩の間柄だ。2025年の夏、神奈川エリアへの注力を模索していた原氏と、魚や和食を扱う新業態の出店を計画していた松原氏の意向が合致。話は急速に進展した。

「双方にとってベストな形を協議した結果、今の共同運営に近いスタイルに落ち着きました。毎月の定例ミーティングにはかたむすび側も参加し、メニューやサービスのブラッシュアップを共に行っています」

店名には、既存の認知度が高い『臥薪』の名を残しつつ、Pineが展開する『HUIT(フランス語で8)』の要素である「8」を付加し、『GASHIN8』とした。既存客の信頼をつなぎ止めながら、新しい風を吹き込むための戦略的なネーミングだ。

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中森りほ

ライター: 中森りほ

グルメ系ウェブメディアの編集・ライターを経て2017年よりフリーライター&編集者として活躍。『食べログマガジン』『Web LEON』『Numero.jp』などで、グルメや旅記事を執筆中。